FP(ファイナンシャルプランナー)は税金・保険・資産運用・不動産などの豊富な知識を持ち、幅広い視点から、ライフプランを実現させるための提案、アドバイスを行う専門家です。

FPの資格は、こうしたファイナンシャル・プランニングの実務だけでなく、就職・転職、キャリアアップから私生活に至るまで、さまざまな場面で役立ち、活用度の高い資格として注目されています。

今回はそんなFP資格を取得するメリットについて、仕事面とそれ以外とで10個ご紹介していきます。
FP資格の取得を検討されている方はぜひチェックしてください。

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【仕事関係で】FPを取得するメリット5選

FP(ファイナンシャルプランナー)を取得することで、就職・転職にはどのような影響があるのでしょうか。
どの程度キャリアアップに繋がるのか、市場での需要も気になるところです。

仕事関係でFPを取得するメリットについては、主に以下の5つが挙げられます。

  1. 就職や転職で有利になる
  2. 役立つ業界が多い
  3. 手当や評価対象になることも
  4. 独立開業できる
  5. 副業に活かせる

➀就職や転職で有利になる

FP資格を持っていると、就職・転職で有利になると言われています。

特に、金融業界や保険業界では、評価の対象となることが多いため、就職・転職時のアピール材料として取得しておきたい資格の一つです。

証券会社や保険会社の営業職、特にリテールと呼ばれる個人向けの営業では、顧客の資産やライフプランを総合的に見た上での提案が求められます。

FP資格を取得することで、より専門的なアドバイスが可能になります。
そうなれば、多くの契約の獲得が期待できるでしょう。

実際に日本FP協会が実施したアンケートでは、地方銀行や証券会社で、国家資格FP技能士取得を奨励している法人は約8割に。
また、「就職前にFP資格を保有している学生を評価する」と答えた法人は約7割でした。
※参考:日本FP協会 金融機関等におけるFP資格活用度調査

FP資格を持っていることは、扱う商品について一定量の知識を有していることの証明となります。

業界の志望度が高いという印象も与えられるため、取得するだけでアピールポイントとなるでしょう。

②役立つ業界が多い

FP資格が役立つのは金融業界・保険業界に限りません。
不動産業界やコンサルティング業界、税理士をはじめとした士業などでも活用でき、評価されることがあります

不動産業界では、FPを取得することで、不動産の取得や相続、ローンについての知識を活かし、顧客の人生設計と合わせたアドバイスをすることができます。
不動産物件のオーナーへも、土地活用や事業継承など、悩みに寄り添った対応が可能になるでしょう。

また、節税や相続対策で生命保険がよく使われることから、税理士事務所などでもFPの資格は評価される傾向にあります。

FPはさまざまな業種と組み合わせが可能な汎用性が高い資格だと言えるでしょう。

③手当や評価対象になることも

企業によっては、FP資格を持っていることで資格手当がついたり、昇給昇進の評価対象になることもあります。

事実、金融系の業界では、FP資格の取得を奨励しているところも多くあります。

FP3級はもちろん、FP2級でも難易度はそこまで高くありません。
資格取得が年収に直結するのであれば、ぜひ挑戦したいところです。

④独立開業できる

FP資格を活かし、FP事務所として独立することももちろん可能です。

独立事務所では、金融機関と提携して金融商品を代理販売したり、ライフプランなどの顧客相談業務を行ったりします。

ライフプランを専門家に相談することは、日本ではあまり馴染みはありませんが、昨今では将来の資金不安から、金融系のFPに相談するニーズは高まっていると言われています。

独立はどのような業界でも軌道に乗せるまでが大変ですが、FP業務は元手がかからず、ローリスクで始められるといったメリットも。
他の独立事務所と同じく、マーケティングや営業方法さえ確立すれば、十分な収入を得ることも可能です。

⑤副業に活かせる

FPの資格は副業に活かすこともできます

金融商品の販売代行やセミナー講師、友人や知人のライフプラン設計など、週末起業ならFP2級からでも可能です。

3級でも資産運用や家計管理に関する知識を得ることができるため、知識を活かしてライターや記事監修などの文筆業を行っている人もいます。

【自分のために】FPを取得するメリット5選

FP(ファイナンシャルプランナー)の資格は仕事だけではなく、自らの人生設計、私生活にも役立ちます。
ここからはFPを取得して得られるメリットのうち、自分のためになるものを5つご紹介していきます。

