合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】マンション管理士試験 中上級カリキュラム（フル・ライト）

マンション管理士試験を目指した理由・契機

コロナ禍において会社の業績が悪くなっていく中、福利厚生であった社宅が取り壊されることになりました。仕事は不動産と関係のない業種であり、自身の住む家がなくなってしまうという現実が突き付けられたことで不動産にまつわる知識が一切ないことに気が付きました。社宅の取り壊しは覆りませんが、今後の人生のためにもまずは２０２２年に宅建の勉強を始め、合格することができました。そのまま勉強する習慣が身についたこと、予測不可能な社会情勢に少しでも対応できるよう資格を保有したいと思ったこと、宅建で勉強した知識が活用できることから、２０２３年にマン管・管業・賃管に受験し、マン管以外は合格することができました。２０２４年には自分がマンションを購入することもあり、より一層勉強に力が入り、マン管に合格することができました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

２０２３年にフォーサイトという通信講座（値段が低廉であったことを理由に選択）を受講し、マン管・管業を受験しました。結果は管業のみ合格でした。そのフォーサイトというものは、講義という名ではあるものの単にテキストの朗読をするだけの講義で、記載されていることを理解するために、自分で言葉の意味を調べ直す必要があるほどに十分な内容ではありませんでした。２０２４年は他の通信講座を検討するなかで、YouTubeで工藤先生による受講相談会を視聴し、興味を持ちました。YouTubeにあがっている他の工藤先生の動画を見て、テキストに書いてある難解な文章や条文をわかりやすいように表現してくださっている点に感銘を受け、お世話になることを決めました。

合格体験記・学習上の工夫

昨年に一度受験していたことから、ある程度の知識の下地があったので、中上級カリキュラムを受講しました。各単元に取り組む際に、中上級用の総合講義を閲覧しながら、テキストに先生がおっしゃるポイントの書き込みや重要箇所へ下線を引きました。講義を終えるとそのまますぐに対応する分野の過去問を解き、アウトプットを行いました。また、過去問には記載のない、講義動画やテキストの重要部分（以下、周辺知識）を過去問の回答欄の余白に書き込みをしました。それによりテキストに戻らなくても過去問を何度も解くことにより、過去問の正誤・内容だけでなく、記載した周辺知識も読むことで、過去問１冊で勉強できるような仕組みを整えました。（この周辺知識を過去問へ書き込むのには時間がかかりましたが…）このやり方であれば図書館などで勉強する際にも過去問１冊×３分野分のみの持ち物で済むというメリットもありました。

また、上記のように過去問を何度も解き、周辺知識も定着させていくという学習方法であったので、学習記録を取ることも徹底しました。Excelで表を作り、学習する項目・学習した日付を記入していくことでどの分野を何回取り組んだのかを可視化しました。記憶した知識を忘れる前に復習するようにスケジューリングし、各分野をバランスよく勉強しました。過去問は各単元１０回を目安に解きました。各単元とも復習するペースを最初のうちは１日後、２日後、４日後、７日後、１０日後、以降２週間に１回というように復習をし、記憶の保持を行いました。

アガルートを申し込んだのは２０２４年の４月でしたが、本腰を入れて勉強開始したのは６月からでした。勉強時間は１日２時間と決め、２時間以下でも以上でも時間を繰り越し、最終的には１日平均２時間以上、総勉強時間４００時間を確保し、合格することができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

専門的な用語をわかりやすいようにかみ砕いて説明してくださったことが印象に残り、かつ記憶の定着に役立ったと実感しています。資格試験の勉強は意味のない語呂合わせで無理やりに暗記する方法がとられることもありますが、工藤先生は理由があるものや考え方をお話ししてくれたため、その講義の内容を思い出すことで答えの導き出しにつなげることができたと思います。

中上級カリキュラムの受講であったので、テキスト＋中上級の講義→過去問の順に取り組みました。テキスト1週してからまとめて過去問１週するのではなく、小さい分野ごと（例：「区分所有建物」に関するテキスト＋講義→過去問→「管理者・管理組合法人」に関するテキスト＋講義…）に細分化して、その繰り返しと日々の復習で勉強を回しました。中上級の講義は分野ごとに１度視聴しました。入門講座用の動画は、すでに視聴し終えた中上級の講義に対応する分野の復習用として、運動中や洗濯・食器洗いなどの家事の最中に流し聞きし、知識の再確認に活用しました。

