受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】マンション管理士試験 中上級カリキュラム（フル・ライト）

マンション管理士試験を目指した理由・契機

親戚がマンションの管理組合で理事になったとき、当時、ゼネコン技術職だった私にマンション維持管理について相談してきましたが、専門が違うことから力になれないことがあり、その後、娘夫婦がマンションを購入するなどし、さらに新聞等で老朽マンション問題が話題になったこともあって少しマンションに関心を抱いていました。

しかし、６４歳の定年後は社会保険労務士を目指し勉強、手間取りましたが合格し登録、実務経験、さらに特定社会保険労務士の取得と忙しく失念していました。

残りの健康寿命のことも考え、７４歳からは取得してあった宅建士、行政書士の民法も生かせると考え、マンション管理士のなるために軌道を修正した。思い立った時期が5月の連休後であっため、まずは管理業務主任者試験に独学でチャレンジし合格、翌年からはマンション管理士に合格するには独学では効率が悪いと考えＬ社の通信教育を受講、５問免除で受験したが、結果的に試験を軽く見ていたことや試験月の11月に健康問題が重なり集中できず、不合格でした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

前回の予備校選びは、講義時間が長くテキストのページ数が比較して多く充実しているのではと考え、かつ他資格の割引がありお得感があったことから選択しました。しかし講師との相性が私には何となくしっくりきませんでした。

そこで再挑戦にあたっては、予備校を再精査した結果アガルートアカデミーを選びました。

その理由は、講座がコンパクトにまとめられており、くりかえし視聴やテキストを読むのに適していることが私にピッタリでした。また他社にはないホームルーム制度があったことや合格率の高さと他社からの乗り換え割引があったことなどです。

合格体験記・学習上の工夫

前回の成績は３２点（５問免除加点）試験の途中からこれはダメと確信しました。過去に国家試験を何度も受験し、この難易度の試験はどうすれば合格できるか、自分なりの考えがあったのですが、年齢による衰えかとショックを受けました。

７６歳で再チャレンジするにあたり、気分転換に自分に合った予備校を変え、区分所有法、民法、管理規約、不動産登記法、会計、設備等のできなかった点を、講師の指摘に合わせて見直しをして、過去問の✖肢を説明できるように記述解答、検証し延べ９回繰り返した。解答自体は最初からかなりできていたため内容の理解に努めました。

法令の改正についてはテキストが対応してくれていたが、ホームルームでの指摘により最終チェックで再度テキストの見直をしました。

区分所有法は範囲が狭くわざと日本語を難しくしたり、基本的な問題でも過去問にないような問かけをして視点を変えたりと、試験問題の作成のプロが受験生を混乱するように作ってあるようなので、テキストを講義の内容と過去問から自分なりに補強し自分なりのノート化して、学習を繰り返し、かつ視聴も繰り返し学習した。余談ですが早回しは、私の頭脳では追いつけずあきらめあくまでも1倍速で進めました。音声媒体も講師は進めていましたが聞き流しのスタイルは取りませんでした。

学習は１月より趣味で商工会議所の簿記３級の学習から開始、３月中旬よりマンション管理士と並行で学習し、簿記３級は６月の統一試験に合格しました。マンション管理士の合計の学習時間は正味600から700時間ぐらいと思います。

結果は、昨年度より12点アップの44点（免責加点）でした、いつものことながら後から見るともっと採れているのに思いますがこれは結果論です。

実は最高年齢の合格を狙っていましたがまだ若造でした。８２歳の方に敬意を表します。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義の感想

テキストはコンパクトでよいと思います。講義時間も短く区切られとても良かった。特に何度も見直すのに適した長さでした。

特に、講師は過去問が繰り返し出題されている。過去問を制する受験生が合格している。確かに改正点や新しいことや難問もでるが合否を別けるものではない。それらが４肢中に１肢含まれているだけで残り3肢は過去問の焼き直しが多いだから過去問の理解が大事となると繰り返されていた点が印象に残りました。

