受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験を目指した理由・契機

私は不動産業者に勤務しており、売買仲介を行うことがあります。当地にはリゾートマンションが点在しておりますが、かねてより区分所有マンションの知識不足を痛感しておりました。
お客様の信頼を得るために、2022年にマン管・管業をダブルしましたが、管業は合格したものの、マン管は不合格。2023年にリベンジを期して受験しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2022年はユーキャンの通信講座を利用して、マン管は不合格でした。何かを変えなければ合格は難しいと感じたため、安易ではありましたが、通信講座の変更を考えました。その中でアガルートを選んだのは、やはり工藤先生の影響が大きかったと思います。

合格体験記・学習上の工夫

2022年は管業寄りの勉強を行っていたため、2023年はマン管に絞った勉強を行いました。
一番の教材は過去問でしたが、工藤先生がおっしゃられていた、「どうしてその答えになるのか」を強く意識し、理解できない時は講義に戻って理解を深め、それでも理解できない時は質問制度を利用させて頂きました。

ベーシックな取り組みであると思うので、工夫はございませんが、下記2点は意識して守るようにしました。
1点目は、基本に忠実に、という点です。
過去問を解いているとどうしても分からない部分が出てきて、細かい領域にのめり込む可能性がありました。特に民法領域は代表格でしたが、意識してのめり込まず、基本のインプット・アウトプットを繰り返しました。
2点目は、毎日少しの時間でも勉強を続ける、という点です。
講義受講も無料ではございませんので、短い時間でも勉強を必ず続けるということを自分自身にコミットしました。これは勉強を始めてから、試験の当日まで継続できました。

その他では、理解ができない分野、なかなか覚えられない分野がございましたが、それはそういうものとして、1日朝昼晩と集中的に目を通すようにしました。イメージとしては、固い土にじょうろで少しずつ水をあげている感じです。
以上の取り組みで合格に結びつけることができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

できたら2周したかったのですが、時間活用がうまくいかず、全体を見ることができたのは1回でした(ただし、前年も受験していたため、全ての分野の基礎はあったと思います)。
1周した後は、理解が進まない分野(民法、被災マンション法、建替え円滑化法等)の講義動画を繰り返し視聴しておりました。それでも理解ができない場合は、質問制度を利用しました。
難しい法解釈を噛み砕いて初学者にもわかりやすく解説されておられると感じました。工藤先生は良く例えを挙げてくれるのですが、これが理解を進める一助となりました。

また、総合講義にあてはまるか微妙なところですが、本項目で質問制度についての感想も記載致します。利用当初は、質問内容のレベルの高さに驚き、自信喪失状態に陥りましたが、他の受講者が質問している基礎的・基本的な内容に特化して参考とさせて頂きました。
オープンな環境ですので、質問することにも勇気がいるのですが、速いレスポンスで大変有用でした。質問制度の副産物ですが、グループに入っている方と仲間意識を持つことができました。
これは捉え方かもしれませんが、「みんなで合格できたらいいな」というマインドで勉強できたことは、精神的な安定に繋がっていたと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

正解不正解の理由が、区分所有法上第何条か、標準管理規約第何条のコメント欄なのか、その記載がありましたので、場合によっては条文やコメントを見直しながら進めました。
基本的には、間違った問題をリピートする形で進めましたが、記憶から抜け落ちるケースは防げないため、スポットで通しで過去問を解きました。合格の最短ルートは過去問だと思います。特に設備や維持保全関連の問題は、大いに活きると思います。

強いて注文を挙げるとすれば、過去問で問われている部分が、テキストの何ページに記載があるのか、そこまであれば良かったかとは感じます。
ただ、ページを探しているうちに、他の気になる箇所が目にとまり、別箇所の知識補完を行いながら、探している箇所にたどり着くという副産物はありました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

隙間時間を活用してサクサクできる点が一番良かったです。
ちょっとした空き時間(待ち時間等)を活かすべく携帯することが多かったです。回答が横に記載してあるため、見ないように工夫しながら進めました。

過去問をアレンジした形であり、私としては「過去問はテキスト、場合によっては条文やコメントまで確認する」「総まとめ講座は記載してある知識のみを確認する」という色分けをしておりました。
回数はカウントしておりませんが、確認した回数としては一番多いかもしれません。
過去問と同様、間違えた問題のリピートが基本でしたが、知識定着のため、スポットで通しで問題を解くことで知識が抜け落ちることを防いでおりました。
また、比較的気軽に取り組むことができたため、気分が乗らない時用の継続勉強材料としても有用でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

2回の模試がついており、タイミングをずらして受験しました。
ともに工藤先生がおっしゃられていた目標点数はクリアしておりました(点数は忘れてしまいました。すみません)。
正直嬉しかったのですが、極力一喜一憂せずに、間違った問題(特に基本的な問題)の復習を重要視し、多くの時間を充てました。解説が充実しており、また作問者側の意図も伝わったため、問題を解く視点が増えたような気がします。

模擬試験では、理解できていたはずの問題をミスしていたのですが、これは本試験でも起こりうると覚悟を決め、全問正解する心構えで勉強を継続しました。
結果的には、合格ラインをわずかにクリアする程度でしたが、いい意味で腹をくくれたと思います。

自由記載欄

工藤先生

ご指導ありがとうございました。伴走型の講義内容で、モチベーションを維持しながら受験そして合格することができました。
通信講座ですと淡々と進むケースが多い印象ですが、工藤先生の講義は生で受講しているような、明るくポップな内容(うまい言葉が思いつかずすみません)で、本来なら苦になるような内容も苦になることなく、勉強することができました。
また、知識を得ることの楽しさを感じながら、進めることができましたのも、ひとえに工藤先生のおかげです。
宅建、管業、マン管と取得できましたので、この先お世話になることがあるか分かりませんが、機会があれば迷わず工藤先生の講座を選択したいと思います。
この度はありがとうございました。心より御礼申し上げます。