  1. 家計管理のノウハウが得られる
  2. 資産運用の知識が得られる
  3. 税金対策ができるようになる
  4. 金銭的な不安を解消できる
  5. 家族や知人の役に立てる

➀家計管理のノウハウが得られる

FPの資格取得のために学んだノウハウを基に、自身のライフプランを正しく見直し、ムダのない家計管理ができるのもメリットです。

FPの勉強の中では、家族構成や年収などから、ライフイベント表やキャッシュフロー表、バランスシート等を作成することを学びます。
具体的には、結婚や出産、育児、定年などの各イベントに関係して、将来どれくらいの費用がかかるか見通しを立て、対策を立てるわけです。

学んだことを自分自身の家計に活かすことで、適切な家計管理ができるようになるでしょう。

②資産運用の知識が得られる

老後資金を年金だけでは賄うことができないと言われている昨今、自分で資産を増やしていきたいという人が増えてきています。

FPの資格では、株式投資や投資信託など、投資商品についても学びます。
基礎的で汎用的な知識を得ることで、資産運用の第一歩が踏み出せるようになるでしょう。

「興味はあるけれど、仕組みや用語がわからず何から手をつけたら良いのかわからない」という方にとって、正しい運用知識を得られるFPはおすすめです。

③税金対策ができるようになる

資産を増やしていくためには、収入面と支出面の両面からのアプローチが欠かせません。

FP資格では税金に対する知識も得られるため、効率的、合法的な節税対策に役立ちます

例えば、将来的に不動産の相続が発生する場合、知識があれば事前に相続税の予想額を算出できるため、あらかじめ対策を練っておくことが可能です。

④金銭的な不安を解消できる

「入院した時のお金がなくなるかもしれない」
「万が一があっても家族に苦労させたくない」
「将来はほとんど年金を受け取れないかもしれない」
といった、お金に関する不安を抱える人は少なくありません。

不安のあまり「必要以上の保険に加入してしまう」「貯蓄に追われて生活が苦しくなってしまう」なんてケースも。

FPの勉強では、年金や保険などの公的制度についても学びます。
高額療養費制度があるため、入院時の費用が高くなっても想像よりも負担額が少なかったり、事前に限度額適用申請をすれば最初に支払う金額も少なくて済むことがわかるでしょう。

また、年金制度についても理解することで、本当に準備すべき金額がわかり、必要以上の不安に駆られることもなくなります。

⑤家族や知人の役に立てる

FPの扱う分野は、年金や社会保険は社労士、金融資産運用は証券アナリスト、相続や税については税理士、不動産は宅建士や不動産鑑定士の分野、と多岐に渡ります。

お金や資産、ライフプランに関することは、小さなことでも不安はあり、わからないことが細々と出てきます。
そのような時にいきなり専門家に聞くのは躊躇いますし、本来は自己解決できるものも多くあるでしょう。

FPの資格を持っていれば、一般的な範囲であればカバーすることができます。
家族や友人、知人などで問題に直面している人がいれば、助言をし力になれることも可能です。

※関連コラム:ファイナンシャルプランナーの資格とは?仕事内容は?FPになるには?

FPの資格を取得するメリットまとめ

FPの資格を取得するメリット10選

  • 就職や転職で有利になる
  • 役立つ業界が多い
  • 手当や評価対象になることも
  • 独立開業できる
  • 副業に活かせる
  • 家計管理のノウハウが得られる
  • 資産運用の知識が得られる
  • 税金対策ができるようになる
  • 金銭的な不安を解消できる
  • 家族や知人の役に立てる

FP業務を行っている人はもちろん、金融業界、保険業界、不動産業界、士業事務所などでも高評価に繋がりやすいでしょう。

仕事だけでなく、自分自身のためにもなるのがFPの特徴です。

一生涯使えるマネーリテラシーを得ることができ、知識不足により損をすることが少なくなります。
マネーについての苦手意識がなくなることで、余計な不安も解消され、資産運用などの積極的な資産づくりも期待できます。

FP資格はその勉強をすること自体が大きなメリットであると言えるでしょう。

ぜひFPの勉強を通して、多くの場面で役立つ一生モノの知識を身に着けてください。

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