受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義/入門カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

土地の売買や測量現場に立ち会う機会がよくあり、土地家屋調査士が自然の中で測量を行う姿を見て、憧れを抱いていました。

将来は土地家屋調査士での独立を目指したいと考えているので、午前試験免除のために測量士の資格を取りたいと考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

資料請求した無料の教材の質が高く、独学で勉強を行うよりもアガルートを利用した方が合格しやすいと考えたからです。

中山祐介講師の解説動画をYouTubeで拝見し、重点に絞った講義とアウトプット重視の勉強スタイルが自分に合っていると思いました。

合格体験記・学習上の工夫

実際に勉強を始めたのが試験の２か月半前で、残された学習期間が少なかったため、インプットを諦めてアウトプットを重視しました。

インプットは一度だけ総合講義を流し聞きし、それ以上行いませんでした。

アウトプットは10年分の過去問を解くことが出来れば合格することが出来ると考えていたため、過去問を繰り返し解きました。

勉強方法ですが、1周目は過去問を解かずに解説を読み、分からない箇所をテキストで確認し、対応する頁番号を書き込んで、過去問の解説とテキストの内容を相互参照できるようにしました。

2週目以降は実際に過去問を解き、間違えた問題のみ周回して解きました。最終的に午前試験の過去問を4周、午後試験の過去問を2周しました。

勉強時間ですが、毎日6時間ほど勉強し、合計で450時間程度勉強しました。時間の割り振りは、総合講義に60時間、午前試験対策に300時間、午後試験対策に90時間です。

ただし、これは計画的に割り振ったのではなく、午前試験の精度を上げるために時間を使いすぎたため、結果的にこのような割り振りになりました。

そのため、午後試験の勉強は2週間しか残されておらず、必須問題は1週間、応用測量と地図編集は3日ずつしか勉強ができませんでした。

勉強していた当時は午前試験に時間を割きすぎたと感じていましたが、今振り返ると午前試験の精度を上げる選択は学習の基礎を固めることに繋がり、正しかったと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

まず、テキストは簡潔で分かりやすく、実務経験がない自分にとっても、測量作業の全体像と意義を理解しやすい作りになっていました。

合格に最低限必要な知識が無駄なくまとめられていたため、その潔さとコンパクトさが、時間の限られた自分には丁度よく、学習意欲を保つことができました。

また、過去問の解説にテキストの内容がそのまま使われている等、深く関連付けられているため、総合講義のテキスト読み込みを適度に切り上げて、過去問を解く選択をすることができました。

次に、講義は中山講師がテキストに沿って無駄なく解説していて、テキストに書いていない内容や余談の方向に振れることはなかったので好印象でした。

また、マーカーペンでラインを引いたり、書き込みを指示しなかったことも時間の限られた自分にはありがたかったです。

次に、総合講義の視聴システムは、携帯で動画を視聴でき、倍速ができるなど、隙間時間を活用して効率的に学習できるのは本当に助かりました。

時間の限られた自分としては、倍速で流し見でもよいから、とにかく講座を一周して全体像を掴むことに重点を置いていました。

全体を総括すると、受講者に余計な時間を取らせずに合格に必要な最低限の努力で済むように設計されていて素晴らしいと思いました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

何を通してアウトプットするかを考えたときに、10年分に絞った過去問とその解説は、測量士試験対策として適切な量でした。

仮に独学で勉強したとしたら、ここまで割り切った勉強ができなかったと思います。

テキストは、一問の選択肢ごとに解説があり、解説内容はテキスト内容に準拠しているため、テキストを参照しやすく、インプットとアウトプットを反復して行うことができました。

そのため、選択肢ごとの正誤を深く検討することができ、疑問を残さず学習を進めることができました。

午後試験対策は、全ての選択問題を一周だけでも勉強するのが時間的に困難であったため、中山講師が推奨していたであろう（していなかったらすみません）測図測量と地図編集に決め打ちをして勉強しました。

中山講師の言うとおり、類似問題が出やすい測図測量と地図編集に決め打ちをしてよかったです。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

恥ずかしながら、電卓の使い方講座を受講するまで、電卓に付いているボタンの機能を全く知りませんでした。

これを知る前は何度も電卓を打ち直し、紙に計算結果をメモしていました。

メモリー機能や入力内容の修正機能があることを知っていたらだいぶ変わっただろうと思います。

こんなに便利な機能があるのになぜ知ろうとしなかったのか、後悔しています。

もし自分が独学で試験を受けていたらと考えるとぞっとします。

独学なら絶対に電卓の使い方で差が出るとは思わないはずです。

この講座を通して、試験前から本試験で配布される電卓に慣れておくことができました。

試験は時間との闘いになるので少しでも時間を稼ぎたいなら、受講することをお勧めします。

講師へのメッセージ

ただただ感謝です。