試験の１ヶ月前～２週間前くらいに再度テキストを読み返し、知識として定着していない部分のみ記憶用ノートに書き写し、いつでも見返せるようにまとめました。また、設備や建築基準法など数字が決まっているもの関係の動画を移動中に流し聞きし、アウトプットの一環として活用しました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

必ずしも全部の問題に対して解説動画がついていたわけではないですが、それが逆にメリハリになって重要な部分の解説をしてくださっているということだと考え活用していました。過去問解説講座は不動産登記法の分野以外は基本的には初めて過去問を解いたときにしか視聴しませんでしたが、その動画内で先生がおっしゃったことは過去問解説欄に書き留めて、後で確認できるようにしていました。解答に理由があるものは理由付けしてくださり、理由がないものや不動産登記法のように「そういうように決まっているもの」に対して、率直にお話ししてくれたため、変に力まずに覚えることができたと思います。工藤先生がおっしゃったフレーズがトリガーになって記憶を引き出すことにつながったため、ただ読み上げるだけではない、工藤先生の話し方もまた良い影響を与えてくださったと思いました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

試験の１ヶ月くらい前から使用し始めました。まずは、左ページの一問一答を解き、知識として正確に把握できているかの確認を行いました。そのまますぐ講義動画を視聴し、知識の再確認を行いました。網羅的に全分野を再学習するができたため抜けてしまっている部分はないか、まだ習得していない部分はないかの確認をすることができました。左ページの問題で間違えてしまった問題には付箋を貼っておき、その付箋の部分を試験当日までに３回は解くようにしました。特に管業の過去問は間違えやすかったですが、捨てずに学習しました。また、右ページの表で細かい数値や混同しやすい数値がある分野にも付箋を貼っておき、記憶用のノートに書き写したり、試験当日に見返したりすることに利用しました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は試験の２週間前に本番と同じ条件（開始時刻・制限時間など）で挑戦しました。それなりに良い点数が取れたので、自信につながりました。解説講義や解説文で知識の補強を行い、間違えた問題や正答しても認識が不十分な肢にのみ付箋をはって、その付箋を貼った問題・肢だけを復習しました（付箋を貼っていないところは自信があったため再確認しませんでした）。付箋の箇所を試験本番までに３回復習を行い、知識として保有して試験に臨むことができました。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義→過去問→次の分野という順に進めていく中で、次の分野に行く前の復習に活用していました。冊子も薄いので持ち運びに便利というところから、会社に持参し休憩時間に使用することがメインの使い方でした。内容としては、過去問で見たことのある肢が多かったですが、一問一答形式でしたので違う角度から取り組めたことはよかったと思います。この教材の各問題にも解説動画が入っていたので驚きましたが、やはり最低でも一回は視聴し、記憶定着の補助として動画も活用できました。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

区分所有法の分野が終わってから活用しました。解説講義を見ながら下線を引き、重要部分の確認を行いました。この動画も条文ごとに丁寧な解説がなされていて驚きました。区分所有法の条文をしっかりと読む機会など今までなかったので良い機会になりました。この教材は日常的には使用しなかったですが、直前期のあいまい箇所の洗い出し→超直前期での知識の再確認に活用しました。（直前期に専有部・共用部について知識が混同してしまったので整理に役立ちました。）

講座のご感想、講師へのメッセージ等

ホームルームの動画は家事・運動などの際、聞き流しながら活用できたのでモチベーションを保つのに役立ちました。いつまでにどこをやっておいた方がいい！というような目安もお話ししてくださっていたのも安心感がありました。通信講座ではあるものの毎月、新鮮な動画があがることで時の流れを感じるとともに試験までのモチベーションアップにつながったと思います。

講義動画を視聴し終えると、視聴の達成度が％で表示される機能はとてもよかったです。あとどれくらいやるべきことがあるのがわかり、１００％にするために頑張ろうという気持ちになれました。

工藤先生の講義はとても明るい雰囲気で、難解な部分もわかりやすく説明して下さったため、本当に理解しやすかったです。受講期間が過ぎ、マン管の動画が見ることができなくなり寂しいですが、定期的にYouTubeにアップされる動画をこれからも見させていただきます！本当にありがとうございました。