受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義/入門カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

建築コンサルタント業に従事しており、以前は地盤調査業務を担当していましたが、3年前に敷地調査部へ異動となりました。測量は未経験でしたが、もともと興味はありました。ただ、周囲は経験豊富なベテランばかりで、日々の業務をこなすだけでは知識も技術も追いつかないと感じ、自分でも勉強を進めなければと考えていました。ちょうど勉強を始めようと考えていたタイミングで、会社の測量士が退職し、業者登録の維持が難しくなったことから、「それなら自分が資格を目指そう」と決意しました。まずはステップアップとして測量士補から目指すこととし、独学で2年かけて合格。測量士補に受かったことで、測量士への挑戦への弾みとなりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

勉強が得意な方ではありませんが、測量士補は独学で2年かけて取得しました。その勢いで測量士も独学で挑戦し始めましたが、有効な参考書も少なく、測量士補以上に範囲が広く、さらに記述式の出題もあるため、どのように対策すべきか迷っていました。そんな中で、以前から独学時代にYouTubeで見かけて気になっていた中山先生の解説動画を改めて視聴し、その分かりやすさに改めて惹かれました。資料請求とサンプル講義を視聴し、これなら限られた時間の中でも効率よく学習を進められると感じて受講を決意しました。働きながらでも合格を目指せる体制が整っていると感じたから受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

講座を受講した時期が試験まで半年と迫っていたので、まずは試験日から逆算し、合格に必要な約300時間の勉強時間をどう確保するかを計画しました。朝の通勤前や、現場と会社の移動中のスキマ時間、帰宅後の夜の時間などを活用し、平日は2時間、休日は8時間は勉強に充てるように心がけました。

最初の講義で「測量士試験は過去問が完璧にできれば合格できる」と聞き、試験当日までに過去問で理解できない箇所をなくすことを目標に取り組みました。

私は計算問題が得意ではなかったため、選択科目は「測図」と「地図」に絞り、他の科目は講義動画を倍速で流しながら重要ポイントだけを確認して学習を進めました。合格点数が910点以上であることを踏まえ、午前の択一と午後の必須で8割以上を確保し、選択科目に余裕を持たせるような配点戦略を意識しました。

まず、インプットと午前の過去問範囲を年内にひと通り終わらせて、年末年始には苦手な範囲のまとめを行いました。年明けからは午後の必須問題の範囲に手をつけつつ、午前の反復練習も継続し、2月あたりまでには午前・午後ともにそれぞれ5周ほどは解きました。

その中で、間違えた問題だけをピックアップし、アガルートのデジタルテキストの付箋機能を活用して「自分だけの苦手ノート」を作成。時間が限られる中でも、苦手な箇所をすぐに確認できるよう工夫しました。

途中、モチベーションが下がってペースを乱してしまった時期もありましたが、月初の定例ホームルームで共有された皆さんの学習状況のアンケート結果や、中山先生による「この時期までにやっておくべきこと」の解説を通じて、「自分一人で戦っているわけではない」と実感できました。そのおかげで気持ちを持ち直し、選択科目の仕上げや最終的な詰めの学習にも前向きに取り組むことができました。

この方針に沿って、インプットとアウトプットをバランスよく繰り返したことが、合格につながったと感じています。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は、測量士試験の全体像をつかみながら、重要ポイントを効率的に学べる非常に実践的な内容でした。

アガルートの受講前に市販の分厚いテキストを使って学習を始めていたのですが、なかなか全体像がつかめず、読み進めるだけで時間ばかりがかかってしまい、理解が伴わないことに悩んでいました。

講義動画の受講を初めて、わずか1週間ほどで試験全体の構成やポイントが頭に入り、過去問で何が問われているのかということを理解できるようになりました。

また、測量士補と内容がかぶっているところも「分かっているつもり」の内容も多くありましたが、いざ受講してみるとテキストは重要なところや表、計算方法についても色分けされていて見やすくまとめてあること。

また、中山先生の講義は、「ここをおさえておけばいい」というポイントが非常に明快で、テキストを読み上げているだけでない補足説明があり集中して取り組めました。

講座を始めたのが12月初旬と遅めだったため、まずは過去問に早く着手できるよう、講義動画は倍速（1.5倍〜2倍）で視聴しましたが、中山先生の声は聞き取りやすく、倍速でも内容を把握しやすかったです。テキストは自宅で確認する程度にとどめ、主に動画だけで学習を進めていました。

一つ一つの講義が5分前後と短く、スキマ時間を有効に使える点が非常に助かりました。スマホ1台で講義が見られるので、通勤や移動の合間にもインプットを継続できた点も、勉強のリズムを崩さずに済んだのも大きかったです。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座は、私の学習の中心でした。

測量士試験は「過去問を完璧にできれば合格できる試験」と講義で聞いていたこともあり、この講座で扱われている内容を完全に理解することがそのまま合格につながると信じて取り組みました。

最初に講義を視聴しながら過去問を一通り解き、全体の出題傾向を把握。その後は、正答できなかった問題を重点的に繰り返す学習に切り替えました。

具体的には、たとえば初日に10年前の本試験問題を通して解いたら、翌日はその年でできなかった問題を復習し、さらに次の年度の問題を新たに解くというサイクルで進めました。この方法により、新しい問題への対応と同時に、過去の苦手箇所の克服も効率的に行えました。

また、自身のタブレットに、間違えた問題の計算過程や記述の構成と解説内容をメモアプリにトリミングし、自分専用の復習ノートを作成。直前期も新しい問題には手を出さず、この講座の復習に集中しました。

試験日当日までこの講座を活用し続けたことが、合格につながったと確信しています。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

この講座は、想像以上に実践的で驚きが多い内容でした。私は今まで四則演算程度しか使ったことがなく、そもそも電卓の違いで機能が違うことすら理解していませんでした。講座を受講するにあたり、試験と同じ型の電卓を準備して臨みました。この講座でメモリ機能や定数計算、繰り返し計算の効率的な使い方を学び、計算スピードが格段に向上しました。特に偏心補正計算など、実際の過去問を題材にしながら動画と一緒に手を動かすことで、知識と操作が結びつき、自然と体系的に身についたと感じています。結果的に試験本番でも時間にゆとりを持って解答することができ、精神的にも余裕を持って取り組めました。独学ではなかなか得られない実務的な視点も含まれており、この講座を覚えたことを実際に実務に王手も使っています。受講して本当に良かったと思います。

講師へのメッセージ

中山先生、本当にありがとうございました。

独学では合格は難しいと感じていた中、先生の分かりやすい講義に毎日支えられました。

オンライン講義自体が初めてで不安もありましたが、今では思い切って始めて本当に良かったと心から思っています。

聞き取りやすい声と丁寧な解説は今でも耳に残っています。

おかげさまで最後までモチベーションを保つことができ、無事に合格することができました。心から感謝しています。