受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義/中上級カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

土地家屋調査士試験のウォーミングアップとして目指しました。難し過ぎない難易度、試験開催時期と試験当日の緊張感なども考慮しました。また、初めて公共測量に従事した際に分からないことが余りにも多かったのも理由のひとつです。高校卒業後に働き始めたので測量学校には通っていません。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルート以外の選択肢が現実的にありませんでした。中山先生の動画で測量協会のテキストは難しいと仰っていましたのでやめました。また、東京法経学院は先生がご高齢であり教育ローンも使えないということでやめました。

合格体験記・学習上の工夫

私の場合、講義は1月から2月の1カ月間の学習、過去問演習は4月25日から試験当日5月18日の昼休みまでの学習となりました。2月から4月24日までは本業の公共測量が大変忙しく、ほぼ毎日終電23時30分に帰宅していたため勉強はやりたくても一切出来ませんでした。

学習上の工夫ですが、午前試験は帰宅してから日付が変わるまで1日1年分を毎日勉強しました。

使う公式が異なる計算問題は最もオーソドックスかつ、公式の解説が詳しい問題を過去10年分の中からピックアップし、付箋を貼り毎日復習し公式、使い方など暗唱しました。

さらに単純な暗記問題は解説ページも暗記しました。解説ページも暗記することで同じテーマだけど問われ方が違う問題も解けるようにし、結果的に暗記量を減らしました。

午後の必須は行き帰りの電車に乗る時間(片道10分)と土日に勉強しました。もう2度と出なさそうな記述問題は無視し、毎年出題されている問題のみを解くようにしました。午後の必須はテキストに上手くまとまっていたので、図や表を暗記することで解ける問題はテキストに付箋を貼り毎日見返しました。電車を待っている時間は頭の中で再現できるかセルフテストもしました。

選択問題はホームルームのアドバイス通り測地と応用を選択しました。最後の1週間で詰め込みました。午前、必須で覚えた公式や暗記事項の重複も多くあり、分からない問題は全て講義動画で理解できたので苦戦はしませんでした。しかし、試験日まで時間が無かったので令和分しか解いていません。

最後に工夫したことを追記します。問題を解いた後は初見でこの問題を見たら当然、このキーワード、この箇所に着目して解きたくなるよね。という思考プロセスを言語化して書き込むと2度と間違いません。

覚えた知識はどんな年度の問題を出題されても解けるように工夫して暗記しないと意味がないです。今覚えた知識が去年の問題にそのまま通用するかセルフチェックすると良いです。

時間がない方は私のように書かずに解くと良いです。確信してから書いてみると単位を誤って計算したりするので結果的に頭に残ります。計算問題はどこで何を間違えたか解説ページに書いておくと、解説動画で何を1番理解しないといけないのか視聴する目的が明確になって良いです。

どんなに疲れていても、私は好きでもない酒か頭痛薬を飲みながら無理やり勉強しました。たかだか、23日程度の試験勉強なら健康は害して勉強しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

とにかく時間が無かったので中上級カリキュラムで良かったです。いかに過去問を解いた量を増やすかが大事だと思うので、総合講義の時間が短いことでのデメリットは全くありませんでした。むしろ、仕事もあり時間がない中で1カ月で講義が終わったのは非常に良かったです。

総合講義をやり込めば、過去問の正答率が上がるわけではないのでこの点は注意が必要だと感じました。ホームルームのアドバイス通り1回視聴後は見返しませんでした。ホームルームで総合講義がどういう位置付けでどれだけやり込めば良いのか解説してもらえたのは良かったです。先生の指示通りにしました。

個人的に総合講義とテキストは午後の必須試験の勉強に役立ちました。過去問の解説ページと同じ内容の記載でもテキストに付箋を貼り、語呂合わせを書き込むようにしました。

また、過去問の問題でテキストの表や図を暗記することで解ける問題はテキストの該当ページに付箋を貼り覚えるようにしました。覚えたことをまとめる、間違えた知識を整理するために使いました。なので、個人的なまとめノートは作らずにテキストで完結するように無駄は省きました。ノートを作らなくてもまとまっているのがテキストであり、分からないことを調べなくて済む講義でした。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

計算問題の解説が分かりやすく良かったです。高卒ですが分からないところはありませんでした。測地と応用を選択しましたが午前の行列、確率変数、2回微分なども含めて計算問題の過去問は解けるレベルになりました。

合格体験記と内容が重複しますが、毎日復習する計算問題を決めて付箋を貼り絶対忘れないようにしました。問題を解いた後は初見で解く場合はどこに着目するか検討し、次に解く時にどんな風に頭を使えば良いか午前試験は10年分全選択肢について言語化しました。単純な暗記だけで解ける問題でも違う年度の問題で解けるかどうか、知識のチェックを必ず行いました。23日程度の勉強でしたが覚えた知識がどんな年度でも通用するように過去問を解いたので3回の復習で正答率はかなり上がりました。

毎日、午前試験は一年分解いていましたが18問以上解けたかはシビアにチェックしました。どの問題、どのレベルを自分は落としたのか、本番は落とせないのか、毎日採点し合格までの距離を測りました。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

マイナスの入力すら知らなかったので大変参考になりました。ただし、電卓の講座を始めから見るやり方はしませんでした。実際に過去問を解いて入力の方法が分からない、こんな風に入力したい、もっとショートカットできるのではないかなど自分なりに課題を見つけてから電卓の講座を利用しました。使い方講座には無かったですが、違う計算方法で検算できないかは個人的に時間をかけて考えました。違うやり方の検算の方法がない場合は、必ず計算は2回やるようにしました。また、試験本番を日頃の演習でも再現できるように図示と数値の書き込みは必ず行った後に電卓を使用するようにしました。書き込みは解説ページを参考にし、試験本番は全く同じ書き込み方を行ってから電卓を使用しました。個人的に電卓という最終工程をする前の準備は念入りに答案用紙を整備するようにしました。

講師へのメッセージ

中山先生ありがとうございました。無事に一発で測量士試験に合格しました。

私は2023年度のアガルート土地家屋調査士受験生でもあります。高卒で散々苦労した20代でしたが今年はさらに苦労を重ね正面突破で受かります。