受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義/入門カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

会社で新規で始める業務のために公共測量が必要となり、職員で測量士の資格を取得できないか検討したところ、令和３年に測量士補試験に合格しており、少なからず予備知識がある自分が測量士試験に挑戦して欲しいと会社から言われたことがきっかけで、測量士試験への挑戦を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

いざ学習をしようと思い立ち、書店で参考書を探したのですが、測量士試験に関する教材が見当たりませんでした。そこで、インターネットを利用して調べたところ、アガルートが測量士試験の通信教材を販売していることが分かりました。

CM等で聞き覚えのある社名に惹かれてサンプル講義を視聴したところ、大変分かりやすかったため、アガルートでの受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

最初に行ったのは、学習のスケジュール決めです。教材が届いた10月中旬をスタートとして、試験日の5月中旬までの7カ月間を全体の学習時間とした時に、合格総合講義・午前試験問題・午後試験問題をどうのような順序、割合で学習するか考えました。初めての受験で問題も何一つ理解できない様な状態で不安でしたが、アガルートのホームルームを参考にしながら、①10月で合格総合講義を視聴、②11月～1月で午前の試験問題テキストを2周程度、③2月～3月で午後の試験問題テキストを2周程度、④4月～試験日までに総復習を行う、といったスケジュールで学習を行うことを決めました。

①の合格総合講義では複雑な内容も多く、理解できない箇所も多々ありましたが、分からないときには巻き戻して講義を視聴し、ある程度克服することができました。

②の午前問題テキストで、初めに問題を見た時には、行列等の数学的な知識が無く、つまずく場面もありましたが、中山講師の説明が非常にわかりやすく、時間をかけて完全に理解するというより、試験問題を解くために必要な知識をつまみ食いするような感覚で学習できるため、短時間で試験問題を解けるようになりました。

③の午後試験問題テキストについては、どの科目を選択するかで迷いましたが、地図編集と測地測図の講義が非常にわかりやすく、得点しやすいと感じたため、選択しました。どちらの科目も一見難解ですが、講義の中で図を用いて説明されるので、理解しやすかったです。

④の総復習では、試験問題を午前午後通しで行い、間違えた問題について原因を考え、理解できていなければ講義を視聴する。といった方法で繰り返し取り組みました。

学習の工夫としては、直近の令和6年の問題については最後の試験二週間前まで一切触れないようにし、二週間前に実際の試験と同じ時間で同じ形式で解き、模擬試験を行い、答えを暗記するのではなく、内容を理解できているかどうかの確認を行いました。他にも、間違えた問題を分野ごとに表にし、苦手分野を明確にし、取り組む優先順位を決めました。

一度午前試験の学習を終えてから、全体の総復習を行うまでに期間が開くので、内容を忘れるのですが、思い出すことで知識が定着するような感覚があったので良かったです。

総合講義のご感想・ご利用方法

最初に計算問題を解くにあたって必要な計算技術の講義から視聴し、その後に分野毎に一つの講義を視聴するような形式で進めました。

講義の内容は大変分かりやすく、測量士試験に関係する膨大な範囲の中で、試験問題を解くことに重点を置いて、必要な知識のみにボリュームを絞って作られている、と感じました。

例えば計算問題においては、三角関数や行列など、分野全体を完全に理解しようとすれば長い時間がかかるところを、観測方程式を解くのに必要な知識のみを端的に説明し、実際に例題を解いてみる、といったような方法で学習できるため、問題を解ける状態になるための最短ルートをたどっているような感覚でした。

分野によっては、三次元的に考える必要があるような問題が出題されるのですが、それについても図や模型を用いて説明して頂けるのが大変分かりやすかったです。

総合講義の視聴を終えてから試験問題に取り組んだのですが、始めは分からないところが多々あり、その都度つまずくのですが、「今は分からなくても総合講義を視聴すれば必ず理解できる」と自分に言い聞かせることで不安な気持ちを振り切って、先の見えない長い試験勉強期間を乗り切ることができました。いつでも戻って学びなおせるというのが重要だと感じました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座の視聴を始めて、一本あたりの動画の短さに驚きました。実際に進めていくと、合格に必要な知識のみを端的にに説明しているから動画の時間が短いのだと感じました。あまり長い時間集中できない自分にとってはとても有難かったです。

過去問一問につき動画が一本で区切られているので、後々総復習で模擬試験を行った際に間違えた問題をピンポイントで学習するのに非常に適していると感じました。

仮に過去問解説講座を視聴しても理解できない箇所が出てきても、KIKERUKUN等のサービスを利用することで、細部までとことん疑問点を解消してもらえるので、過去問を見て難しさを理由に受験を断念しようと考えている人にもおすすめできる教材だと感じました。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

電卓の使い方講座を視聴した効果を最も感じたのは、実際に時間を計測した上で模擬試験を行った時です。測量士試験では、一度計算で求めた数値を用いて別の計算を行うことや、長い数式を解くことが多々あり、日常的に利用している機能だけだと、一度求めた数値を紙にメモしたり、入力しなおす手間と時間がかかります。しかし電卓の使い方講座を視聴していると、メモリ機能やその他の便利な機能を用いることで時間短縮できる部分が多々あります。

試験本番では時間経過で焦りが生じて本来解ける問題もミスしてしまうことがあります。自分は電卓の使い方講座を視聴していたおかげで試験当日も時間に余裕ができ、落ち着いて最後まで取り組むことが出来たので、電卓の使い方講座を視聴していて本当によかったと感じました。

講師へのメッセージ

中山講師には大変お世話になりました。

わかりやすく、無駄の無い講義のおかげで無事に合格することが出来ました。ありがとうございました。

今後別の資格に挑戦する際にもお世話になるかもしれません。その時はよろしくお願いします。