合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【マンション管理士試験・管理業務主任者試験】ダブル合格カリキュラム

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

2024年6月の65歳で前に勤務していた会社を定年退職となり、知人に紹介され入社したマンション管理会社のフロントとして勤務し始めました。初めての業界で、全く経験、知識もなかったのですが、管理業務主任者、マンション管理士の資格が仕事にもとても重要で役に立つので、是非資格取得目指してくれと言われ受験を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

インターネットでどこの講座、通信教育等が良いか複数のサイトで検索し、法律関係の資格に強く、合格率も3倍近く他より高く、お薦めの講座と書いてあったのがきっかけです。また、会社の先輩2人もアガルートの工藤講師の講義はわかりやすくてお薦めだよという声もあり、二人とも受講して一発合格だったので、迷わず受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

いざ勉強し始めてみると、65歳という年齢もあり、記憶力、集中力がなかなか続かず、やはりこの年齢だと合格率20%の国家資格は半年間の勉強では無理かなと何度か挫折しかけました。そんな状況の中でも、工藤講師の講義の中でテキストは2周目からが本番という言葉を信じて続けていました。そうする内に不思議と次第に知識、理解も定着してきて、テキストを読んでインプット、蓄積していく事が楽しくなってきました。

また、実際の仕事でたびたび「これがあの説明の契約か、器機か！」と再確認できる場面が増えて、一層理解が深まりました。

これらと同時に、過去問を解くアウトプットでも自分スムーズに解答できる状況なってきたのも大きな自信になりました。2週目、3週目と回していく事で、維持保全等の自分にとっては、覚え辛かった細かな数値も自然に記憶できるようにもなりました。工藤講師のホームルームでの補足、講義の中の指導通り問題を解くことで覚えていくという事を正直、す～っと実感できました。

働きながらの勉強の為、まとまった学習時間は取れなかったので、基本は朝6時から1時間、夜は帰宅して8～11時の間で2～3時間と決めていましたが、仕事の疲れもあり途中で寝てしまったりもして思い通りに時間確保できませんでしたが、気にせずともかく毎日やるのを日課として徹底しました。更に、必ず勉強の始めに前回にやった学習範囲を、テキスト、過去問とも簡単な振り返り、再確認したのも時間の使い方としては大いに理解定着に役立ちました。

導入講義のご感想・ご利用方法

導入講義については、何度も振り返りで利用させてもらいました。というのも、講義視聴を進めていくと、以前の章と学習時間が空いてくると民法と区分所有法の関係、知識等、各章ごとの関係性を忘れてしまうと微妙にあいまいな理解のまま次に進んでしまう事になりがちで失敗を何度も痛感しました。これではだめだと思い、頭の中で各章ごとの繋がりを再整理し、理解を確実なものにするため、基本的な概要確認として導入講義を利用させていただくことが度々でした。要約、サマリーとして大きな学習の流れを振り返るのに本当によくまとめられている講義だと思い、とても重宝しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

12月1日の試験まで、1日約3時間、6か月で試験を迎えるという、圧倒的に時間がないという意識が自分の中では強かったので、工藤講師の講義動画は1.5倍以上で聞いて学習の時短をまず図っていました。講義は話すスピードをある程度早めたほうがしっかり聞き取ろうとして集中力がUPすると聞いていましたので時短と集中の一石二鳥の効果を得られたと振り返ってみて痛感しています。

また、利用するテキストのイラスト、写真が他社の市販のテキストと比較して豊富で、特に初めて取り組む設備関係が特に実際に現物カラーでイメージできてわかりやすく、記憶にも残って理解が進みました。あと、デジタルテキストでの語彙検索も便利に活用させてもらいました。章をまたいで出てくる用語について、一発でヒットするのであいまいな理解、疑問の早期解決には非常に役に立ちお薦めの機能でした。

工藤講師が、テキストに掲載されていない器機等はネットの検索画面で画像確認することを薦められていました。

気分転換として民法や区分所有法の法律関係学習と設備課関係はジャンルが全く変わって、頭の使い方、思考をリフレッシュでき、飽きずに取り組めたのも納得の指導、アドバイスでした。

講師の動画講義は、独学では得られない、より実践的に行間等を解説してくれるので、「あ～、そうなんだ、そういう意味か」と自分の中で腑に落ちる場面も多く、本当に独学ではなく本講座を選択してつくづくよかったと改めて思いました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問のリピートは、試験までの半年で約5回繰り返すことが出来ました。

