千葉市中央区にキャンパスを構える千葉大学医学部は、創設1874年の深い歴史を誇る国立大学です。

「一度はほかの大学を卒業したけれど、千葉大学で医学の学び直しがしたい」

「医師になる夢を諦めたくない」と、千葉大学医学部に再受験を目指す方のために、本コラムでは再受験に対する寛容性の有無について紹介します。

再受験から合格を目指すポイントについても解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。

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千葉大学医学部は再受験に寛容なのか

千葉大学医学部は、再受験に対して「厳しい」といわれています。

再受験に厳しいと考えられる理由は、22歳以上の合格者数が現役生より大幅に少ないことです。

千葉大学医学部は現役至上主義を謳っているわけではありませんが、22歳以上の合格者数は毎年1桁台とごくわずかです。

再受験者には狭き門が待ち構えていることを覚悟しなければなりません。

関東には国公立大学だけではなく、私立大学医学部も多数あります。志望大学を考え直すか、私立併願も検討してみましょう。

千葉大学医学部が再受験に寛容といえない理由①

千葉大学医学部が再受験に寛容といえない理由のひとつめは「再受験の合格者数が少ないこと」です。

まずは以下の表を見ていきましょう。

〇千葉大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H3068名48名6名0名1名
H2967名42名11名3名2名
H2866名44名9名2名2名
H2778名41名6名1名3名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

18歳の現役生の合格者数は60~70名台と高い数値に対して、22歳以上の合格者数は5名以下です。

平成30年は全体合格者数が123名いるにもかかわらず、22歳以上の合格者数はわずか1名と、割合でいえば1%を下回っています。

このようなデータから、千葉大学医学部は再受験に厳しいハードルを設けていることが読み取れます。

千葉大学医学部が再受験に寛容といえない理由②

千葉大学医学部が再受験に厳しい理由はもうひとつあります。

次に以下のデータを確認していきましょう。

〇千葉大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H3018名5.6%
H2917名11.8%
H2820名10.0%
H2728名10.7%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

22歳以上の受験者数と合格率は上記の通りですが、5~10%台で推移しています。

再受験に寛容かどうかは、再受験者の合格率が10%を超えていることがひとつのボーダーラインとなりますが、千葉大学医学部は合格率が5%台の年もあり、決して寛容であるとはいえません。

千葉大学医学部を本命としている方は、狭き門を突破するために十分な対策を練る必要があります。

千葉大学医学部の入試情報

以下では、千葉大学医学部の2024年の志願倍率と実質倍率を紹介します。

2025年の試験科目も合わせて確認しておきましょう。

倍率(2024年度)【前期】
・志願倍率:3.80倍
・実質倍率:2.64倍
【後期】
・志願倍率:24.73倍
・実質倍率:4.32倍
試験科目(大学入学共通テスト)※前期・後期共通国語100、地歴公民50、数学100、理科100、外国語100、情報25【計475】
試験科目(個別学力検査)数学300、理科300、外国語300、面接100【計1000】
参考:「令和6年度 千葉大学入学者選抜実施状況( 前期日程 )
参考:「令和6年度 千葉大学入学者選抜実施状況( 後期日程 )
参考:「入学者選抜要項

千葉大学医学部の募集人員は前期が80名、後期が15名です。

後期の方が募集人員が少ないため、倍率が高くなる傾向にあります。

また、試験は大学入学共通テストのほか、個別学力検査が行われます。個別学力検査では数学と理科、外国語の3科目でそれぞれ300点と高配点です。

いわゆる「捨て科目」を作らず、どの科目でも高得点を獲得する必要があるでしょう。

千葉大学医学部に再受験で合格するポイント

千葉大学医学部は再受験に寛容ではないため、やみくもに勉強するだけでは十分とはいえません。

以下では、千葉大学医学部に再受験で合格するためのポイントを3つ紹介します。

英語は幅広い出題形式に慣れておく

英語の試験時間は80分で、例年通りであれば大問3題構成の確率が高いでしょう。

内容は全学部共通問題で、長文読解2題と英作文1題の出題傾向が強めです。

長文は毎年テーマが入れ替わりますが、医学部の難易度でいえばごく標準的です。

しかし、空欄を埋める問題や指定の箇所を和訳する問題など、設問形式が幅広いため、十分に慣れておく必要があります。

基本的な参考書や問題集で対策を行うことはもちろん、過去問題も解きながら試験の全体図を掴むようにしましょう。

理科は短い時間でスピーディーに解く

理科は化学・物理・生物から2科目を選択しますが、試験時間が合計100分のため、1科目あたり50分で解く必要があります。

難易度は標準的なものから、医学部試験では難易度が高い問題まで幅広く、時間配分に気を付けなければなりません。

  • 化学:過程を表す計算問題や論述問題
  • 物理:力学と電磁気
  • 生物:実験考察問題

上記の内容は毎年出題される傾向が高いため、苦手であればしっかりと克服しておきましょう。

面接はMMI面接対策を行う

MMI面接とは「マルチプルミニインタビュー」のことで、一般的な面接とは異なります。

千葉大学医学部の面接時間は合計30分あり、7~10分程の面接を3回行います。

それぞれの面接では面接官が1人待機しており、医療関連の質問について自身の考えを述べる面接形式です。

例えば、あるケースに遭遇して自分が医師ならどう行動するかなどを聞かれます。

このような面接の場合は明確な答えがありません。多角的な考えから対処法や治療法を検討するなどの応用力が求められます。

千葉大学医学部の再受験まとめ

今回は千葉大学医学部の再受験について解説しました。

千葉大学医学部は22歳以上の合格者が少なく、再受験から合格を目指すには高いハードルを越えなければなりません。

仕事がある方は仕事終わりに予備校に通うなど、効率的に受験対策を進める必要があるでしょう。

時間的に予備校通いが難しい方は「アガルートメディカル」の活用がおすすめです。

アガルートメディカルはすべての講義をオンラインで受講でき、仕事で忙しい方も自宅学習が可能です。

コーチングでは志望校別の対策もアドバイスしてくれるため、気になる方は問い合わせから始めてみてください。

関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも解説

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