今回は、ライフプランナーとファイナンシャルプランナーの違いについて、ご説明します。

ライフプランナーと聞いた時にどのような役割を果たすイメージをお持ちでしょうか

資格化されているファイナンシャルプランナーと混同している方も少なくないでしょう。

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FP(ファイナンシャルプランナー)とは?なるには?

まず初めに、ファイナンシャルプランナーの説明を、資格と取得方法を中心に説明します。

ファイナンシャルプランナーとは

ファイナンシャルプランナー(略して、FPと言われることが多い)にはおもに広義と狭義において2つの意味があります。

広義の意味としては、生命保険や家族の将来設計など、お金に関する相談を受けるコンサルタントのことを指します。

狭義の意味としては、コンサルタントを認定する「資格」の位置づけです。

1級から3級まである国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士および、日本FP協会が認定する民間資格であるAFP・CFPの各資格者のことを指します

ファイナンシャルプランナーになるには

FPまたはファイナンシャルプランナーという名称は、誰でも名乗ることができます

しかしながら、国家資格である「〇級ファイナンシャル・プランニング技能士」という名称は、資格保有者しか名乗ることのできない、いわゆる「名称独占資格」です。

また、民間資格である「AFP」「CFP」という名称も、資格保有者しか名乗ることができません。

一般的にFP・ファイナンシャルプランナーという場合には、資格保有者を指す場合が多いです

これらの資格保有者としてのFPになるには、資格試験に合格する必要があります。

ライフプランナーとは?なるには?

一方で、混同しやすい呼称として「ライフプランナー」という名称があります。

「ライフプランナー」とは、ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカの登録商標です。

参考:ライフプランナーについて

そのため、日本においてはプルデンシャル生命および元々資本関係にあったソニー生命において、顧客に最適な生命保険を提供するコンサルタントとして「ライフプランナー」の呼称を用いています。

従って、「ライフプランナー」になるためには、各社において採用されることが必要です。

「ライフプランナー」として、生命保険を販売していくというキャリアを築くうえで、キャリア・インフォメーション・プログラムという、通常の中途採用などとは違った形での採用を行っています。

さらに、採用後の研修カリキュラムも充実しています。

詳しくは、各社のホームページをご覧ください。

参考:C.I.P.(キャリア・インフォメーション・プログラム)

ライフプランナーとファイナンシャルプランナーの違いは?

上述のように、FPは一般的にFP資格の「有資格者」のことを指します。

一方の「ライフプランナー」は、プルデンシャル生命およびソニー生命という個別の企業において生命保険に関するコンサルティング業務を行う人のことを指す「肩書き」のことを指します。

名称が似ていて混同されがちですが、その役割は全く違うものであると言っていいでしょう。

その他、会社ごとに独自の呼称がある場合も

プルデンシャル生命やソニー生命以外にも、生命保険に関するコンサルティング業務を行う人を指す、会社独自の呼称はいくつかあります

ジブラルタ生命では、「ライフプラン・コンサルタント」と呼んだり、東京海上日動あんしん生命では「ライフパートナー」、さらにマニュライフ生命「プランライト・アドバイザー」といった肩書があります。

上記は一例ですが、ほかにも生命保険会社においては肩書があるため、詳しくは各社ホームページをご覧ください。

まとめ

今回は混同されがちな、ライフプランナーとファイナンシャルプランナーの違いについて見てきました。

ライフプランナーに限らず、生命保険会社の営業職やコンサルタントを目指す場合、FP資格の学習課目との親和性が多く見られます

また、業務上の肩書にFP資格が裏付けされることで、顧客からの信頼度も向上することが期待されます。

FP資格の取得を通じて、キャリアをさらに充実させることができるでしょう。

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この記事の執筆者:furuichi

CFP6課目と1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)を1年かけて独学で取得。

独学と通信講座を中心に、独特の勉強方法を確立したことにより、CFP以外にもマンション管理士や宅地建物取引士の資格を取得。

特に不動産や金融分野に強みを持つ。

現在はベンチャー企業のCFOとしての活動の傍ら、週末や夜間を利用して、ファイナンシャルプランナーやマンション管理士、さらにライターとして幅広く活動している。

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