東京都文京区にキャンパスを構える日本医科大学医学部。

1876年に創立し、150年近くの歴史を誇る私立医科大学です。

都心にあって利便性に優れていること、臨床実習を重視していることなど、多数のメリットに魅力を感じ、再受験を考えている方もいるのではないでしょうか。

「日本医科大学医学部に再受験で入るのは難しい?」

「再受験で合格するためにはどんな対策が必要?」

そのような方向けに、本コラムでは日本医科大学医学部の再受験について解説します。

日本医科大学医学部を志望大学としている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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日本医科大学医学部は再受験に寛容なのか

日本医科大学医学部は再受験に「厳しい」といえます。

大学側の寛容性は「合格者数」「合格率」の2つの指標を見て判断できます。

以下の章でデータと共に詳しく解説しますが、日本医科大学医学部はいずれの数値も低い水準で推移している点から、決して寛容であるとはいえません。

再受験を検討している方は志望大学を見直すか、私立併願を考えた方が良いでしょう。

日本医科大学医学部が再受験に寛容といえない理由①

志望大学が再受験に寛容かどうかは、文部科学省が公表している22歳以上の合格者数を見て判断できます。

日本医科大学医学部の合格実績を見ていきましょう。

〇日本医科大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H30105名161名59名19名11名
H2993名157名49名19名14名
H2874名161名49名16名29名
H2765名125名47名20名29名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

合格者数がもっとも多い年代は19歳、次いで現役の18歳です。20歳から21歳と年齢を重ねるごとに合格者は減少傾向が見られます。

特に再受験が集中しやすい22歳以上は、いずれの年も30名以下という結果に。

平成30年のデータを見ると、22歳以上の合格者数は現役生の合格者数の10%程です。

このようなデータから、日本医科大学医学部は再受験に厳しいと判断できます。

日本医科大学医学部が再受験に寛容といえない理由②

日本医科大学医学部が再受験に不寛容である理由はほかにもあります。

次に、日本医科大学医学部の22歳以上の受験者数と合格率を見ていきましょう。

〇日本医科大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H30616名1.8%
H29636名2.2%
H28405名7.2%
H27339名8.6%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

日本医科大学医学部の22歳以上の合格率は最高でも8.6%と、すべての年で10%以下です。

再受験に寛容といえる大学は、22歳以上の合格率が10%以上であることがボーダーラインとなってきます。

合格率が10%以下の日本医科大学医学部は再受験に厳しいと考えられるでしょう。

日本医科大学医学部の入試情報

以下では、日本医科大学医学部の入試情報についてまとめています。

2024年の倍率や2025年の試験科目をチェックして、必要な受験対策を立てていきましょう。

倍率(2024年度)【前期】・志願倍率:28.47倍・実質倍率:10.45倍
【後期】・志願倍率:46.78倍・実質倍率:42.44倍
試験科目(前期・一次試験)外国語300、数学300、理科400【計1000】
試験科目(前期・二次試験)小論文、面接
試験科目(後期・一次試験)外国語300、数学300、理科400【計1000】
試験科目(後期・二次試験)小論文、面接
参考:令和6(2024)年度 日本医科大学入学者選抜情報
参考:2025年度入学者選抜実施要項

日本医科大学医学部の倍率は上記の通りです。

前期の方が募集人員が多い分、後期に比べると倍率は低めです。

また、一般選抜は前期と後期にわかれて実施されます。

いずれも一次試験は筆記、二次試験は小論文と面接が行われるため、筆記のみならず小論文や面接対策も必須となります。

日本医科大学医学部に再受験で合格するポイント

日本医科大学医学部は再受験に厳しいといわれていますが、合格を目指して対策を講じておけば、少しでも合格圏内に近付くことができます。

以下では、日本医科大学医学部に再受験で合格するポイントを3つ紹介します。

数学は難問対策を行う

数学は2019年以降、大問4問構成となっています。

一般的な記述式だけではなく、途中の過程も記述が必要な問題が出題されます。

試験時間は90分で、全体的の難易度はやや高めです。

中でも微分積分の出題率が高く、難問対策を講じておく必要があるでしょう。

ただし、穴埋め問題や前の問題を活用して解く誘導問題は比較的易しめで、ここで得点を稼いでおくと良いかもしれません。

問題のボリュームはやや多く、時間配分にも注意が必要です。

英語は基礎から固める

日本医科大学の英語は出題傾向が一定しておらず、幅広い問題に対応できるようにしておく必要があります。

易しめの穴埋め問題から単語や文法力の選択問題、英文和訳や長文読解のほか、英作文など総合的に網羅しておくのがポイントです。

全問記述式で試験時間は90分、英文量や問題のボリュームを考えると、ひとつずつ丁寧に解いている時間はありません。

対策としては基礎の英単語や文法を復習し、応用的な単語や文法をマスターするなど、段階的な知識の習得を目指しましょう。

そのうえで長文問題や英作文を対策しておくことで、幅広い問題にスピーディーに対応できるようになります。

面接:グループ面接対策も必須

面接は個人面接だけではなく、複数の受験生と面接官を交えて行うグループ面接も実施されます。

グループ面接では与えられたテーマについて討論する形式です。

時間は30分程で、過去にはAIと格差のほか、文化の多様性やいじめ問題など、医療分野以外のテーマも出題されています。

個人面接は毎年和やかなムードで行われるため、過度に心配する必要はないでしょう。

再受験者に対しても、医師を目指そうと思った理由や医学部再受験で思うことなど、ほかの大学でも聞かれそうな質問が想定されます。

日本医科大学医学部の再受験まとめ

本コラムでは日本医科大学医学部の再受験について解説しました。

文部科学省が公表している22歳以上の合格者数や合格率のデータから、日本医科大学医学部は再受験に「厳しい」といえます。

日本医科大学医学部への再受験を目指している方は、予備校に通うなどして万全の対策を講じる必要があるでしょう。

ただし、社会人生活を続けながら予備校に通うことは容易ではありません。

予備校に通うのが難しい方はオンライン型の予備校がおすすめです。

「アガルートメディカル」の講義はすべてオンラインで、社会人生活を続けながら受験対策を講じることができます。

また、「志望校に応じた、あなただけの個別対策カリキュラム」を作成。

受験校に合わせて、共通テスト・小論文・面接対策を行うため、医学部合格に向けて最短距離で学習を進めることができます。

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関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも解説

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