受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】マンション管理士試験 中上級カリキュラム（フル・ライト）

マンション管理士試験を目指した理由・契機

もともと分譲マンションを見学に行くのが趣味で、マンションのことをより知ろうとしたのがきっかけです。また自宅マンションの理事長を務めており、管理会社や修繕業者との交渉で役に立つかもしれないと思い受験しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

たまたまYouTubeで公開されていた工藤講師のサンプル動画を拝見し、絶妙な距離感の解説が親しみやすく、また内容も非常にわかりやすかったため、独学ではまかないきれない学習範囲をカバーできそうだと思い受講しました。

合格体験記・学習上の工夫

過去2回の受験では過去問中心の独学で挑みましたが、力及ばず合格することは叶いませんでした。これまでに宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、インテリアコーディネーター、簿記等の資格を取得しておりますが、いずれも独学で一発合格できていたため、どこかマンション管理士試験を甘く見ていたのかもしれません。3回目の受験にあたり、独学では合格できなそうだという思いと、今回で絶対に合格したいという思いから、予備校講座の受講を決めました。

アガルートに申し込んだのが8月後半、勉強を始めたのが9月からでしたが、ホームルーム動画が年初から始まっており、「そんなに早く学習を開始しているのか」と焦りました。3回目の受験のため中上級の講座を選択しましたが、基礎の動画からすべて視聴し、基本を確認するところから始めました。そのうえで中上級の動画を視聴することで、知識をより確実にすることができました。各分野ごとに講義動画視聴→過去問の手順で進めて、過去問を解く際には初回からどこが間違っているか解説できるように各選択肢を検討しました。工藤講師は過去問5周を推奨されていましたが、私はまず過去問を1周し、間違えた問題のみ2周めを取り組みました。結果としてはこれで念願の合格を果たしましたので、私にはこのやり方が合っていたのだと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

中上級カリキュラムを選択しましたが、総合講義ではまず基礎の講座から視聴しました。3回目の受験ですが、やはり記憶や知識が曖昧になっている部分が多く、基礎の動画で確認することができました。工藤講師の解説スピードは私にとっては若干遅く感じたので、いろいろ試した結果、動画の再生スピードは1.4倍に落ち着きました。再生スピードを動画ごとではなく基本設定として共通して決められるのは非常にありがたい仕様でした。総合講義の動画ではわかりにくい点や間違えやすい点についても整理してわかりやすく解説されており、独学では理解しきれていなかった論点も改めて理解することができました。基礎の動画を視聴してから中上級動画を視聴することでより理解が深まりました。テキストは基礎と中上級で共通なため重複する内容もありますが、それだけ重要な内容とも言えますので繰り返し学習することができました。テキストでは小さく書かれていて見逃しがちな「CHECK」の項目は、実際には過去問で出題された内容が多く取り上げられており、講義動画ではしっかり触れられていて、知識の習得に繋がりました。総合講義の内容だけでは正解できない過去問の選択肢もありますが、合格を目標とした場合には無視できる程度です。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問は合格のために必須と思われます。解説講座ではそれぞれの選択肢について、正しいものだけではなく、どこが間違っているか具体的に解説されています。出題された問題だけでなく、予想される改変された問題にも対応できる力が身につきます。分野ごとに年度を縦断してまとまっており、総合講義を視聴したあと連続して過去問に取り組むことで、より知識を確実なものにできました。問題ごとだけでなく、選択肢ごとにチェックボックスが付いており、間違えた問題・選択肢をチェックすることで、知識の漏れをなくすことができます。学習時間が限られる場合は、漫然とすべての問題を繰り返すよりも、間違えた問題・選択肢に絞って学習することで、学習効率を上げることができると思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は直前期の学習に有用です。試験会場に持っていくテキストとしてもちょうどいいかもしれません。総合講座の順番通りに民法から学習していくと、設備や適正化法を学習する頃には、民法の範囲はかなり知識が抜けていることが多いと思います。直前期に総まとめ講座で横断的に知識を確認することで、抜けを減らすことができます。また総まとめ講座で知識が曖昧だと感じた論点については、総合講義に戻って確認することが、より確実な知識の習得に重要です。突き詰めれば、総まとめ講座の内容を完全に理解できていれば合格点は取れます。私のように学習開始時点で総まとめ講座のテキストが手元にある場合には、総合講義よりも先にまず総まとめ講座の内容をざっと見ることで、マンション管理士試験の全体が俯瞰できるかもしれません。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は直前期の試験対策として有用です。最新の法改正にも対応しており、実際の試験形式で問題に取り組むことで、試験への心構えをすることができます。本番と同様に時間を測りながら解答することで、解答ペースを確認できます。また、正しいものを選択するのか、誤ったものを選択するのか、など、実際に解答すると意外とミスをするものです。そういった本番で避けたいミスを事前にケアすることができます。ただ、1回分しかないので、市販の他社模試等を併用するのが望ましいです。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

難解肢解説講座は、過去問解説講座が一通り終わってから、余裕があれば取り組むのが良いと思います。難解肢を確実に理解するには基礎的な知識の習得が避けて通れませんので、まずは基礎的な出題頻度の高い分野・問題を確実に習得するのが重要がと思います。基礎を習得したあとに難解肢に取り組むと、けっこう正解できる問題が多く、自分の学習の成果や成長を感じることができ、合格へ向けて自信をつけられます。逆に基礎がおろそかなうちに難解肢に取り組むと、あまりの難しさに学習意欲を無くすことになりかねないので注意が必要です。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

重要条文と言いつつ、区分所有法の全条文が対象です。たしかに重要条文であることは間違いないのですが、講座の優先順位としては低いと思います。少なくとも総合講義、過去問をそれぞれ1周は学習した後でないと意味がありません。学習計画に余裕があれば実力アップにつながるかもしれませんが、時間が限られる場合には他の講座を優先したほうが合格の可能性は高まると思います。区分所有法は総合講義と過去問だけで十分得点できる範囲です。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

工藤先生のおかげで合格できました。お世話になりました。