合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2026年合格目標】入門総合講義/入門カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

私は大学で測量の講義を受けたことがあり、大学卒業時に測量士補を取得しておりました。仕事では測量作業をしませんが、業者に測量を外注して、測量成果をCADで扱うことがあります。仕事での測量について、何となく知っている状態ではなく、もっと詳しくなりたいと思い、測量士試験を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

測量士試験勉強の教材を購入しようと思い、ネット検索でアガルートアカデミーの講座を見つけました。テキストを購入するより高額であったため、まずは講義のサンプルを視聴しました。講義の中で文字だけを読むだけでなく、中山先生が測量機材の実物を使って説明し、初心者でも分かりやすいようになっていたため、私でも測量のことを理解できそうだと感じ、講座を受講しました。

合格体験記・学習上の工夫

まず、私は受講する前に知識ゼロの状態で午前問題を解きました。少しでも理解できている分野があれば、その分野から勉強を始めることによって、勉強することへのハードルが下がるかと思い挑戦しましたが、解答できた問題は2問だけでした。しかし、幅広い分野を勉強しなければならないことが分かったため、最初から順番通りに総合講義を受講し、分野全体のインプットに力を入れることにしました。

社会人として働きながら試験勉強をすることが想像以上に大変でしたが、オンライン講座であったため、自分のペースで勉強を進めることができました。勉強時間を確保するために移動中の隙間時間も有効活用し、試験までの3か月間は欠かさず下記のルーティンをこなしていました。

・通勤電車の時間は総合講義を受講してインプットする

・帰宅後に過去問を解いてアウトプットする

・過去問で解けなかった問題は朝の出勤前に復習する

10月から講義を受講していたのにも関わらず、総合講義の視聴に時間をかけすぎてしまい、過去問を解き始めたのが1月からでした。ホームルームで中島先生がアドバイスされた通り、過去問を3周するといった具体的な数字ではなく、解けるようになるまで解く方法で勉強しましたが、午前問題を解き終わるのに1月から4月中旬までの時間を要してしまい、午後問題を解くために1か月間で勉強時間を詰め込み、ギリギリのスケジュールとなってしまいました。これから受講される方は、総合講義は1か月間で早めに終わらせて、すぐに過去問に取り組むことを強くおすすめします。

総合講義のご感想・ご利用方法

中山先生がはっきりとした口調で説明してくださるので、通勤電車中に1.5倍速で総合講義を視聴しておりました。オンライン講座であるため、1回の説明で理解できない箇所があれば何度も巻き戻し、理解できるまで視聴しました。また、講座をダウンロードすることができるため、通信制限を気にすることなく視聴できたこと点はとても便利でした。

講義全体においては、テキストの文字を読み上げるだけでなく、測量機材や地球儀などを使用してくださいました。言葉だけの理論ではなく、実物で再現してみせてくださるため、まさに百聞は一見に如かずで、早く理解できると感じました。テキストもカラーのイラストで見やすく、講義中にホワイトボードで順を追って説明してくださることもあったため、講義の内容が難しくて嫌になることがありませんでした。

総合講義の初めは、測量の専門知識でなく、測量士試験の問題を解くうえで必須となる数学の基礎知識の講義でした。私は大学で理系を専攻していたので数学に対する苦手意識はありませんが、覚えていない数式や三角形の特性があり、丁寧に説明していただき自分で一から調べる必要がなくとても助かりました。

過去問を解くことをメインにしていた時期でも、総合講義でのインプットを欠かしませんでした。過去問で苦手な分野を把握し、その分野を解けるようになるためインプットとアウトプットを繰り返すことが合格につながったと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

対面講座では説明を省略されるような類似問題であっても、過去問解説講座は1問ごとに解説があり、苦手な類似問題であっても気軽に問題に取り組むことができました。また、1ごとに丁寧に解説があるおかげで、復習の機会が多くなり、私の理解できていない箇所をさらに詳しく把握することができました。

中山先生のアドバイスの通り、過去問を3周解くといった具体的な数字ではなく、解けるまで解くようにしていました。過去問に取り組み始めたときは時間を気にせずじっくりと解いていたため、本試験で時間が足りなくなることを懸念していましたが、解けるまで解くことで解答のスピードも速くなり、本試験で1時間余るほど余裕を持てました。

同じ場所で勉強するとすぐに集中力が切れがちで、テキストの大きさが手帳サイズであるため、場所を変えて勉強したいときに持ち運べる点もとても助かりました。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

仕事で電卓を使用することもあり電卓は誰でも使えるから真面目に講座を聞く必要はないだろうと思っていましたが、過去問解説講座と同レベルで試験にとても役に立つスキルを学習することができました。最初は電卓を購入するつもりがありませんでしたが、測量士の試験問題は数式が長く、四則演算ができる程度では1問につき10分以上かかってしまうこともありました。本試験で過去問にはない新しい問題を出題される可能性はあったため、電卓の計算にかかる時間を短縮することと電卓での計算間違えを減らすために、電卓の使い方講座を受講することは有益だなと感じました。電卓のスキルを取得したことで、精神的な面においても余裕を持って本試験に挑めたと思います。実際に、私は本試験の午前問題で1時間余るほど余裕ができました。

講師へのメッセージ

中山先生の講義を受講し、アドバイスの通り過去問を解けるまで勉強することで、午前問題はゼロ知識で2問正解の状態から本試験で満点を取ることができました。測量士試験合格したことの成功体験が、今後何かに挑戦するための糧になると思います。ありがとうございました。