合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義/中上級カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

仕事で測量設計業務の発注に携わる中で、令和4年度に測量士補を取得し、測量に関する知識と技術の重要性を強く実感しました。測量士補取得から3年が経過し、より専門的な立場から業務に貢献したいという思いが強まったことから、測量士試験への挑戦を決意しました。国家資格である測量士を取得することで、自身のスキル向上だけでなく、職場内での信頼性の向上や、より広い業務領域への対応が可能になると考えています。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

過去問を確認した上で、測量士試験には独学では理解が難しい分野が多いと感じ、効率的な学習方法を模索していました。アガルートアカデミーは、合格者の声や豊富な実績があり、信頼性が高いと感じたことに加え、講義動画やテキストがわかりやすいと評判だったため、受講を決めました。まず無料講座を試してみたところ、動画の説明は非常に明快で、テキストもコンパクトに整理されており、「これなら自分にも続けられそうだ」と感じました。限られた時間の中で確実に合格を目指すには、最適な選択であると確信しています。

合格体験記・学習上の工夫

私は令和4年度に測量士補を取得し、業務においても測量に関する知識をある程度身につけていたため、令和6年6月からアガルートアカデミーの「中上級カリキュラム／フル講座」を受講しました。

学習計画は大まかに、令和6年内に総合講義を一通り視聴し、令和7年からは過去問中心の学習に切り替えるというもので、特に1月～3月は午前試験と午後の必須問題を重点的に取り組み、3月～5月には午後の選択問題にも着手するという流れを想定していました。実際にも、ほぼその通りに進めることができました。試験日までの総学習時間はおおよそ250時間程度です。

午後の選択問題は「測図測量」と「応用測量」を選択しました。選定理由は、他の選択科目と比べて自分にとって解きやすいと感じたからです。参考までに、自己採点ではありますが、午前試験は28問中23問正解（750点満点中575点）と、目標に近い得点を取ることができました。午後試験についても、必須問題は8割程度解答でき、選択問題も比較的余裕を持って取り組めました。それでも時間配分が厳しく、一部は白紙提出となってしまいました。

学習開始当初は仕事やプライベートが多忙で、まとまった学習時間を確保するのが難しかったのですが、講義動画は体系的に整理されており、重要なポイントを繰り返し丁寧に解説してくれるため、理解が深まりやすかったです。また、1動画あたり約10分前後と短く区切られているため、通勤時間などのスキマ時間も有効活用できました。

私が学習で工夫した点は主に3つあります。①過去問を徹底的に繰り返すこと、②間違えた問題の原因を必ず分析し、総合講義のテキストに直接書き込んでまとめること、③法規などの暗記分野は②で作成したポイントを繰り返し見返して記憶の定着を図ることです。

①の過去問演習では、過去10年分の問題について、正誤をExcelで管理し、最低5周は繰り返しました。特に計算問題については、出題傾向を把握するだけでなく、使用すべき公式や計算上の工夫について分析することで、自分の理解度を客観的に把握するのに非常に役立ちました。

②に関しては、ノートを別に作成すると時間がかかるため、過去問で間違えたポイントは総合講義テキストに直接書き込む方法で効率化を図り、苦手分野の克服につなげました。

③では、②で書き込んだ箇所を繰り返し読み返すだけでなく、該当する過去問の解説動画を再度視聴することで、より深い理解と記憶の定着を図りました。

合格までの道のりは決して楽ではありませんでしたが、計画的な学習と自分に合ったペースで進めることで、着実に実力をつけることができたと実感しています。今後は、測量士として得た知識を実務に活かし、さらに経験を積んでいきたいと考えています。

総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートアカデミーの中上級総合講義は、測量士試験に必要な知識を網羅的かつ体系的に学べる構成となっており、測量士補レベルの内容は軽い復習程度で済むため、短期間で全分野の理解を深めるのに非常に役立ちました。

特に講師の説明は一つひとつ丁寧で、試験において本質的に重要なポイントを的確に解説してくださるため、スムーズに学習を進めることができました。中でも難解な計算問題に関しては、工夫された解法や電卓の操作のコツを紹介してくださり、無駄なく効率的に解けるようになった点が印象的でした。

私は主に平日のお昼休みや夜、また通勤時の電車内といった隙間時間を活用して動画を視聴していました。講義動画のダウンロード機能や倍速再生機能も積極的に活用し、限られた時間の中でも繰り返し復習ができるよう工夫しました。また、講義とテキストがしっかり連動しており、講義で聞いた内容をテキストで確認することで、理解の定着と要点整理が効率的に行え、直前期の見直しにも大変重宝しました。

さらに中山先生は、講義の中で具体的な出題傾向や頻出分野についても随時触れてくださり、過去問演習時の着眼点が養われたことで、得点力の向上に直結したと感じています。過去問を解いて理解が浅いと感じた部分は、該当講義に戻って視聴し直すことで理解を深められ、自信を持って本試験に臨むことができました。

総合講義は、単なる知識の習得にとどまらず、合格に必要な思考力や学習の進め方までも身につけられる内容でした。測量士試験という高度な専門性が求められる国家試験において、確実な合格を目指すための強力な支援であったと実感しています。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座は、測量士試験対策において最も効果的な学習手段の一つだと感じました。正解の選択肢だけでなく、誤答の選択肢についても「なぜ間違いなのか」を丁寧に解説してくれるため、知識の定着だけでなく応用力の向上にもつながりました。特に、引っかかりやすいポイントや出題者の意図にまで踏み込んだ説明が多く、実際の試験での思考方法を養う上で非常に参考になりました。

私はまず、途中でわからない部分があっても気にせずに総合講義を一通り視聴し、その後すぐに過去問解説講座に取り組みました。正解できた問題は動画を軽く確認する程度にとどめ、間違えた問題については、解説動画を繰り返し視聴して理解を深め、弱点補強に役立てました。

また、解説講座で得たポイントは総合講義のテキストに直接書き込み、苦手分野の「見える化」を行うことで、試験直前期の効率的な復習に活用しました。過去問解説講座は、実戦力を養いながら確実に得点力を高めていく上で非常に有効な講座だったと実感しています。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

電卓の使い方講座はほとんど利用しませんでしたが、試験で困ることは特にありませんでした。しいて言えば、本番と同タイプの電卓を早い段階で通販で購入し、日頃から過去問や模擬問題を解く際にその電卓を使用することで、操作に慣れ、本番でも落ち着いて使用することができました。操作の流れを手に覚え込ませることを意識して学習に取り組みました。

計算問題については、総合講義や過去問解説講座において中山先生が丁寧に計算式の立て方や考え方を解説してくださるため、無理に電卓の高度な機能を覚えるよりも、問題演習を通じて理解とスピードを高めることを優先しました。

とはいえ、電卓の機能を上手く活用することで、特に午後試験の選択問題のように計算量の多い設問では、時間短縮やケアレスミスの防止につながると感じます。これらの科目を選択される方には、講座を活用して操作方法をマスターしておくことをおすすめします。

講師へのメッセージ

中山先生の分かりやすく情熱のこもった講義が印象に残ったおかげで、一発合格ができました。

感謝しかありません。これからも自己研鑽して学習し続けます。