受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】マンション管理士試験 中上級カリキュラム（フル・ライト）

マンション管理士試験を目指した理由・契機

会社員として不動産業に従事しており、新入社員時代に宅建士を取得した以来、管理業務主任者とマンション管理士の資格取得に興味があった。知識の幅を広げること、老後の武器にすることを目的に、30代のうちにどちらの資格も取得しようと決意し、2023年にダブル受験に挑んだものの、管理業務主任者のみの合格となった。2024年は前年の反省を活かし、マンション管理士の合格を目指した。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2023年のダブル受験の際は、ユーキャンの通信講座を利用したものの、マンション管理士は不合格の結果となった。2024年再度受験するに当たり、どのように勉強するかを考えている際にYouTubeで工藤講師の講義を拝見し、「これなら勉強のモチベーションを保って合格を目指せそう！」と思い、アガルート講座を受講しようと決意した。

合格体験記・学習上の工夫

前年の試験結果は管理業務主任者は合格であったものの、マンション管理士は20点台と合格に程遠く、マンション管理士試験の難しさを痛感したところからのスタートであった。

前年の勉強により知識の貯金はあったものの、学習を進めるにつれて、いかに表面上だけを覚えていたのかを痛感することとなった。（そのため前年は引っ掛け問題にことごとくつまづいたり、問いかけの角度を変えられると全く解けなくなったりしていた）

非常にありがたかったのは、1ヶ月に1回のホームルームである。モチベーションの維持、学習進捗の確認をすることができ、学習のペースメーカーとなった。また他の受講生の質問内容を知ることで、自分と同じようなことを考えていることがわかり、安心材料ともなった。

アガルートは他社の通信講座にありがちな総合講義・過去問解説講義だけでなく、他の角度からも勉強できる教材も充実しており、一歩踏み込んだ理解が進んだことを実感しながら学習することができた。また基礎に立ち戻ることの重要性も工藤講師の講義の中で何度も繰り返されていたため、基礎体力、応用力どちらも鍛えることができたように感じる。

アガルートのおかげで試験本番は「ここまで勉強したから大丈夫」と自信を持って臨むことができ、無事合格することができた。

本当にありがとうございました。他社の通信講座と迷っている方にはアガルートを自信持ってオススメしたいです。

総合講義のご感想・ご利用方法

工藤講師の講義により最初に衝撃を受けたのが（本当に当たり前のことであるが）、民法→区分所有法→標準管理規約は繋がっていることであった。分野を横断して構造を理解することができ、初期の段階で習熟度が格段に上がった。特に苦手意識の高かった団地型の分野は理解が大幅に進み、むしろ得意分野となったことが印象的である。

建築設備の分野は、膨大なテーマの中から試験に出やすい重点テーマを中心にまとめられていたため、効率よく学習を進めることができた。実際に本番でも過去問の焼き増し問題が多かったため、得点源とすることができた。

利用方法としては、まずは1冊分の動画を視聴した後に過去問解説講座に移行し、そこでわからなかった場合に総合講義に戻ることを繰り返していた。繰り返しを続けることで総合講義のテキストはマーカーや書き込みでボロボロになるまで使い込むことができ、それが試験直前の自信に繋がった。

中上級総合講義を受講しており、苦手分野や理解の浅い分野に関しては、より丁寧に講義されている入門講座の方も視聴できることが非常にありがたかった。基本に戻って理解することができ、試験までに苦手分野をゼロにすることができた。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

最終的には問題集を5周し、選択肢ごとマルバツを考え、その理由を説明できるように意識した。不安な箇所については総合講義に戻り、周辺知識の理解にも努めることで知識の定着を図った。正解、不正解に関わらず、動画を全て視聴することで、筋道のついた正解の導き方の習得・知識の深い理解が進んだように感じる。

テーマごとの問題数の割合が本番試験と同様となっており（本番に出やすい問題ほど過去問解説講義の問題が多い）、効率の良い勉強ができる仕組みになっているように感じた。

前年は満遍なく勉強しており、頻出単元についてや、民法・区分所有法・標準管理規約・建築設備の分野ごとの出題数を把握していなかったので、非常に効率が悪かったことを反省した。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

最後の1ヶ月に補助的に利用した。重要論点のみ図表をまじえて1冊にまとまっているため、持ち運びにちょうどよいと思う。自宅で本腰を入れて勉強する際には、総合講義のテキストを見返すようにしていたため、総まとめ講座の使用頻度は少なかったと振り返る。

1問ずつの答えが問題のすぐ下に記載されており、隠さないと簡単に答えが目に入ってしまうところを改善していただきたいと感じた。

難解肢解説講座と問題集の作りが似ていると感じており、どちらか1冊に統合してもよいのではないかと感じる（問題集の種類が多いと直前期に全てやらなきゃと焦ってしまうため）。

動画についても苦手分野の視聴に留まり、総合講義に立ち戻るようにしていたため、総まとめ講座は教材の中で利用頻度は最も少ない結果となった。

模擬試験のご感想・ご利用方法

本番の試験の1ヶ月前に模擬試験を利用した。模擬試験の結果は38点であり、40点以上を目指していたため、少し焦った記憶がある。

ただ工藤講師が動画の中で「点数に一喜一憂せず、苦手な分野がわかっただけ良いと思いましょう」と話されていた言葉に励まされた。

苦手分野の把握ができ、初見の問題でも持っている知識の組み合わせで解くことの重要性に気づくことができた。

マンション管理士の試験は単純暗記による一筋縄ではいかず、慎重に読み解いて答えないと正解に辿りつかないことを本番前に痛感することができ、非常に良い機会となった。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義・過去問解説講義を2周した後に使用した。似たようではあるが本質の違う問題が並べられており、前年に勉強していた際に混乱した問題が多く、この講座でその不安点を解消することができたため、非常に役立った。

掲載されている問題も多くはないため、試験日が近づき分野を横断してテンポよく勉強したい時に使いやすい講座であった。

動画については、正解に自信のないところのみを視聴した。総合講義・過去問解説講義の動画が充実しているので、完全に理解している問題までは視聴しなくて良いと思う。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

区分所有法について、総合講義・過去問解説講義を1周した後に使用した。目から鱗が出るほど、区分所有法の理解が進み、苦手意識がなくなった（むしろ得意分野となった）。

区分所有法の条文を一から工藤講師が解説してくれることにより、総合講義の流れとは別の角度で区分所有法に向き合うことができたことが理解促進の大きなカギであったと思う。

この講座の作りは市販の参考書や他社の講座にはないと思うので、アガルートの受講をオススメしたい大きなポイントである。