受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】マンション管理士試験 中上級カリキュラム（フル・ライト）

マンション管理士試験を目指した理由・契機

数年前から自身のマンション管理組合理事に就任し、組合活動を行うに当たり、もっとマンション管理について学びたいと思ったため。

さらに、管理組合活動に係ることで、区分所有者と管理会社との調整には一定程度の専門知識が必要であると感じた。

このため、組合活動での経験を、自身の退職後のライフワークとして役立てたいと考え始め、いずれは管理業務主任者及びマンション管理士として他の管理組合の役に立ちたいと考えたため。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

試験勉強の初年度は、某会社の通信講座で管理業務主任者とマンション管理士の両試験を受験した結果、管理業務主任者には合格したが、残念ながらマンション管理士は不合格となった。

初年度は基礎固めのお陰で管理業務主任者試験は合格できたが、マンション管理士試験は50問中25〜26点と合格点には届かなかったため、さらに点数を上積みするには応用力を付ける必要があった。

他社の通信講座を比較検討したところ、豊富で分かりやすい工藤先生の解説動画や見やすいテキストと過去問、質問制度など、コストパフォーマンスや受講生の評判、合格率も高い貴社の講座への受講を決めた。

合格体験記・学習上の工夫

1 動機

数年前から自分の居住するマンション管理組合理事を務めることをきっかけに、さらにマンション管理について詳しく知りたい、勉強したいという強い思いから、管理業務主任者とマンション管理士の両試験に挑戦しようと決意した。

2 学習上の工夫

初年度（2023年）は某会社の通信講座で両試験を受験したが、マンション管理士試験は不合格となった。

次年度（2024年）は管理業務主任者試験合格のメリット（マンション管理士試験の5問免除）を生かしつつ、初年度に不合格となった原因であった民法、区分所有法及び標準管理規約などを中心にまずはテキストと動画で基礎を固めてから、過去問を最低5週することでテキストの知識を頭の中に定着させていった。それでも同じ過去問で何回も間違えてしまった場合には、しばらく（数日から1週間程度）経ってから再び解き直してみて、記憶に残るようにひたすら繰り返した。

過去問を3周回した当たりから、難解肢解説講座や重要条文マスター講座をやり始めた。難解肢解説講座は3週できたが、重要条文マスター講座は前述の過去問を繰り返しを優先したため、途中までしか出来なかった。次年度に受講される方は工藤先生の解説動画を視聴しながら勉強されてみた方がよいと思う。

最後の10月、11月の直前期には、最後に送付された総まとめ講座や前年度の試験問題をいずれも3週繰り返して、記憶の定着に努めた。

最後に自分の苦手分野であった民法や会計、都市計画の区分などについては、過去問を解いても間違えてしまうことが多かったため、極力その部分については工藤先生の解説動画を視聴するようにした。その結果、民法や都市計画の区分の問題では本番でも得点することができて、学習の効果を実感できた。

総合講義のご感想・ご利用方法

上中下巻とテキスト3冊、過去問3冊とそれぞれ内容にボリュームがあるが、要約されていて、繰り返し学習することで基礎固めをすることができた。

上巻の民法と区分所有法、中巻のマンション管理標準管理規約、標準管理委託契約書、管理実務関連諸法令は、管理業務主任者試験である程度は理解していたつもりだったが、初年度のマンション管理士試験ではほとんど得点できなった。このため、合格体験記のとおり、まずはテキストを一通り読み、過去問の１回目を解いて自身の弱点を再確認した。テキストの2週目では熟読するとともに、工藤先生の解説動画もじっくりと視聴した。

下巻の建物の維持保全、関連法令は、前年度の管理業務主任者試験でも比較的得点できた分野（50問中では前半よりも後半の方が得点が取れた。）だったが、さらに確実に得点源とするために、上中巻と同様にますはテキストを一通り読んでから過去問、間違った過去問を確認し、そこを中心に動画とテキストを繰り返し行った。

