受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義/中上級カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

現在測量会社に勤務しており、スキルアップのため。

会社から資格取得を奨励されている点も後押しになりました。

 測量士補資格は持っているため、測量業務に従事することはできるのですが、将来的に主任技術者を担うためにも必要があった。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

令和5年に測量士補試験を独学で受験したのですが、同年に測量士を受験した同僚に測量士試験対策のテキストを見せてもらったところ、当該テキストでは解説を理解するための時間が必要だと感じました。

アガルートのyoutube上のサンプル講座や解説動画はその測量士補試験受験時からよく視聴していたため、スムーズに効率よく学習が進められると考えました。

合格体験記・学習上の工夫

およそ一週間程度をかけて講義動画を一通り視聴し、その後、午前試験の過去問演習を行い、解説動画で補足し、さらに特に理解が不十分であると感じた分野に関して講義動画に戻って再視聴するという形式で知識をインプットしていきました。

本番の試験では午前の択一問題で最低でも8割正答を目標にしていたため、午前の過去問の学習を繰り返していき、完璧ではないもののある程度の目途がたった段階で午後の過去問演習へ移行しました。

その段階では、一時間弱で一年分の午前の過去問を回せるくらいだったので、就寝前に一年分だけ午前問題を解くことを平行していました。

観測方程式や写真の最低撮影枚数の問題は当初は苦手意識があったのですが、出題頻度が高く午前にも出題があることから、克服は必須だと考えて学習しました。

具体的には観測方程式なら各年度の観測方程式の問題だけをピックアップして回答の手順を見ながら同じように書いてみることからはじめ、次は出来るところまで自力で、最後には式を立てるところから最後まで回答出来るようになるまで観測方程式の問題だけに集中して演習を行いました。

午後の必須問題に関しては、運転中などに過去問解説講義動画を音声ファイルでダウンロードしたものをラジオ代わりに聞くことで耳に記憶させることと、実際に書くことで手に記憶させることを意識して学習を行いました。

総合講義のご感想・ご利用方法

とにかく分かりやすいの一言につきます。難解な言葉をなるべく使わないで理解しやすいように説明するという意識を強く感じました。

唯一、行列式の回転移動に関しての三色の矢印模型での説明を理解するのに苦労しましたが、こと言葉で理解する論点については一度の解説で理解することができました。

中上級カリキュラムを受講したのですが、測量士補で学習した範囲を割愛している都合上、短時間で学習範囲を網羅することができ、効率的な学習が出来ると思います。結果として早く問題演習に入ることもできるし、苦手な論点があれば複数回学習することで理解を深めることが可能な時間的余裕が生まれる講義であると感じました。

もともとコンパクトで分かりやすい講義テキストになっているのですが、過去問演習のフェーズに移行したのちも、選択肢や問題文中で重要だと感じた点、問題を解くうえでのコツや重要な覚えておくべき要素を随時講義テキストの方に書き込むことで、このテキストを見れば全て完結することが出来るというものになっていきました。

 唯一これがあればより便利に利用できると感じたものとして、テキストの巻末に索引が欲しいと思いました。用語ごとの索引でテキストの該当ページおよびそれが登場する講義の番号が書かれてあれば良かったと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

午前問題について

過去問演習を行ったのちに初回は正誤にかかわらず動画視聴し、その後は誤った問題や回答に迷った問題(正答したものの全ての選択肢に自信をもてなかったもの)について視聴しました。

午後問題について

全ての選択分野について一通り学習しましたが、「地図編集」はどうしても肌に合わなかったため一周だけとしました。

演習を行い、解説講義を視聴して、回答に必要な知識や重要な要素を過去問テキストや総合講義テキストに書き込むことによって、テキストベースの学習が進められる状態にし、隙間時間で学習を行いました。

 午後の必須問題のように計算が不要で、文章で回答するような問題については過去問解説講義を音声ファイルとしてダウンロードし、耳からの学習メインで進めていきました。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

貸与される電卓を購入して受講しました。

メモリー計算機能や乗数計算の方法などコンパクトにまとまっていて理解しやすい内容だと思います。特に計算を行うときに符号がどのように選択されるのか、＝ボタンを押したほうがよいタイミングなどは一通り押さえておくべき内容だと感じました。

ただ相互偏心の例題のようにメモリー機能をフルに使用して回答するのにはやや不安があったため、基本的にメモリー機能は使用せず、ひとつひとつの計算結果をメモしつつ回答する方法を選びました。

普段の学習では関数電卓を使用していたため、測量士試験の学習開始時に概要を理解する目的で、試験直前期に試験本番で使用する電卓の操作になれる目的で利用しました。