合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

中小企業診断士試験を目指した理由・契機

今の仕事内容に加えて、経営の知識をもってアドバイスができるようになればと思っており、経営に関する勉強をしたいと思っていました。

そうしたところ、中小企業診断士資格のことを知るに至り、目指してみることにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

はじめは独学で足りると思っていたのですが、科目数が思いのほか多く、科目ごとにテキストを選ぼうとするとどうしても時間もかかってしまい、また科目ごとのウェイトも分からなくなってしまうと思い、予備校の利用を決めました。

予備校を調べて見ると、アガルートでは合格特典があると知り、またもともと自分が知っている予備校でもあったので、短期合格を目指すのに最適だと考えました。

合格体験記・学習上の工夫

講義動画は倍速再生も可能なため、難易度が高いと思ったところを除き、基本的に2倍速以上で再生し、とにかくまずは全ての科目を1周することを目標に進めました。その上で、改めてテキストを読み返し、理解が怪しい点などは講義を振り返るなどしました。
講義動画を見終わった後にテキストを読み返す際には、テキストの関連する項目同士が結びつくよう、余白に関連ページを書き込んだり、1次試験の過去問演習で出てきた知識や問題と相互参照できるようにしたりしました。
講義動画ではとにかく早く過去問を解くようにとのことでしたので(時間の関係もあり一通り講義動画を見た後に)、テキストの読み返しと並行して、過去問演習を始めました。

テキストは過去問で出てきている知識の網羅性は目的としていないため、必要に応じて過去問の解説を見ながら学習する必要がありましたが、その結果をテキストに集約し、とにかく情報を一元化するように努めました。
過去問演習が一段落したところで、再度テキストを読み返し、十分理解できていないところのみをノートに書き出し、直前期の復習用ノートを作成しました。これのおかげで、試験前の見直しがスムーズに進みました。
2次試験については、とにかく過去問を解き、その後に解説動画を見て、を愚直に繰り返し、それ以上のことはしませんでした。

総合講義/経済学・経済政策のご感想・ご利用方法

経済学は理論を理解する必要があったため、動画は1.5倍速程度にとどめ、適宜途中で止めながら、前のページに戻ったり、自分で理由を考えたりしていました。経済学については特に時間がかかりそうだと思っていたため、学習の初期段階で講義動画を見始めました。

また、経済学は特に体系的に整理された分野で、知識の定着(理解と暗記)が特に大切だとおもったため、講義動画を見た後の復習を特に心がけました。

既に学習している内容を理解していないと次を理解できない部分や、相互に関連している部分が多かったため、テキストに相互参照を書き入れたり、関連する知識を補充したりして、後から見返したときに関連項目まですぐに思い出せるように工夫しました。

総合講義/財務・会計のご感想・ご利用方法

財務会計は最初にみた講義動画でした。
仕事でも使っている知識でもあったため、既に知っている内容も多く、倍速で自分の知識を確認するような使い方となりました(ただこれは失敗で、2次試験の事例IVとの関係で、特に事例IVで問われるような知識(CVPや投資意思決定)については、講義動画を見ながら自分でも計算する等の勉強が必要だったように思います。)。
なお、最終的に財務会計の1次試験は免除を選択したため、講義動画を1とおり見たほかは、特に利用しませんでした。

総合講義/企業経営理論のご感想・ご利用方法

企業経営理論は自分にとっても全く知識がなく、とにかくテキストにメモをとりながら講義動画で学習を進めました。
分野の性質上やむを得ないのかもしれませんが、より体系的に整理されていると良かったように思っています(自分が学習しているのが、体系上どこの話なのかが途中で分からなくなることがありました)。
テキストが比較的薄く、自分で必要な情報を補充する必要があったため、1次試験を解きながら手書きで補充したり、関連項目を自分で調べてその情報を補充したりして、自分だけのテキストを作成しました。

総合講義/運営管理のご感想・ご利用方法

運営管理の講義動画は、体系(レイヤー)が強く意識されており、今どのレイヤーの議論をしているのかがわかりやすく、理解が進みました。
運営管理は製造現場を知らないとなかなかイメージが湧かないため、講義動画を見た後に、イメージがつかめなかった単語をグーグルの画像検索で調べ、視覚的に理解できるように心がけました。
また計算問題についても、特段難しいものではなかったため、できる限り得点できるよう、テキストをベースに理解を深めました。

総合講義/経営情報システムのご感想・ご利用方法

経営情報システムは、特にイメージが湧きにくく、事前知識がないためかなりハードでした。講義動画のみでは過去問を解くには足りず、テキストの単語をさらに自分で調べるなどして勉強しました。特に経営情報システムは令和3年度まで難易度が低く、そろそろ難易度が上がるのではないかと思い、ITパスポートの問題にも手を伸ばし準備を進めました(結果としてこれは大正解でした)。
既にテキストが厚いため難しい面もあろうかと思いますが、現状のテキストのみだと、40点以上はとれても、60点までは難しいようにも思われるため、さらに自分で知識の補充を行う必要が強いと思います。

総合講義/中小企業経営・中小企業政策のご感想・ご利用方法

中小企業経営・政策は、基本的に中小企業白書と中小企業施策利用ガイドブックの内容理解に尽きるのですが、これらを一から読んでも、前年と比べて何が変わったのか、何に注目すべきなのかがはっきりせず苦労することになります。
そのため、講義動画でまず重要な事項、押さえるべき事項を確認し、そのうえで実際に白書等に自分で当たり、理解を深めました。
テキストには中小企業白書から抜き出した重要な点がまとめられているため、試験前にはひたすらテキストを周回し、内容を頭にたたき込みました。おそらく最もテキストを周回した科目だと思います。

2次試験過去問解析講座のご感想・ご利用方法

論述試験の過去問は、一度解いてしまうと事例が頭に入ってしまうため、最も古い年度のみ、問題を解く前に解説動画を見て解き方や考え方を学習し、それ以外の年度については事前に中小企業診断士試験のサイトで問題文を印刷して実際に解き、その後の解説動画を見るようにしました。
解説動画では、それぞれの問題の考え方や解答の作成方法まで説明されているため、自分の考え方がずれていないか、なぜ自分の解答がまずかったのか、自分の解答が別解となり得るのか、といった観点から学習しました。
また、各事例の解説の前に、全体を通した対策方針や一般的な解き方に関する講義動画があり、過去問に取り組むにあたって非常に参考になりました。

1次試験対策過去問集のご感想・ご利用方法

過去問を古い順に解きすすめました。
最初の3年度程度は1題解いたら解説を確認する方法ですすめ、直近年度等は時間を計って一通り解いてから解説を確認しました。
特に、法改正等によって既に解答が変わっている等の理由から、解く必要のない問題について、【参考】等の記載があったため、解き進める際に非常に助かりました。