受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】マンション管理士試験 中上級カリキュラム（フル・ライト）

マンション管理士試験を目指した理由・契機

マンション管理組合活動方法がわからない状況で、輪番制で自分が役員になることが判っていました。この役員就任までに基本知識の習得と、できればマンション管理士及び管理業務主任者の資格を取得することにより、他の役員と協力して居住者に有益な活動ができると考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

２回目の受講の際、アガルートアカデミーの講座を受講しましたが、残念ながら合格点まで１点で涙をのみ、３回目の受験は独自勉強で臨みましたが、またまた１点差で不合格になりました。もう受験自体をやめようと考えていたところ、アガルートアカデミーにマンション管理士の中上級カリキュラムが新設されたことを知り、２回目のレベルアップの実績もあり再度受講を申し込みました。

合格体験記・学習上の工夫

まずは、工藤講師の親切かつ丁寧な講義、アガルートアカデミーの合格に向けた工夫された講座の設定、１年間の学習カリキュラムを信じ取り組み、マンション管理士試験及び管理業務主任者試験にダブルで合格できたこと御礼を申し上げます。両試験も４０点を超える得点を獲得し、試験後の自己採点においても合格の手ごたえを感じており、実際に２資格の合格証が届いたときは、久しぶりの達成感を味わうことができました。

私の学習の基本は、アガルートアカデミーが設定した各教材送付のスケジュールを遵守した学習プランとしたことです。いつまでに各講座の学習を習得できるのかを逆算して、１日の学習時間のノルマを設定しました。学習時間は２時間～４時間、ほぼ毎日この学習時間を確保することができたことがレベルアップにつながったものと考えています。学習上の工夫としては、同じマンションに居住されているマンション管理士の方との交流をはじめ、役員に就任した際に様々な管理組合運営の課題に遭遇し、都度関連法規や国交省ガイドラインを確認して他の役員の方々と議論していくといった実体験を基にして学習に結び付けたことは、難解な関連法規の理解や知識の定着化やモチベーションの維持に繋がり、１年間の継続学習ができたものと考えています。

総合講義のご感想・ご利用方法

なんといっても工藤講師のお声、話すテンポ、そしてメリハリを利かせた解説は秀逸です。これまで、YouTube等で様々な講義動画を拝聴していますが、私の中ではＮo.１の講師です。絶え間ない笑顔と単元終了時に手を振って「頑張ってください。」とお話されると、頑張ってしまいます。飽きることなく講義を聞き続けられたことは、工藤講師のお陰だと思っています。ありがとうございました。

総合講義は１０分程度で１単元としていたことは、設定した学習スケジュールを効率よく進められた他、学習疲れがあった際、「ここまではやり遂げよう」と学習の区切りをつけるのに丁度よい設定だと思います。過去の学習では、ただ聞き流していたり、テキストを目で追って学習していたことを反省し、今回の学習では、サブテキストの過去問で誤答があった場合一端テキストに戻り、その箇所に付箋を貼り、さらにその項目を別に定める「間違い克服ノート」に転記しました。「間違い克服ノート」はには、①なぜ誤答したのかの理由や②その項目を導き出す質問を自分で考え記述したり、③関連項目がある場合はその記述を追加したり自分なりの参考書となりうるものになっていきました。「間違い克服ノート」は８冊にもなり試験直前の学習の振り返りにも有効に活用できました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

２回目、３回目の試験は、合格点迄１点足りず不合格であったこをと考え、一通り学習を終了させた後に過去問試験に取り組みましたが、結果は残念ながら「合格点」に至らず。正答は確認程度、誤答した設問は「間違い克服ノート」を傍らに過去問解説講座をメリハリ視聴しました。この解説講座では単なる正答文の読み上げだけでなく、勘違いしやすいポイントや関連事項を引用した解説となっていましたので、解説内容をノートに記載するようにしました。総合講座の解説では理解できていたことが、設問の仕方の変化や、誤った肢を探す、正しい肢を探す、該当数を探すといった変化球が投げられると理解不足が露呈しました。「間違い克服ノート」には、その正答を導き出す「自分なりの設問」を追記し、誤答を再発させることもなくなっていきました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

