昭和女子大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願条件や学科別の倍率を徹底解説
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昭和女子大学の総合型選抜は、多面評価型と基礎学力テスト型の2方式に分かれています。
2026年度の総合型選抜(現在の多面評価型)は17学科で実施され、志願875名に対して合格502名でした。
多面評価型は出願できるのが1学科だけで、1次は書類と課題、2次は面接などで選びます。
基礎学力テスト型は複数の学科に出願でき、2科目の筆記試験と活動報告書で判定する方式です。
本記事では、昭和女子大学の総合型選抜の2方式と学科ごとの倍率を解説します。
目次
昭和女子大学の総合型選抜(旧AO入試)の基本情報

昭和女子大学の総合型選抜は多面評価型と基礎学力テスト型の2方式で、出願できる学科の数と選抜の方法が違います。
以下では、2方式の違い・実施学部・学科ごとの倍率・日程について解説します。
多面評価型と基礎学力テスト型の2方式
昭和女子大学の総合型選抜は、次の2方式です。
- 多面評価型:出願できるのは1学科だけ
- 基礎学力テスト型:複数の学科に同時に出願できる
多面評価型は小論文や適性テストと面接を組み合わせ、基礎学力テスト型は学力試験と書類選考を組み合わせます。
2026年度入試までの総合型選抜入試は、2027年度入試から多面評価型に名称が変わりました。
基礎学力テスト型は、2026年度入試まで公募制推薦入試〈基礎学力テスト型〉として実施されていました。
基礎学力テスト型は総合型選抜に移ったため、出願に高校の推薦書は要りません。
公募制推薦入試は、総合型選抜とは別の入試として2027年度入試でも実施されます。
実施している学部
昭和女子大学の総合型選抜は、多面評価型・基礎学力テスト型とも、次の7学部17学科のすべてが募集しています。
- 人間文化学部(日本語日本文学科・歴史文化学科)
- 人間社会学部(心理学科・福祉社会学科・現代教養学科・初等教育学科)
- 食健康科学部(管理栄養学科・健康デザイン学科・食安全マネジメント学科)
- グローバルビジネス学部(ビジネスデザイン学科・会計ファイナンス学科)
- 国際学部(国際教養学科・国際学科・国際日本学科)
- 環境デザイン学部(環境デザイン学科)
- 総合情報学部(データサイエンス学科・デジタルイノベーション学科)
総合情報学部の多面評価型は、2026年度入試では「総合型選抜12月期」として実施されていました。
2027年度入試からは総合情報学部の2学科もほかの学科と同じ日程になり、10月18日に1次の適性テストを行います。
総合情報学部の基礎学力テスト型は、2027年度入試で新たに始まった入試です。
学科ごとの倍率
2026年度の総合型選抜の倍率は、心理学科の4.2倍が最も高く、最も低いのはデータサイエンス学科の1.0倍です。
| 学科 (2026年度・総合型選抜) | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 日本語日本文学科 | 36名 | 31名 | 1.2倍 |
| 歴史文化学科 | 58名 | 40名 | 1.5倍 |
| 心理学科 | 105名 | 25名 | 4.2倍 |
| 福祉社会学科 | 42名 | 33名 | 1.3倍 |
| 現代教養学科 | 30名 | 18名 | 1.7倍 |
| 初等教育学科 | 31名 | 20名 | 1.6倍 |
| 管理栄養学科 | 51名 | 31名 | 1.6倍 |
| 健康デザイン学科 | 70名 | 22名 | 3.2倍 |
| 食安全マネジメント学科 | 23名 | 21名 | 1.1倍 |
| ビジネスデザイン学科 | 76名 | 48名 | 1.6倍 |
| 会計ファイナンス学科 | 29名 | 23名 | 1.3倍 |
| 国際教養学科 | 59名 | 20名 | 3.0倍 |
| 国際学科 | 122名 | 64名 | 1.9倍 |
| 国際日本学科 | 69名 | 45名 | 1.5倍 |
| 環境デザイン学科 | 53名 | 42名 | 1.3倍 |
| データサイエンス学科 | 8名 | 8名 | 1.0倍 |
| デジタルイノベーション学科 | 13名 | 11名 | 1.2倍 |
| 合計 | 875名 | 502名 | 1.7倍 |
心理学科に次いで健康デザイン学科の3.2倍と国際教養学科の3.0倍が高く、ほかの14学科は1.0〜1.9倍でした。
表の数値は、2027年度入試から多面評価型に名前が変わった2026年度の総合型選抜の実績です。
基礎学力テスト型は2026年度に公募制推薦入試として実施したため、表に含めていません。
試験日と出願期間
昭和女子大学の総合型選抜は、多面評価型の出願が2026年9月24日、基礎学力テスト型の出願が10月29日に始まります。
| 方式(2027年度入試) | 出願期間 | 試験日 |
| 多面評価型 | 2026年9月24日〜10月2日 | 1次:10月18日 2次:10月25日 |
| 基礎学力テスト型 | 2026年10月29日〜11月6日 | 11月22日 |
10月18日の1次試験で適性テストを受けるのは、心理学科など7学科の志願者です。
