合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義/入門カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

現在、測量機器販売代理店に勤めております。会社に測量士が1人しかいない為、測量士国家資格を取得すれば、会社の為にもなりますし、会社での自分の地位が大幅に向上すると思い、2025年の9月に受験を決意いたしました。会社で一番重要視されている資格であるという事が最大の理由です。測量士補は会社に複数名いる為、測量士補は受けずに測量士の1発合格を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

測量士試験の受験を決意するに当たり、ネットで色々と検索してみましたが、市販のテキストはほとんどないという事が分かりました。過去問を見てみましたが、独学では1発合格は難しいと感じました。日本測量協会と東京法経学院のテキスト・講座のサンプルも拝見しましたが、アガルートの中山先生の解説が断トツで一番分かりやすく（何より中山先生の声が聞き取りやすく、情熱が画面から伝わってきます。東京法経学院の先生からはやる気を全く感じませんでした）、アガルートで勉強すれば1発合格できると感じたからです。合格した際の全額返金がある事も大きな決め手でした。

合格体験記・学習上の工夫

学習開始は2025年9月中旬頃でした。まずは合格総合講義動画の視聴から始めました。

学習の初期段階は平均して1日2時間～3時間程の学習時間だったかと思います。1日休むとサボり癖がついてしまうので、どんなに忙しい日でも最低5分でもいいからテキストを読む、動画を見る、過去問を解く事を心がけました。

過去問は11月初旬より取り組みました。クリスマス前に午前の1周目を終える事ができ、年末年始の連休で午後の必須をすべて終わらせるつもりでしたが、インフルエンザにかかってしまい10日間程ほとんど勉強する事ができませんでした。

ただ、病気になった事で無理しないペースでの勉強計画の見直しができたので、まさに「禍を転じて福と為す」でした。

1月中に午後必須、2月に午後の選択の過去問1周目まで終える事ができました。ただし、自分は選択科目に関してましては、測図と地図編集しか勉強しませんでした。中山先生がオススメされていたのもありますが、「数学は苦手だが暗記は大の得意」という自分の特性が分かっていましたので、測地と応用測量には一切手を出しませんでした。試験本番午後の選択科目も自信を持って解けたので、この取捨選択は良かったと思っております。過去問1周目はとにかく「分からない問題についてはあれこれ考えず、すぐに解答と解説を見て、ノートに書きだす」事を意識しました。

3月からは2周目・3周目とひたすら過去問の繰り返しをしました。3周目になると午前の問題が28問中24問程平均して解けるようになり、三角関数や行列・偏微分等も理解できるようになったので、この時点で「絶対合格できる」と思うようになりました。

試験の2か月前からは飲み会の誘い等は断り、平日3時間、休日6～8時間程学習しました。図書館、カフェもしくは自宅で過去問を解くか、過去問の解説動画を見るかでした。テキストは正直ほとんど読んでおらず、試験の2～3日程前に通しで1回読んだ程度で、辞書感覚で使っておりました。測量士試験は過去問ができれば受かる試験（特に午前と午後必須）というのは本当でした。過去問午前は10周、午後必須・午後選択は5周したかと思います。4周目以降は解くスピードが段違いに早くなったのを感じました。

直前期は、数学の公式や苦手な問題の要点をノートにまとめる事を重点的に行いました。

試験直前に有休を取って模試形式で過去問3年分を解きましが、時間が午前午後ともに1時間以上余った上に、ほぼ満点でした。温泉が大好きなので週1回は行って気分転換はしていましたが、入浴中頭の中で午後の必須と午後選択の模範解答を思い出して暗唱するという勉強もしました。とにかく社会人の勉強方法はスキマ時間の活用が一番大事だと思います。

おかげさまで試験本番は自信満々で迎える事ができました。生意気な発言なのは重々承知しておりますが、午前試験が開始されてまず出題内容を確認して、問題を解き始める前に合格を確信しました。私の苦手な数学の問題が今年は易しかったからです。自己採点の結果、午前は28問中27問正解でした。70分で解き終わりました。

