受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義/中上級カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

測量士補を独学で４年前に取得しましたが、その一つ上の測量士をやはり取得したくて、今回の試験に挑みました。また、会社内で測量士には資格手当が支給されること、名刺に記載できるのも測量士から、という点もあり、やはり士補よりは士なのだと、痛感いたしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

理系の大学卒業ということもあるのかもしれませんが、測量士補の過去問をみたときに「これは独学でいけるな」と思えたのですが、測量士の過去問をみたときに「あ、これは独学ではきびしいかもしれない」と感じたことがきっかけです。結果的に、受講して本当に助かりました。

合格体験記・学習上の工夫

まず中山先生の言うとおりに、講座をすべてさらっと受講しました。この段階では暗記などはせずに、本当にさらっと一通り「知る」というレベルで受講していたと思います。途中で出てくる過去問を自分だけで解こうと思っても当然解けるわけもなく、何度も「この勉強方法が本当にあっているのだろうか・・・」と疑問にも思えましたが、先生のおっしゃる通り、この段階で例題を１００％解けなくても全く気にしなくて良いと思います。すべては講義を受講して、過去問に突入してからなのだと実感しました。

過去問に突入してからは、とにかく問題のパターン、回答のパターンを自然と習得できました。同じ問題を２回、３回と解いているうちに身に付いてきて、それと同時に苦手な問題が自分の中で見えてきました。３回目で解けない問題は別紙に模範解答を作成して、それを試験直前まで記憶から消えないように何度も何度も解き直したりしていました。

測量士は午後の記述式がありますが、これに手を付けたのは３月だったので皆さんよりだいぶ進捗状況が遅れていたと思います。ただ午後試験を突き詰めると、午前試験の解答率が上がってきていました。

午後試験を勉強することで、より詳細な部分を突き詰めて勉強できていたのだと今は思っています。

総合講義のご感想・ご利用方法

講義を受講するにはテキストだけで理解できるのではないか、とPCを立ち上げずにただひたすらテキストを読み進めていました。

しかし、結論から申しますと、むしろテキストを読んで理解するよりも、中山先生の講義を受講したほうが、はるかに理解力は上がると思います。

文字から理解することと、先生が発してくれる言葉のほうがなぜか記憶に残るのです。そして、先生は説明の段階でよく画面にラインをひきますが、それを同じように自分のテキストに引く必要はありません。

先生も講義の中でおっしゃってましたが、過去問をやり始めると必ずテキストに戻るタイミングがでます。そこがわからない点であり、それこそがラインをひかなきゃいけない箇所となるはずです。

テキストは最後はボロボロになるくらい何度も何度も見返しました。

午後試験の対策を始めていくとテキストにかかれている小さな一言がキーポイントになっていることにも気づかされました。

「こんななんてことのない一文が大切なのか・・・」と感じ取れるのは過去問に取り掛かってからになります。

どうしても暗記できない部分は自分なりのゴロ合わせで、数字や文言をとにかく頭に叩き込み、繰り返し挑むしかありませんでした。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問については一番頻度の少ない年度でも３周行いました。

まず自分で解いてみて、解説講座で回答を聞く、という流れで行っていました。総合講義と同様ですが、テキストにかかれているだけの情報量よりも、中山先生の解説を直接きくほうがはるかに情報量が違いました。こんな解き方もある、回答のポイント、必ず覚えなくてはいけない点、逆に覚えなくてよい点など、テキストには書かれていないことを先生は動画の中で解説してくださいます。それこそがこの講義を受講する醍醐味なんだと感じました。

テキストの解説は確かに詳細でそれだけでも十分ではありますが、せっかく動画も見れるのですから、動画をみないで勉強を進めるのはもったいないと思いました。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

電卓検定１級を持っているので電卓の使用方法には自信があったため、この講義は必要ないな、と全く受講しておりませんでした。４月頃、気分転換にこの電卓講座を少し閲覧したところ、この測量士の試験で使える技が解説されており、「なんで最初から見ておかなかったんだろ・・・」と少し後悔しました。結果的に試験本番前に習得できたので良かったのですが、この講義を見ると見ないでは、本当に違ってくると思います。５分かかっていた計算がものの数十秒で終わるレベルで違ってきます。地道に計算していくことはもちろん間違えではありませんが、その計算途中での転記ミスなどもありますし、やはり電卓のテクニックは使用するべきだと思います。