後、会計をボックス図で説明してくれ簿記がよく理解できました。

再三述べますがホームルームでのトピックスの話題や改正点を特に留意して視聴していました。

質問制度は20回限定とすこし不安でしたが、5回程度利用で十分でした。また、素早い回答で参考になりました。後、気になる点はありましたが深入りしないのが受験対策と考え割り切りました。

利用方法

私は中高級カリキュラムに申し込みました。同カリキュラムは初級カリキュラムも視聴できるため、まずは初級カリキュラムこなしてからしてから中高級のカリキュラムを視聴しました。二つの講義を受講することでテキストを充実させ自分専用の講義ノートに仕立て繰り返し学習することにしました。初回以降の視聴は中高級カリキュラムのみで不明な点があったときに初級カリキュラムを視聴しました。その時に講師から指導のあったチャプターのナンバーリングが役立ちました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

感想

過去問集には、昨年の過去問がなく、大分後から別冊で送られてきた。過去問集は内容ごとに分類されており学習しやすくなっている。別冊は昨年の出題の沿っており緊張感をもって乗り組めてよかった。ただし、配布が遅かったため7回くらいしか学習できなかった。もう少し早く配布が望ましい。

利用方法

講義の視聴は初回のみで解説の要点などは過去問の解説に記入しておく、過去問はコピー用紙に一問ごと〇と✖で解答し✖肢は理由を書き、間違っているときは赤ペンで書き直す、解説で判らないときはテキストに戻り確認かつ解説を補強して繰り返し学習した。曖昧な肢には△や？または付箋をつけ繰り返しした。講師は〇も説明できるように言われていたがそこまではできませんでした。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

ホームルームで期待してくださいコメントでかなり期待していましたが、おさらいという意味なのでしょうか、少し中途半端で消化不良でした。結果的には、テキストに戻っての斜め読みになってしまいました。結果的には総まとめ講義はテキストをおさらいせよということなのでしょうが、全部を網羅的にやるのではなく講師の思うところを重点的に講義するスタイルが良いと思います。あとは自己責任で学習する。

総まとめ講義内容は過去問や改正点をピックアップしているため、見ていて混乱しました。

問題も管理業務主任者の見慣れない問題や管理委託契約の問題もかなり含まれ、唐突感がたまにあり混乱し、また隣の講義内容とリンクしていないものも見受けられました。

また、管理業務主任者とマンション管理士を同じ土俵で学習するのには限界があるのではないでしょうか。私は管理業務主任者とマンション管理士と別々に受験しており、かつ、立場の違うものと考えています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルート模試の感想は改正点が網羅されていましたが、出題の難易度が37点の割には問題にひねりが感じられず昨年の本試験に比べ優しいと感じましたが、最終的には今年の本試験に近い難易度だったかな？私は45点でした。もう少し難解なもののほうがプレッシャーを感じ追い込めるのではないかとは感じました。解説は講師が1問ずつ丁寧に解説をされとても良かった。参考ですがT社の公開模試はっと37点のA判定ギリギリでした。また、難易度も昨年の本試験に沿った印象でした。（主因は寝不足、試験日前は体調管理に注意しましょう）

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

難解肢開設講座は難解肢を学ぶということより、肢ごとに理解を深めるということかなと思い取り組みました。計4回程やってみましたが1回目92％ほど2回目以降は99％ほどでしたが、問題の数も少なく、また、管理業務主任者とマンション管理士の問題が混じり、唐突に問われると学習していない管理業務主任者の問題を落とす傾向がありました。

従って、私の目的に合わないため、マンション管理士の過去問集に時間を振りむけることにしました。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

重要条文マスター講座は他社にない講義内容は勉強になりました。条文の理解が一歩も二歩も進んだ感がありました。条文の羅列個所で準用するとか、読み替えるとある個所などは今まではスルーしていたのですが講義のおかげでこのことを言っているのかと判明しました。また講師の講義を通して条文のテキストの整理と補強ができ条文が読みやすくなりました。

お陰さまで過去問集やテキストの条文を確認する際に条文を確認しやすくなりました。また講師はおまけと言っていましたがマンション管理委託契約書、マンション標準管理規約（単糖型、団地型、複合用途型）も役に立ちました。