午後も問題なく解けました。30分程時間が余りました。自己採点では午前午後合わせると、85％程得点できていました。

今年は合格率約40％と易しい年ではありましたが、仮に難しい年であっても合格していた自信があります。圧倒的自信を持って合格ラインを大幅に超えて合格できたのは、アガルート、中山先生のおかげだと思っています。会社の歴史上初めての測量士試験合格者となりました。

前職は通関関係の業務をしており、全く畑違いの測量業界に転職しましが、この業界が自分には合っていると感じておりますので、2026年度の土地家屋調査士試験にも1発合格して、将来Wライセンスで独立・開業するのが目標です。もちろん土地家屋調査士試験の講座もアガルートにお世話になります。引き続きよろしくお願いいたします。

総合講義のご感想・ご利用方法

私は完全に文系畑の人間で、学生時代は数学が一番苦手でしたので、最初は講義の内容を完全に理解する事は正直できませんでした。

ただ、中山先生がホームルームの中で「分からない所で必要以上に立ち止まらず、合格総合講義を1周して、過去問に早く入るようにしてほしい」アドバイスされていましたので、自宅や移動中、仕事の始業前・お昼休み等で、動画をリピート再生せずにこまめに視聴するようにしました。過去問の解説動画もそうですが、この「スキマ時間での動画視聴」というのが学習の最初から最後まで一番効果的な学習方法だったと思っています。過去問を3周程終えた頃に合格総合講義の2周目の視聴をしました。2周目では講義の内容をほぼすべて理解する事ができました。ただし私は午後の選択科目の測地・応用測量には一切手を出さない事は決めていましたので、観測方程式等午前にも出題される可能性がある部分のみ視聴しました。これ以上動画を観る必要性はないと感じましたので、3周目はしませんでした。内容はとてもわかりやすかったですが、測量士試験はやはり過去問の繰り返しが一番即効性の高い試験ですので、個人的には合格総合講義よりも過去問解説講座の方の繰り返しの視聴をオススメします。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座の視聴が個人的には一番合格する上で役に立ったと思っています。過去問を解いて、解説を読んでも理解できない問題（ほとんどが数学絡みの問題）であっても、中山先生の説明を聴く事で腑に落ちる事がほとんどでした。もったいないので「KIKERUKUN」の質問制度はたくさん利用するつもりでしたが、中山先生の説明があまりにも分かりやすかったので、試験直前にどうしても分からない問題のみ質問しました。結局「KIKERUKUN」は2回しか利用しませんでした。質問の利用回数には個人差があると思いますが、中山先生の動画での解説のレベルが高い証拠だと思っています。

4月に入ると過去問をほぼ解けるようになったので、洗濯や料理、運転中等に過去問解説の音声を聞き流しする「ながら勉強」もしました。この聞き流しがとても有効でした。中山先生の声に合わせて暗唱するという事もしました。目・耳・口・手といったあらゆる感覚をフル活用して学習した事で記憶の定着率が上がったと思っています。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

電卓の使い方講座も大変ためになりました。Excelでも計算はできますし、近年はAIが進化しているとはいえ、電卓を使用する機会はまだまだありますので、仕事上でも電卓講座で得た知識が役にたっています。特にM±、MR、べき乗、逆引き、逆割計算が試験本番でも役に立つましたし、仕事で今も使っています。電卓講座で得たノウハウがなければ午前試験を70分間で解き終わる事はできませんでした。

利用方法としては、動画を2回視聴しました。覚えづらいところ・重要だと感じた箇所のみノートにメモしました。ストア機能はとても便利ですが、長い数式を1度にストア機能で計算するのは計算ミスの元になりそうと思ったので、最終章で紹介されていたストア機能を使って、偏心補正を一括で計算する方法は採用せず、数式を分けて問題用紙の横に都度メモして計算するようにしました。

講師へのメッセージ

試験後に知りましたが、中山先生はアフリカでの研究、政治家の経験等をされているという事を知り、本当に面白い方だとますます興味が湧きました。

来年度の土地家屋調査士試験に1発合格して、鹿児島からの参加にはなりますが、2027年2月予定の合格祝賀会で是非お会いしたいと思っています！

アガルート、中山先生のお力添えがなければ合格できませんでした。本当にありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。