以上の学習方法で、過去問は8〜9割以上は正解できるようになり、前年度よりも確実に基礎力に加えて応用力も身に付き、自信にもつながった。

総合講義はどれも重要な内容であるため、最低でもテキスト、過去問は5周はした方がよいと思う。

また、解説動画は5週までは繰り返しは視聴出来なかったが、時間がない方は工藤先生の言う「倍速視聴」や「耳勉」も取り入れてみてもよい。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義でも記載のとおり、私の場合には、まずはテキストを一読してから通常の速度で解説動画を視聴しつつ、過去問を最低5週（間違いが多かったものは8周位）繰り返し解いた。

繰り返し解いたことで基礎固めをすることができると同時に、間違った過去問はテキストや動画に戻ることで、知識をより定着することができた。なお、間違った過去問には、工藤先生のアドバイスに基づき付箋を貼り、次に正解すれば付箋を取るとして、モチベーションアップにつなげた。

さらに、過去問を繰り返し解くことで、マンション管理士試験の出題傾向を詳細に把握することができて、似たような問題が出題されても自信をもって回答を導き出すことができた。

過去問解説講座を利用してみての感想としては、問題裏面にある解説文の選択肢ごとにテキストのページが記載されていて、正解、不正解でもテキストに何度も戻って読み込んだことが一番効果があったと思う。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

私の場合、直前期の9月から11月にかけて3週しただけであったが、それまでの総合講義や解説動画、過去問で最低5週繰り返して解いたことから、知識の定着の再確認をすることができて、とても重宝させていただいた。

特に、左側の問題を解いた後に、右側のコンパクトな解説文は大いに役立った。この解説文を読んだ後に、知識の定着があやふやな部分は総合講義のテキストや解説動画に立ち戻って再度学習した。直前期に間違ったところを見直すことはとても不安になってしまうが、弱点を再確認することで、少しでも不安要素を取り除くことになると、自分に言い聞かせて取り組んだ。

最後に、試験当日はこの総まとめ講座テキスト1冊を試験開始直前まで自席で見返していた。自分にとっては、お守りがわりとして活用した。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は前年度（令和5年度）受験した問題を数回解いた後に、試験本番の時間を測って2回取り組んだ。

令和5年度試験よりも正解できるようになってきたことが確認できるとともに、間違ってしまう問題もあった。このため、間違った問題については、解説文を読みつつ、その部分のテキストに戻ってどこが正解か不正解が再確認して、知識の定着に努めた。

また、テキストの熟読のほか、全ては出来なかったが、該当部分の解説動画も視聴してインプットした。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義や解説動画、過去問の総仕上げとして、この難解肢解説講座は大変役に立った。

とくに、管理業務主任者試験よりもより難しいマンション管理士試験では、この選択肢レベルで具体的にどこが正解か不正解か見極めることがとても重要であり、これも3週繰り返して解いた。

私の場合は、学習時間の関係で解説動画までは視聴しきれなかったが、視聴できなくても3週繰り返して解いただけでも、充分に自分の知識の定着を確認できた。また、間違った選択肢でも具体的にどの部分が正しいのか間違っているのか確認できて、大変有意義な内容であった。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

この重要条文マスター講座は、区分所有法、標準管理委託契約書、標準管理規約の条文が網羅されていて、一読するだけでも時間がかかるものであった。

私の場合は、残念ながら最初の区分所有法の一部分だけ解説動画を視聴しながらの学習となってしまったが、それでも条文の解説を工藤先生が丁寧にしていただいているため、知識の定着の助けとなった。

次年度にマンション管理士試験を受験される方は、できるだけこの重要条文マスター講座の解説動画を視聴しながら学習を進めていただければと思う。可能であれば、隙間時間にスマホなどで動画を視聴しながら条文を読んでみたらよい。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

マンション管理士試験に5問免除があったとはいえ、2回の挑戦で1回目の25〜26点から2回目は39点と大幅に得点を上積みでき、無事合格することでできて、とても感謝しています。

工藤先生の的確なアドバイスや管理業務主任者試験よりもマンション管理士試験の方がそもそもレベルが高い、毎月のホームルームなど、大変役立つ内容でとても満足しています。ありがとうございます。今後は他の不動産資格2冠である宅建や賃貸不動産経営管理士試験を目指していきたいと考えています。また、ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。