熊本大学医学部の歴史は深く、1896年に創立された「私立熊本医学校」が始まりといわれています。

過去1万人を超える卒業生を輩出しており、医師として全国各地の医療機関で活躍しています。

「自分も憧れの熊本大学医学部に入りたい」

「一度ほかの学部を卒業したけど、やっぱり医学部に入って医師を目指したい」

本コラムでは医学部への再受験を目指す方のために、熊本大学医学部が再受験に寛容かどうかを解説します。

データをもとに寛容といえる理由をまとめていると共に、入試情報や合格するためのポイントも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

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熊本大学医学部は再受験に寛容なのか

結論からお伝えすると、熊本大学医学部は再受験に対して「とても寛容」です。

再受験に対しての寛容度を「とても寛容」「比較的寛容」「厳しい」としてランク付けした場合、熊本大学医学部は一番上の「とても寛容」に入ります。

とても寛容に分類されている国公立大学医学部は、滋賀医科大学や九州大学、島根大学などがありますが、共通している点は「22歳以上の合格率」です。

22歳以上の合格率が10%以上をキープしていれば「とても寛容」と判断できます。

実際に熊本大学医学部も22歳以上の再受験の合格率が10%以上をキープしているため、再受験しやすい大学といえるでしょう。

熊本大学医学部が再受験に寛容といえる理由①

熊本大学医学部が再受験に寛容といえることは理解できましたが、実際に年齢別の合格者数はどの程度いるのでしょうか。

以下では、熊本大学医学部の年齢別の合格者数を表でまとめたので参考にしてみてください。

〇熊本大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H3056名15名17名9名19名
H2932名36名20名10名18名
H2837名31名15名8名26名
H2733名29名25名5名24名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

熊本大学医学部の平成27年から平成30年までの年齢別合格者数は上記の通りです。

現役生や既卒1年目が多いことはもちろんですが、22歳以上の合格者も10名後半から20名台で推移しており、データからも再受験に寛容であることが読み取れます。

熊本大学医学部が再受験に寛容といえる理由②

熊本大学医学部が再受験に寛容といえる理由は、22歳以上の合格者が多いというだけではありません。

22歳以上の受験者数から割り出される合格率が多いことも、再受験に寛容といわれる理由のひとつです。

以下では、熊本大学医学部の22歳以上の受験者数と合格率を表でまとめたので参考にしてみてください。

〇熊本大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H3091名20.9%
H29149名12.1%
H28103名25.2%
H27191名12.6%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

平成27年と平成29年は10%前半とやや低い印象ですが、平成28年は25%台で4人に1人が合格を手にしています。

平成30年の合格率も20%を超えており、再受験を目指している人に寛容であると判断できるでしょう。

熊本大学医学部の入試情報

熊本大学医学部を再受験するにあたり、偏差値や倍率、試験科目などは事前に把握しておくようにしましょう。

以下では、熊本大学医学部の入試情報を表でまとめたので参考にしてみてください。

偏差値65~67.5
倍率(2024年度)・志願倍率:4.97倍
・実質倍率:4.18倍
試験科目(共通テスト)国語100、地理歴史・公民50、数学50、理科100、外国語100【計400】
試験科目(個別学力検査)数学200、理科200、外国語200、面接200【計800】
参考:令和6年度熊本大学一般選抜志願状況
参考:令和6年度 入学試験実施状況表
参考:一般選抜 学生募集要項

熊本大学医学部の偏差値は65~67.5で、難易度としては平均的な位置にあります。

倍率についてもそこまで高いものではなく、志願倍率と実質倍率共に平均的な数値といえるでしょう。

試験科目は共通テストが全部で5科目あり、配点は国語と理科、外国語は各100点、地理歴史・公民と数学が50点です。

どの科目もバランスよく得点を獲得する必要があります。

また、個別学力テストにおいては数学と理科、外国語の3科目ですが配点が各200点と、共通テストより高めです。

さらに面接も加わるため、筆記対策だけではなく面接対策も講じておかなくてはなりません。

熊本大学医学部に再受験で合格するポイント

ここからは、熊本大学医学部の再受験で合格するためのポイントを3つ紹介します。

再受験で合格を手にするためにも、ぜひ実践してみてください。

学力レベルに合った問題集・参考書を選ぶ

熊本大学に限った話ではありませんが、医学部への再受験では相当の学力が必要です。

中には難易度の高い問題集や参考書から勉強を始める方も少なくありません。しかし、自身の学力に見合っていない勉強法は挫折を招きます。

再受験だと焦る気持ちが生じるかもしれませんが、まずは基礎を見直すことが大切です。

自身の現在の学力レベルに合った問題集や参考書からスタートし、徐々にレベルを上げていくことで着実に学力アップにつながります。

まとまった勉強時間を確保する

医学部合格に必要な勉強時間はおよそ5000時間といわれています。

もちろん、5000時間勉強したからといって必ず受かるわけではありません。

しかし、医学部の試験に出題される範囲を網羅しようとしたら、5000時間の勉強が必要だと考えられます。

医学部への再受験を検討しているほとんどの方が日中は仕事をしており、社会人生活と両立しなければなりません。

社会人生活を送りながら5000時間の勉強時間を確保することは難しいですが、実際に両立しながら合格している人がいることも事実です。

休日にまとまった時間を確保する、もしくは予備校に通って効率よく受験対策を行いましょう。

面接対策:現役生にはない経験をアピールする

現役生より不利だと思われがちな医学部再受験ですが、現役生にはない強みがあります。それは再受験に至るまでに得た経験値です。

再受験の場合、多くの方が他学部を卒業し社会に出ていますが、社会人として得た経験は十分なアピールポイントになります。

社会人経験から学んだこと、他学部卒業だからこその視点を活かして面接でアピールしましょう。

熊本大学医学部の再受験まとめ

本コラムでは熊本大学医学部の再受験の寛容性について解説しました。結論からお伝えすると、熊本大学医学部は再受験に対して「とても寛容」です。

22歳以上の合格者数や合格率がほかの大学より高いことから、再受験しやすい大学であると判断できます。

とはいえ、再受験への道のりは決して容易なものではありません。

社会人生活と両立しながら合格を目指すなら予備校通いも検討する必要があるでしょう。

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関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも解説

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