少人数制度の教育体制やチーム医療に欠かせないアセンブリ教育が整った藤田医科大学。

大学創設から50年の節目となる2018年に「藤田保健衛生大学」から「藤田医科大学」に改名した私立大学です。

愛知県豊明市に位置しており、近隣・県外問わず再受験に挑戦しようと考えている方もいるでしょう。

「藤田医科大学は再受験に寛容?」

「再受験に必要なことは?」

そのような疑問を抱えている方向けに、本コラムでは藤田医科大学の再受験について解説します。

合格に近付くための受験のコツも紹介しているので、まずは情報収集から始めてみましょう。

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藤田医科大学医学部は再受験に寛容なのか

藤田医科大学医学部は再受験に「比較的寛容」である傾向が高めです。

再受験に対する寛容性を「とても寛容」「比較的寛容」「厳しい」の3段階にわけた場合、藤田医科大学医学部はほぼ真ん中のレベルに位置すると考えられます。

比較的寛容であるといえる理由は以下で詳しく解説しますが、再受験が集中する22歳以上の合格者数や合格率が多いことです。

志望大学がまだ決まっていない方は、藤田医科大学医学部を選択肢のひとつに入れてもいいかもしれません。

藤田医科大学医学部が再受験に寛容といえる理由①

それではさっそく藤田医科大学医学部が再受験に比較的寛容と判断できる理由を見ていきましょう。

以下は、文部科学省が公表している年齢別の合格者数です。

〇藤田医科大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H3072名143名77名26名21名
H2977名158名84名17名9名
H2886名176名73名22名8名
H2785名113名48名14名24名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

平成27年から平成30年までの年齢別合格者数は上記の通りです。

18歳から20歳までの合格者数が多い一方、21歳以上になるとやや減少傾向が見られます。

再受験者が集中する22歳以上は平成28年と平成29年は10名を下回っていますが、平成27年と平成30年は20名を超えているため、一概に再受験に厳しいとは言い難いでしょう。

総合的に判断して「比較的寛容」と考えられます。

藤田医科大学医学部が再受験に寛容といえる理由②

藤田医科大学が再受験に比較的寛容であるといえる理由はほかにもあります。

次に22歳以上の受験者数と合格率を見ていきましょう。

〇藤田医科大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H30522名4.0%
H29437名2.1%
H28948名0.8%
H27953名2.5%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

平成27年から平成30年までの22歳以上の受験者数と合格率は上記の通りです。

平成28年は0.8%で1%を下回っていますが、ほかの年は2~4%で推移しており、安定した合格者数がいることが窺えます。

再受験に厳しい大学だと、ほとんどの年で1%以下であることも珍しくありません。

安定した合格率を叩き出している藤田医科大学医学部は、比較的寛容であるといえるでしょう。

藤田医科大学医学部の入試情報

以下では藤田医科大学医学部の入試情報を紹介します。

2024年の倍率、2025年の試験科目を解説するため、志望大学に考えている方は参考にしてみてください。

倍率(2024年度)【前期】・志願倍率:23.65倍・実質倍率:6.33倍
【後期】・志願倍率:64.40倍・実質倍率:48.0倍
試験科目(一次試験)外国語200、数学200、理科200【計600】
試験科目(二次試験)面接40点(5段階評価)
参考:2024年度入学試験データ
参考:2025(令和7)年度 学生募集要項 医学部

2024年の志願倍率や実質倍率は上記の通りです。

藤田医科大学医学部が公表しているデータによりますと、入学者の19.2%が3浪以上や再受験者を含む層となっています。

藤田医科大学医学部の一般入試は前期・後期のいずれも一次試験と二次試験が行われます。

一次試験は外国語・数学・理科の3科目。それぞれ配点は200点で、二次試験の面接は5段階評価で判定されます。

藤田医科大学医学部に再受験で合格するポイント

藤田医科大学医学部は再受験に比較的寛容とはいえ油断は禁物です。

ほかの受験生と差を付けるためにも対策を講じる必要があります。

以下では、再受験から合格するためのポイントを解説するので参考にしてみてください。

数学は難問対策を行う

数学は例年通りであれば、大問3問構成です。問題の難易度は標準よりやや難しめと思っておきましょう。

問題をスピーディーに解くことも大切ですが、難しい問題にどう向き合い、説得力のある解答ができるかがポイントとなります。

試験時間は100分と、数学が苦手な方には少々厳しいかもしれません。

演習問題を繰り返しながら、60~70%の得点率を目指しましょう。

理科は時間配分に注意

理科は物理・化学・生物の2科目選択式です。制限時間は120分、1科目あたり60分で解かなくてはなりません。

物理は全問記述式の大問4問構成で、難易度の高い問題も目立つ傾向にあります。

化学の難易度は標準レベルですが問題数が多いうえ、情報処理能力や計算力が求められる点には注意が必要です。

生物は全体的に難易度が高く、リード文やグラフを的確に読み取れる力も問われます。

面接対策:MMI面接に慣れておく

藤田医科大学医学部の面接は個人面接のほか、「MMI面接」が実施されます。

MMI面接とは、面接官から提示された状況に対して、自分がどのように行動するのか説明する面接方式です。

再受験者の場合、現役生より社会経験が豊富であるため、より高いコミュニケーション力や応用力、柔軟性などが厳しく評価されるでしょう。

制限時間は5分ですが、5分を経過すると回答の途中であっても打ち切られてしまいます。

限られた時間の中で理路整然と回答できる力を養っておくことがポイントです。

藤田医科大学医学部の再受験まとめ

本コラムでは、藤田医科大学医学部の再受験について解説しました。

藤田医科大学医学部は、22歳以上の合格者数や合格率が一定のラインであるため、再受験に比較的寛容であると判断できます。

確実な合格を目指すためにも予備校に通って、自分に合った受験対策を立てましょう。

社会人生活との両立が難しく、予備校に通うのを断念している方はオンライン式の予備校がおすすめです。

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