ほかの10学科は1次で試験を受けず、出願書類と出願時に提出する課題で審査します。
2次を受けられるのは、1次選考の通過者です。
参考:昭和女子大学|総合型選抜入試
参考:昭和女子大学|入試変更点・入試のポイント
参考:昭和女子大学|志願状況・入試結果
昭和女子大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願条件
昭和女子大学の総合型選抜は2方式とも女子が対象で、評定平均値の出願基準はありません。
高校を卒業した年を問わず、卒業者と2027年3月の卒業見込み者が出願できます。
それぞれ方式ごとの具体的な出願条件について解説します。
多面評価型の出願条件
昭和女子大学の多面評価型は、現代教養学科と初等教育学科が専願制で、ほかの15学科は他大学とも併願できます。
専願制の2学科は、昭和女子大学を第一志望とすることが条件になります。
出願できるのは、17学科のうちいずれか1学科だけです。
出願資格は、昭和女子大学の教育方針と各学科のアドミッション・ポリシーを十分に理解している女子です。
高等専門学校の第3学年修了者や、高等学校卒業程度認定試験の合格者なども出願できます。
全学科共通の加点の対象は、英語4技能検定試験や日本漢字能力検定2級以上、実用数学技能検定2級以上です。
役員経験は生徒会長やクラブ部長などが対象で、全学科共通の検定とあわせて10点満点で加点されます。
学科が指定する日本語検定や日商簿記検定なども加点されますが、その点数は入学試験要項に示されていません。
加点を受けるには、インターネット出願の登録時に項目を選び、証明書などを同封します。
基礎学力テスト型の出願条件
昭和女子大学の基礎学力テスト型は、他大学と併願でき、複数の学科に同時に出願できます。
ただし、同じ11月22日に行う公募制推薦入試などの推薦入試とは併願できません。
出願資格は、多面評価型と同じです。
2026年度入試で公募制推薦入試として実施していたときは、高校の推薦書が必要でした。
総合型選抜に移ってからは、推薦書は不要です。
出願書類は入学志願書と調査書、活動報告書で、検定試験の証書は該当者だけが提出します。
受験する科目は出願時に登録した科目で、試験当日に変えることは認められません。
複数の学科に出願する場合も、提出する書類は各1通で足ります。
参考:昭和女子大学|デジタルパンフレット(2027年度 入学試験要項)
昭和女子大学の総合型選抜(旧AO入試)の選抜方法
昭和女子大学の総合型選抜は、多面評価型が1次と2次の2段階選考です。
基礎学力テスト型は、1日の筆記試験と活動報告書で判定します。
それぞれ方式ごとの具体的な選抜方法について解説します。
多面評価型の選抜方法
昭和女子大学の多面評価型は、1次で書類と課題(または筆記試験)、2次で面接などを課します。
1次に60分の適性テストを課すのは、次の7学科です。
- 心理学科
- 管理栄養学科
- 健康デザイン学科
- ビジネスデザイン学科
- 会計ファイナンス学科
- データサイエンス学科
- デジタルイノベーション学科
ほかの10学科は、出願時に課題を提出します。
このうち9学科の課題は、800〜1000字のレポートか小論文です。
環境デザイン学科だけは、4つのコースのテーマから1つを選んで作品を制作します。
2次は面接に加えて、11学科が小論文(800字・60分)か適性テストを課します。
2次が面接だけなのは、1次で適性テストを課す7学科のうち会計ファイナンス学科を除く6学科です。
心理学科は1次で人数が絞られ、2026年度は志願105名のうち1次の合格が47名でした。
会計ファイナンス学科は、日商簿記検定2級以上などの合格で1次の筆記試験が免除されます。
国際学部では、英語4技能検定試験のスコアで2次の適性テストを免除できます。
基礎学力テスト型の選抜方法
昭和女子大学の基礎学力テスト型は、活動報告書10点と筆記試験2科目各100点の210点満点です。
筆記試験は国語(現代文)と数学から1科目を選び、英語とあわせて2科目を受けます。
どちらも60分のマークシート方式です。
日本語日本文学科を受ける場合は、国語(現代文)の選択が必須です。
数学は数学Ⅰが必須で、数学A・数学Ⅱ・数学B(数列)・数学C(ベクトル)から1問を選んで解答します。
判定では各科目の得点を偏差値に換算し、活動報告書とあわせて総合的に選考する仕組みです。
英語は、英語4技能検定試験の指定スコアがあれば英語の筆記試験が免除されます。
免除された場合の得点は、スコアに応じて100点・90点・80点の換算です。
免除された人も英語の試験を受けられ、その場合は高い方の得点が判定に使われます。
一方、国語か数学の1科目は全員が試験を受ける必要があり、英語の換算点だけで受験することはできません。
参考:昭和女子大学|デジタルパンフレット(2027年度 入学試験要項)
まとめ
昭和女子大学の総合型選抜は、1学科に出願する多面評価型と、複数の学科に出願できる基礎学力テスト型の2方式です。
どちらも女子が対象で、評定平均値の出願基準はありません。
筆記試験を課す学科を志望するなら、入学試験要項で試験の科目と時間を確かめてから対策を始めてください。
方式ごとの特徴を早めに把握し、出願書類と試験の準備を計画的に進めていきましょう。
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