受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】マンション管理士試験 中上級カリキュラム（フル・ライト）

マンション管理士試験を目指した理由・契機

令和2年に宅建士の資格を取得したことで、関連する管理業務主任者、マンション管理士に興味を持ちました。民法、不動産登記法、都市計画法、建築基準法等、宅建士の勉強で学んだことの復習も兼ねて管理業務主任者、マンション管理士の学習を始めました。金融関係の仕事をしており、キャリアアップとセカンドライフの充実を図ることも視野に資格取得を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

宅建士、管理業務主任者は市販のテキストと問題集により独学で勉強しました。５問免除の資格を得たものの２年続けて不合格でした。一度学習方法を見直した方が良いと感じ、何かしらの通信教育のお世話になろうと考えておりました。独学で学習する中で、一般向けに公開されている工藤講師の動画を何度か拝見しておりとても　良い印象を持っておりました。「どうせ受けるなら楽しく続けられる選択肢を」とアガルートアカデミーの門を叩きました。

合格体験記・学習上の工夫

金融機関の管理職をしており、その他音楽活動も精力的に行っているためまとまった学習時間を確保するのは大変でした。ただ、そもそも集中力が無いのでそれを前向きに捉え、隙間時間を有効に活用すること、追い込み過ぎずあくまで楽しく勉強をすることを意識しました。私は管理業務主任者、マンション管理士中級コースフルを受講しました。中級コースでも入門コースの動画も視聴できるので最終的に全部視聴しました。まずはテキストを見ながら中級コースを視聴しテキストに書き込みやアンダーラインをして、その後入門コースを１．５倍速等も使いながら理解しているところは早回し、ちょっとこれはまだだなというところは普通の速さに戻したりして視聴しました。これによりテキスト最低でも２回見ることになります。その後過去問に取り組み、過去問の解説講座を視聴するという感じでした。１月から学習を開始したので比較的日程には余裕があったので、自分ではあまりロードマップを作らずテキストが来る順番に取り組むという感じでした。やはり、仕事をしながらの学習ですので過度に追い込まない、あくまで楽しく学習するように努めることは大事だと思います。工藤講師はホームルームにも相当励まされました。過去問５回まわしとか、肢ごとに説明できるようになるとか工藤講師がおっしゃる通りでした。この二つで概ね合格ラインに乗るのではないでしょうか。結局アガルートでの過去問は３回しかまわせませんでしたが、２年間不合格でしたのでその間の学習でそれ以上まわしていることにはなると思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は基本的にテキストに沿って進められていますが、決してテキストの読み上げではなく丁寧な話し言葉で説明してくださり、とても聞きやすかったという印象です。「これくらい簡単でしょう」「あとはお読みください」みたいなこともありません。また、一つの動画が5分、１０分、長くても２０分程度で構成されており隙間時間を利用して学習できました。それに、仕事終わりの疲れた頭で集中できる時間は限られており、そういう意味でも動画の時間はちょうど良い感じでした。工藤講師の講義を聞きながら、テキストを読みながらという感じで学習を進めました。特段ノートに書き写したりせず、ちょっと理解できない時は動画を止めてテキストを読み返したり、動画を再度見直したりしながら自分で声に出して自分に説明するような学習を続けていきました。私はあまり書くのが得意でありません。正直苦痛です。苦痛はなるべく除去することも長続きの秘訣かもしれません。自分が「楽しい」と思えるような工夫も大事だと思います。

仕事が忙しくて時間が取れないとか体調が悪いとかいろいろありましたが少しでも前に進める、動画1本でも見る、過去問１ページだけでもやる。といった感じで少しでも学習を前に進めることを意識しました。こういった感じのアドバイスもホームルームで教えていただきとても助けられました。徐行運転でも完全に車を止めてしまわないようにしないと次の発進の時相当アクセルを踏み込まないといけないので、ノロノロでもゴールに向かって進み続けていることが大事だと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問は3回まわしました。工藤講師は５回まわしを推奨していましたが無理でした。過去問解説講座は不正解の肢についても手稲に説明してくださり相当理解が進みました。ついつい正解するとその気になって（解ったきになる）しまうのですが、本番で全く同じ構成では出ないので「肢ごとに説明できるくらいに」という工藤講師が何度もおっしゃることを信じて学習しました。肢ごとに「こういうことだから〇」という説明ができるようにしました。問題を解いて、過去問の解説を読み、ある程度まとめて過去問解説講座を視聴するというサイクルで学習しました。全問の過去問解説講座があればなと最初は思いましたが、テキストの解説で概ね理解できると思われるものについてはあえて過去問解説講座の動画はないのだなと理解しました。結果的に効率的な学習ができたと思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

テキスト２回まわし。過去問３回まわしを済ませたら最後のまとめに動画を一通り早回しで視聴する、過去問をもう一回まわすというつもりでいました。しかし思うように時間が取れず１１月に入ってしまい焦りました。開き直って総まとめ講座をしっかりやることにしました。動画を見ながら、テキストを読んでアンダーラインを引いたり書き込みをしました。試験一週間前はそれを読み返すことに集中しました。実際、総合講座をもう一回視聴するには相当の時間を要し、中には相当理解が深まっている内容もあるので結果的には総まとめ講座に集中して良かったと思っています。以前は過去に書いたノートのメモを開いたり、不正解した過去問を振り返りもう一度解いたりと試験直前の焦りからずいぶん散らかった学習をしていたと思います。総仕上げとしての総まとめ講座とても有効でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験の点数は３７点、本試験の点数も３７点で本当にギリギリの合格でした。模擬試験は一回分でした。思ったより点数が伸びずショックでしたがそれが実力であり、おかげで総まとめ講座の学習に熱が入りました。その後、市販されている他社の模擬試験３回分を購入し平均で４０点程度取れるようになり自信を持って本試験に臨みました。それでも結果は３７点のギリギリ合格でしたが、アガルートの模擬試験がもう少し簡単で４０点以上取れていたら合格出来なかったと思っています。切羽詰まる前に自らの実力を知ることは大事ですね。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

難問解説講座はテキストを５問程度解いて動画を視聴するという方式で学習しました。その後、テキストはもう一度まわしてみました。不動産登記法等の難問については深入りせず「こういうもんだ」という理解に留めました。工藤講師もそのあたりの線引きを教えてくれました。限られた時間で合格ラインを目指すためにはそういう割り切りも必要だと思います。難問解説講座は「難問」と呼ばれる問題のレベルを知れたことが一番の収穫でした。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

区分所有法の条文を一度は読み込まないとと思っていましたが、正直眠くなります。何となく避けていたというか、後回しになっておりました。重要条文マスター講座はそのキッカケを与えてくれました。これまでテキストや過去問に散りばめられていた条文が一冊のテキストにまとめられておりました。これまでの学習で概ね一度は目にしたことがある内容であり思っていたより抵抗なく読むことができました。これについては、動画を視聴しながら読む、時々動画を止めて読むという感じで一回しかまわしませんでした。それでも十分、頭の中の整理に役立ちました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

工藤講師、スタッフの皆様ありがとうございました。アガルートに出会っていなかったら合格出来なかったと思います。心から感謝です。また、他の資格取得にも挑戦してみたいと思います。私は宅建士、管理業務主任者、マンション管理士に合格しました、工藤講師が担当するのは賃貸不動産経営管理士ですかね。是非受講してみたいと思っております。