大阪府高槻市に拠点を置く大阪医科大学は、大阪薬科大学と2021年に合併。

現在は「大阪医科薬科大学」として、研究と臨床を重視した教育を行っています。

入学直後に早期体験実習を実施しているため、医療現場で働くことのやりがいや厳しさを肌で感じることができます。

そのような特色に魅力を感じ、ほかの学部を卒業したあとに再受験を考える方もいるのではないでしょうか。

そこで本コラムでは再受験から大阪医科薬科大学を目指せるのか、記事内で検証します。

大阪医科薬科大学への再受験を考えている方は参考にしてみてください。

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大阪医科薬科大学医学部は再受験に寛容なのか

大阪医科薬科大学は再受験に「比較的寛容」な大学といえます。

理由については以下の章で詳しく解説しますが、22歳以上の再受験者が私立大学の中でも多く、一定水準の合格者数をあげていることが大きな要因のひとつです。

大阪エリアには、近畿大学や関西医科大学など医学部を設置している大学が複数ありますが、大阪医科薬科大学は比較的チャレンジしやすい大学と判断できるでしょう。

大阪医科薬科大学医学部が再受験に寛容といえる理由①

大阪医科薬科大学医学部が再受験に寛容といえる理由を解説します。

まずは以下の表から見ていきましょう。

〇大阪医科大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H3085名148名60名20名20名
H2956名110名58名22名30名
H2859名130名40名32名35名
H2750名113名58名30名35名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

上記の表は、平成27年から平成30年までの年齢別合格者数をまとめたものですが、18歳の現役生や19歳の1浪生の合格者数が比較的多い印象です。

しかし、20歳や21歳、22歳以上の合格者数も一定の水準をキープしているため、2浪以上や再受験に厳しいとは考えにくいでしょう。

再受験者に厳しいハードルを設けている大学は22歳以上の合格者数は1桁の場合もあります。

このような点から、大阪医科薬科大学医学部は総合的に寛容であると考えられます。

大阪医科薬科大学医学部が再受験に寛容といえる理由②

大阪医科薬科大学医学部が再受験に比較的寛容な理由は、22歳以上の合格者数が多いだけではありません。

受験者数に対する合格率も寛容性があるかどうかの判断基準となります。次に以下の表を見ていきましょう。

〇大阪医科大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H30506名4.0%
H29658名4.6%
H28648名5.4%
H27621名5.6%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

22歳以上の受験者数は500~600名台と、大阪医科薬科大学医学部は再受験者に人気の大学であることが窺えます。

また、合格率は4~5%台を毎年キープ。受験者数に対して高い水準とはいえなくても、決して悲観的になるような数値でもありません。

大阪医科薬科大学医学部の試験傾向を掴み、対策を講じることで十分に合格に手が届くといえるでしょう。

大阪医科薬科大学医学部の入試情報

大阪医科薬科大学医学部の入試情報を紹介します。

倍率や試験科目などの情報を把握しながら、受験対策を立てていきましょう。

倍率(2024年度)【前期】・志願倍率:27.44倍・実質倍率:8.76倍
【後期】・志願倍率:63.60倍・実質倍率:147.40倍
試験科目(前期・一次試験)数学100、理科200、外国語100、小論文【計400】
試験科目(前期・二次試験)面接
試験科目(後期・一次試験)数学100、理科200、外国語100【計400】
試験科目(後期・二次試験)小論文、面接
参考:令和6(2024)年度 大阪医科薬科大学 医学部入学試験結果
参考:入学試験要項

大阪医科薬科大学医学部の倍率は前期・後期共に高い水準となっています。

再受験に対して比較的寛容でも万全の対策は欠かせないでしょう。

試験は前期と後期があり、いずれも一次試験と二次試験にわかれて行われます。

筆記試験は数学と理科、外国語の3科目で、理科の配点が200点ともっとも高めです。

数学と外国語はもちろんですが、理科でも高得点を狙えるようにしましょう。

大阪医科薬科大学医学部に再受験で合格するポイント

大阪医科薬科大学医学部に再受験で合格するポイントは「数学は国公立同等の対策を行う」「英語は記述形式に慣れておく」「面接・小論文対策も忘れずに行う」の3つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

数学は国公立同等の対策を行う

例年通りであれば、数学は医学部固有問題が中心の全問記述式です。

2023年までは大問5問構成でしたが、2024年から大問4問構成になった分、試験時間も10分短縮され90分となっています。

難易度は標準からやや難しめのレベルとなっており、公式の丸暗記だけでは高得点を狙うことは難しいでしょう。

図形的考察のほか、数学的思考力や論証力が問われるだけではなく、証明問題も多めです。

イメージとしては国公立の入試問題に近く、小問誘導のある問題や証明問題の記述に慣れておくと良いでしょう。

英語は記述形式に慣れておく

英語は大問3問構成の全問記述式です。

試験時間は80分とやや短く、和訳と英作文のみである点から、数学同様に国公立大学の試験に近いイメージです。

和文英訳用の問題集は最低でも一冊は網羅しておきたいところ。

また、記述式は自身では高得点を取れたつもりでも、減点される恐れがあるため、添削指導を合わせて受けるのをおすすめします。

面接・小論文対策も忘れずに行う

大阪医科薬科大学医学部は面接と小論文、両方の試験が行われます。

面接は例年通りであれば、3人対3人の集団面接です。

時間は15分程で、普段の生活や志望理由、小論文について聞かれる可能性が高いでしょう。

再受験者は過去の経歴や理想の医師像などを深掘りされることもあります。

小論文は時事問題に慣れておくのがポイントです。過去には「東京オリンピックと医療」のような時事問題が出題されています。

勉強の合間にニュースチェックをし、文章作成のスキルを身に付けましょう。

大阪医科薬科大学医学部の再受験まとめ

本コラムでは、大阪医科薬科大学医学部の再受験について解説しました。

大阪医科薬科大学医学部は22歳以上の合格者数や合格率が一定の水準をキープしている点から、再受験に対して比較的寛容といえます。

可能であれば予備校に通うなどして本格的な受験対策を講じましょう。

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関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも解説

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