受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】マンション管理士試験 中上級カリキュラム（フル・ライト）

マンション管理士試験を目指した理由・契機

自己啓発の一環として、宅建の取得を目指しましたが、受験範囲が被っている管理業務主任者、マンション管理士を取得すれば、不動産のトリプルクラウンだと思い、簡単な気持ちで勉強を始めました。実際には宅建と被っていないところも多く、苦労しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

工藤講師はアガルート社の広告で頻繁に拝見していました。受講するきっかけとなったのは、2023年のマンション管理士試験終了当日、どの予備校より早く、動画で解答速報をされており、それが明快でテンポのより講義だったことです。

合格体験記・学習上の工夫

マンション管理士は３回目の受験でした。１回目は宅建とも平行して受験したため、本格的に学習を開始したのは宅建受験日以降でしたので準備不足でした。２回目は十分に自信をもって臨んだつもりだったのですが、最終の仕上げのところで、気負って、多くの市販の模擬試験に手を出し、難問と思われる肢にこだわってしまいました。そのことで焦りが出たのかもしれません。基礎中の基礎の問題を多く落とすこととなり、結果、不合格となりました。後から見直すとなぜ、こんなに基本の問題で間違えてしまったのかと後悔することになりました。

そこで３回目はアガルートの講座に申込み、冬から春に掛けて、まずは講義を何回も通して聴くことに注力し、再度基礎の確認を徹底しました。スマートフォンで移動中などの隙間時間を見つけては聴くことを徹底しました。車の移動でもBluetooth接続で常に車内に流しながら聴き、海外で通信環境のない場所でも聴講出来るように講義をスマホにダウンロードしていました。疑問や気になった箇所についてはメモして、帰宅後に再度、基本テキストを見直しました。夏からはひたすら過去問を繰り返し、10年分を5周しました。直前期は前年の反省から、模擬試験はアガルートのものだけを行い、基本を忘れることのないよう基本の復習に時間を掛けました。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は、常にその理由、そうなった背景などを丁寧に説明されていたため、記憶の定着に役立ちました。理由付け出来ないものについては、ここはこういうものと暗記してくださいという解説までありましたので、細かいことに拘り過ぎずに、大事な本流の上に少しずつ記憶の層を定着させていけたという感じです。講義は1.75倍速を使用して、なるべく多くの講義を聴くように心掛けました。初学者ではなかったため、大部分は聴きしながらという感じで聴けましたが、忘れていたり、論点の把握が曖昧であったところに関しては、もう一度戻って再生したり、メモをしてテキストで再確認するなどの方法を取っていました。学習を進めるにつれて、得手不得手の分野が分かってきますので、後半は不得意分野を集中することで、記憶定着するように意識していきました。また不得意分野（私の場合は団地が特に苦手）は一度理解した、覚えたと思っても時間が経つと忘れてしまうため、なるべく短期間で講義を聴きなおすように心掛けていました。工藤講師の「団地は苦手だから捨てるという方がいらっしゃいますけれど、捨てないでくださいねー！」という講義はとてもウケて、何度も聴きなおすきっかけとなりました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問でのアウトプットは最重視して勉強をすすめました。10年分が分野ごとにまとめてあるため、苦手分野を重点的に学習することも出来てとても使いやすかったです。まずは通して講義の聴講と問題集を行い、苦手分野については更に繰り返して回すようにしました。民法、会計は理解が進んでいたため、区分所有法、標準管理規約、関連諸法令について特に力を入れて学習しました。過去2回の受験から、過去問を完全にして、更にプラス思考力を求められる試験ということを理解していましたので、まずは過去問で問われた内容については基礎も難問も完全にするようにしました。結果、設備についての試験は過去問からの酷似問題が出ましたので、過去問の重要性を認識しました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は直前期に大変重宝いたしました。膨大な総合講義テキストが要点を中心にコンパクトにまとめられていたため、最後の知識の整理に役立ちました。こちらの講座を聴講し、疑問点は総まとめ講座テキストに戻り、それでも論点が自分自身の中で整理出来ていなかったところなどは、もう一度総合講義を聴きなおしたり、総合講義のテキストに戻って細部を確認することで、論点の整理と理解をすることが出来ました。またテキストも全部が1冊にまとめてあるので、大変持ち歩きやすく、直前期には手軽に全部を見直せる手離せないテキストとなりました。本試験の会場にもこのテキストを持ち込んで試験開始直前まで苦手分野の見直しに利用させていただきました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

前年度は模試にこだわってしまい、市販の模擬試験を3冊（合計9回）を回しましたが、難問の解説が十分でなく、細かいところに気が取られて基礎の十分な振り返りが疎かになっておりました。また結果も合格点に及ばなかった回があったことに自信を無くし、直前期で失速した感がありました。今回は模擬試験はアガルートのもののみを利用し、十分に合格点が取れましたので、自信にも繋がりました。またあちこちの模試に手を出して未知の難解問題に触れるよりも、基礎固めを行い、他の受験生が間違えない問題は確実に得点するという直前期の学習法が合格へ繋がりました。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

頻出ではありながら、難解な問題を1問1答形式で大変分かりやすく解説していただいたため、為になりました。私の場合は特に難解問題は丁寧な解説がないと、独自の思い込みなどで変に理解したまま進んでしまいがちです。前年度の受験時には直前期に市販の模擬試験を大量にこなしたため、そこに出てきた未知の難解肢に引っ掛かり、理解が出来ないまま不完全燃焼となったことを反省点として、今回は難解問題については、この解説講座で行ったこと以上のことはせずに基本を固めることに注力しました。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

重要条文マスターは殆ど手付かずのまま、直前期に入ってしまいました。しかし、条文そのものを見て効率よく理解することは重要であり、条文の読み方や試験で問われやすい箇所を丁寧に解説してくれていたため、試験直前期の復習に役立ち、法令知識を効率よく整理するのに役立ちました。講座で強調されている頻出条文やポイントを参考に過去問を解くことで、効率的に理解を深めることが出来ました。基本、重要な条文を読み解く大切さがよく分かりました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

毎月のホームルームの講義では、現在すべきことや悩み解消、改正法に関する情報もいただき、大変安心しながら学習を進めることが出来ました。工藤講師の「～でしょう？」の講義、大変楽しく拝聴することが出来ました。ありがとうございました。