合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】マンション管理士試験 中上級カリキュラム（フル・ライト）

マンション管理士試験を目指した理由・契機

夜遅くまでの仕事で毎日帰りが遅かった職場から定時に帰ることのできる職場に社内異動して余裕が生まれたのがきっかけです。不動産業務は学生時代に宅建を取得し入社したての頃に従事していたこともあり興味があったので、チャレンジすることにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

最初は独学で取り組もうと考えていましたが、独りで参考書を読むだけだと思い違いをしてしまうこともありますし、独学では気がつかない発見があるのではないかと思い予備校を利用することにしました。その中でアガルートを選択した一番の決め手は合格実績が高いことです。

合格体験記・学習上の工夫

通勤の行き帰りの電車の中と自宅から最寄り駅までの徒歩での往復の時間を勉強時間に当てました。急行列車だと立ったまま通わないといけなかったのですが、鈍行なら座ることができたうえに、当然時間も長くかかるので、あえて鈍行に乗車して時間を作りました。

逆に家で机に向かっての勉強は直前期以外にはあまりしなかったので、普段は目と耳を使っての学習が主体でした。目を使っては総合講義や過去問のテキストのいずれか1冊を常時携帯して目を通し、耳を使ってはスマホで講義や解説を視聴しました。ノートは作らずテキストにマーカーや下線を引いたり何かを書き込んだりすることもしなかったので、ペンを持つことはなく手は使いませんでした。

一方、本番の約１ヶ月前からは手を使いました。普段からスマホにメモして洗い出しておいた自分の弱点箇所（理解が不十分だったり記憶が曖昧だったりした項目）を紙に書き出してみることで理解を深め、本試験前日の土曜日はその紙を見て総復習を行いました。

なお、アガルート以外の市販の参考書や問題集には一切手を出しませんでした。テキストも動画も分かりやすく必要事項はすべて網羅されているので、これさえしっかりやっておけば大丈夫という安心感があったからです。

総合講義のご感想・ご利用方法

最初に総合講義の上中下３冊を初めから最後まで通して読みました。スマホは画面が小さくて全体を俯瞰することができなかったり、あちこちを参照する際に使いづらかったりして眼が疲れると感じたので、スマホは使わずにテキストのみを使いました。

総合講義のテキストは持ち歩くのに最適な大きさでしたし、ポイントがコンパクトに纏められていたので、読みやすく頭の中に入りやすかったです。

過去問解説講座や難解肢解説講座の問題を解く段階になってからは、総合講義との往復をできるだけ頻繁に行わなければと考えていましたが、総合講義と過去問解説講座の両方のテキストを携帯しても重いですし同時に開くことも難しいので、総合講義のテキストは持ち歩きませんでした。

但し本試験の１か月前の直前期からは、総合講義のテキストを携帯して、弱点と思われる個所を読み返して確認するのに利用しました。

入門総合講義については、基本的な問題で取りこぼしをしないよう理解の定着確認のために一通り視聴しようと考えていましたが、中上級総合講義は応用だけに特化されている訳ではなく基礎も十分カバーできているものだと感じたので、結局、入門総合講義を視聴することは一度もありませんでした。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

勉強時間の多くは過去問を解くことに割きました。

過去問解説講座のテキストを持ち歩いて電車の中で問題を解き、自信をもって答えを導き出せなかった問題はスマホにメモを残すようにしました。すべて個数問題だと考えて問題に正答できたどうかは全く気にしないようにして、選択肢の中にどれか一つでも理解が不十分なものがあった問題をチェックしておきました。

２周した後にチェックが入った問題の一覧をエクセルシートで作りました。

そして３周目以降はこのエクセルシートにピックアップした問題だけを繰り返し解き、２回とも正しく解答できて選択肢の中に不安を覚えたものがなかった問題については理解が定着しているものと見做して、本試験当日まで振り返りは行いませんでした。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

仕事で宿泊を伴う出張をすることがありましたので、行き帰りの新幹線やホテルの部屋で利用しました。この1冊だけ携帯すれば荷物が嵩張らないで済んで助かりました。総まとめ講座も過去問解説講座と同様に自信を持って回答を導き出せなかった問題は正誤にかかわらずスマホにメモしておくようにしました。そして本試験直前に解き直して確認しました。

総まとめ講座は比較的基本的な論点が纏められているので、テキストに記載されていることは完璧に理解しておく必要があると考えて、左側のページの問題よりも右側のページに書かれている内容の理解が定着しているかどうかを気にしました。そして理解が怪しいと思われた場合は、該当するチャプターの総合講義を聞き直すようにしました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

本試験の1か月前ぐらいに利用しました。

本番は間違えないようにしようとどうしても1問1問に丁寧に取り組み時間がかかってしまうため、民法等の問題を後回しにすると最後に時間が無くなり熟考して解答を導き出すことができないと思ったので、時間配分は考えずに抜け漏れがないよう１問目から順番にしっかりと考えながら解いて時間が足りるかを確認しました。また本番を想定して下線を引き丸囲みして読み違いや読み落としをしないように注意を払うとともに、選択肢の一つひとつには正誤の○×を付けました。実は本試験でも質問の意図とは逆にマークシートしていたことに終了直前の見直し時に気付くことができて、みすみす失点してしまうところだった１問を救うことができたので、とても効果があったと思います。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

過去問を２周した後に利用しました。この難解肢解説講座が本カリキュラムの中で一番役に立ったと思います。

勘違いをして理解をしていたことに気付かせられたり、アバウトに覚えていたことが鮮明になったり、混同しやすい事項の違いが明確になったものがいくつもありました。

難解肢解説講座を利用して腹落ちできたことがある度に、もやもやが晴れるのですっきりとして気分が良く、少し実力が上がったような気にもなれて自信になりました。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

先ずは重要条文マスター講座をテキストで読んで一通り理解したうえで、日を置いて動画を視聴して復習するつもりでしたが、重要条文マスター講座のテキストだけは他よりもサイズが大きいことを言い訳にして、通勤には携帯しませんでした。

そこで週末を使って自宅の机でテキストを開いて目で追いながら耳で動画を視聴する形で１回だけ利用しました。

その後同じやり方でもう１回復習するつもりでしたが、結局やらず仕舞いに終わってしまいました。行っていればもう少し力を付けられたのではないかと思います。