まずはテキストが秀逸です。片面に総合講座の要点を記し、もう一方の側には設問を並べ記述しているテキストは、これを入手できただけでもアガルートアカデミーを受講した価値があると考えます。総合講座では３冊のテキストと３冊の問題集からなっており、これでは手軽に持ち歩くことが困難です。総まとめ講座のテキストは外出した際やちょっとした隙間時間に確認できるよう利用してきました。さらに、一通りの学習を終えた終えた後にこれを主のテキストとして活用し、ビデオ講座の解説を確認し　試験直前の自分の理解不足（勘違いやそもそも知識として定着していない）の箇所の抽出を行い、都度総合講座に戻り確認しました。工藤講師からのアドバイスにありました通り、手間をかけ総合講座に戻って確認することは知識の定着が図られたことは言うまでもありません。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験の意義は、１２０分５０問を解くといった回答時間のイメージを持つことや区分所有法・民法によるとや標準管理規約によるとなど問題文の理解を確認したり、「正しいものはどれか」「誤ったものはどれか」「‥‥はいくつあるか」「正しい組み合わせはどれか」など、うっかり誤答を導く記述に慣れることにあると思います。過去試験で１点に泣いた者として、このようなうっかりミスは致命的なものとなります。工藤講師のホームルームでのアドバイスに従い、正答を導くものは「○」。誤答は「×」、ポイントとなる設問にはアンダーライン、解答の決め手となった文脈にはは丸で囲むなど、実践的なテクニックを確認しながら取り組みました。この方法は実際の試験にも大いに役立ち、試験解答結果の確認も効率よく行えたことも合格に結び付いたと考えています。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

民法や不動産登記法など、苦手な分野はわかっていましたが、この講座のように包括的に難解肢と抽出していただいたカリキュラムは、メリハリの利いた学習の一助となりました。過去の試験を分析され、かつ誤答がおおかった設問をもとに講座設定がされていて、これは他社にはないアガルートアカデミーのオリジナル講座でしょうか。この講座を受講し終わった後に再度総合講座に戻り、理解すべき部分の確認を行うことで　難解肢が普通の問題に変わっていった実感がありました。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

区分所有法は、管理組合活動の中でも　何度も何度も確認していました。得意だと思っていましたが、実際の問題となると誤答が多い分野でした。今回私の願いが届いたのか、アガルートアカデミーにて重要条文マスター講座が設定され、改めて１条文を丁寧に解説いただいと結果、「そうかこういった事を規制するための条文だったのか」とか「こことここが関連して条項設定がされているのか」など、重要条文の理解が一気に深まりました。受講は３回視聴し、最終的にはテキストがカラフルに追記でき、「間違い克服ノート」のサブテキストとして試験前に確認しました。実際の試験では、マンション管理士及び管理業務主任の各試験の区分所有法の設問は全問正解となるなど、結果的に私の強みとすることができました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

工藤講師。おかげさまでマンション管理士試験、管理業務主任者試験をダブル合格することができました。１回目のアガルートアカデミー受講の時は、自分勝手な視聴であったと今更ながら感じています。今回は、ホームルームも一言も漏らさず拝聴し、工藤講師がおっしゃった通りの行動が合格に繋がったものと感謝しています。

ビデオ講座は一方通行的なものとなりがちですが、工藤講師の講義はあたかも自分の前に講師がおられるかのように、私の理解度を確認しながら講義が進められているかのようでした。最初から、アドバイスをしっかり聞き、真摯に学習すれば早い段階で合格を勝ち取ることができたとも思います。しかし、足掛け４年もの学習は、やはり知識の定着度や関連法規の理解など実務への適用を考えた時に必要な期間だったとも考えます。

工藤講師、これからも悩める受験生を導く「女神」たる存在であることを切に願います。