基本、机に向かっての座学で取り組み、ペンをもって問題の意図を書きながら整理していくという方法で、より試験環境に即した形で勉強しました。また、問題分を読んだときに、正しいものを選ぶのか、誤りを選択するのかをまず〇、×で必ずつけるように講師から言われたアドバイスも緊張する試験の中で不注意な失点をカバーする意味で本番の試験でも大いに助かりました。

皆さんが共通に実行されているように、アウトプットとして過去問を解いていく繰り返しが、やはり本当の意味での実践的な実力UPに繋がったと痛感しています。最終的には、残り時間から逆算してA、Bランクの過去問を完璧にすれば、合格できるという講師の言葉によりその該当過去問に絞って勉強しました。工藤講師が日頃から何度も繰り返し言われていた、「答えを覚えるのでは、なくなぜそうなるのかを説明できるように」という事は意識してやっていったのは、とても真実をついており、その習慣は今後の学習でも大事にしようと思っています。

これについては、最近出題が増えている個数問題で個々の選択肢の○×が説明できる理解レベルに到達することが、合格への必須能力だと今回の受験を通して一番の指導でした。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

試験が近づいてくると、講座と過去問の繰り返しは、飽き、慣れが出てきました。

また、講座については、A、Bランクに絞って読み返すにしても、外出時や仕事に学習するのに3冊を持ち歩くのは大変でした。

そのタイミングで送られてきた総まとめ講座は、手軽に一冊で速習的に繰り返し、振り返りが効率的にできるテキストでした。一気に多くの分野を短時間で流れを俯瞰して復習するツールとして、導入講義の時に、講師が説明されている講義内容の記述がわかりやすくてまとまっていると前々から思っていたので、もう少し前倒しに送付されていたら、自分のような半年間の学習期間のものとしては更にありがたかったです。重要な項目、頻出数値等を繰り返し覚えることに優れたテキストとして、試験直前の実力UPの取り組みに大きく役立ちました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験で学習する時は、本番の試験時間と同じ13時から15時にかけて椅子、机に向かって筆記具、解答用紙だけを机上において、取り組みました。

なるべく本番同様に同じ時間帯、環境にして解くことにより、時間配分と体調把握、リズム、眠気の度合い、集中力の落ちる時間を把握しながら数回利用で試しました。直近の法改正等や統計問題等は、従来の過去問では、漏れがちな問題もしっかり押さえられていて、直前の復習、記憶確認に役立ったと思います。実際に統計問題が出た時もしっかりと解答できたので本当に助かりました。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

民法で長い文章量の多い選択肢で戸惑い、つまずくことが多かったので、素早く、集中して問われているところを整理し、正誤の判断をまとめる練習になり苦手意識を克服するのに役立ちました。個数問題が増えている中で、最重点の区分所有法と標準管理規約の境界を混同することが多く、ひっかけをなかなかクリアできなかったのが、両社の共通点、相違点(別段の定め)の一連の流れを頭の中で整理し定義の正確な理解が進み、ここはひっかけポイントだなという点が判別できるようになりました。

頻出重要肢解説講座のご感想・ご利用方法

頻出重要肢解説講座は、毎日鞄の中に携帯して、通勤の電車の片道10分と昼休み中の15分を利用して半年で6回以上は回せました。薄くて開くと、即勉強体制に入れる手軽さ、短い時間を使って早く解答に至る集中力UPには最適の教材と思います。自分にとって苦手な問題に、繰り返しひっかかって間違えるたびに、間違えるpointの理由を繰り返し頭の中で反芻していき記憶を確かなものにしました。

一方、講師が話されていたように、「ほぼ大丈夫、完全に理解した」とけるという問題も、2、3日おきに目を通すようにしました。意外にあれどうだったかな?と感じる時もあり、この時間の重要さを再認識させられました。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

区分所有法の講座は一度流し聞いても頭に入りにくかったですが、工藤講師の条文の行間の解説により管理組合、管理組合法人、標準管理規約の横断的な学習に繋がりで徐々に問題点がわかるようになりました。

また、一緒にテキストに掲載されていた標準管理規約と標準管理委託契約書も実際に仕事で担当しているマンションの現規約、委託管理契約書と比較しながら現実の実務を通じた上で、よりイメージが構築でき「なるほど。あの記述だな」という感じで相互理解を深める助けになりました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

半年間の勉強時間で合格できたのは、工藤講師の各種のアドバイスと励ましの言葉のおかげです。何度か挫折しかけましたが、最後まで続けられました。ありがとうございました。