龍谷大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願条件や学部別の倍率を徹底解説
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龍谷大学の総合型選抜は5方式に分かれ、方式ごとに対象の学部と試験の中身が違います。
方式は学部独自方式・検定試験利用型・英語型・伝道者推薦型と、スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜です。
2026年度入試では、5方式の合計で483名が志願し、308名が合格しました。
このうち伝道者推薦型とスポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜は、専願制の入試です。
ほかの3方式は、出願する学部・学科を第一志望とすることが条件になります。
本記事では、龍谷大学の総合型選抜の5方式・学部ごとの倍率・出願条件・選抜方法・過去問を解説します。
目次
龍谷大学の総合型選抜(旧AO入試)の基本情報

龍谷大学の総合型選抜は5方式で、募集要項は2冊に分かれています。
1冊は4方式をまとめた募集要項で、もう1冊はスポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜の募集要項です。
5方式の概要・実施学部・学部ごとの倍率・日程を紹介します。
5種類の総合型選抜
龍谷大学の総合型選抜は、次の5方式です。
- 学部独自方式:学部ごとの出願要件と第二次選考で選ぶ入試
- 検定試験利用型:漢検や英検などの資格を出願の条件にする入試
- 英語型:英語の資格と英語のプレゼンテーションで選ぶ入試
- 伝道者推薦型:得度者・得度予定者が対象の専願制の入試
- スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜:課外活動の実績で出願する専願制の入試
スポーツ活動選抜と文化・芸術・社会活動選抜は、評定などの出願資格の大半と選抜方法が共通です。
入試結果も1つの表で公表されているため、本記事では1つの方式として扱います。
2つの選抜の違いは出願資格の実績の基準で、競技の成績か、文化・芸術・社会活動の実績かに分かれます。
実施している学部
龍谷大学の総合型選抜を実施しているのは、次の12学部です。
- 文学部
- 心理学部
- 経済学部
- 経営学部
- 法学部
- 政策学部
- 国際学部
- 社会学部
- 環境サステナビリティ学部(2027年4月新設予定)
- 情報学部(2027年4月新設予定)
- 理工学部
- 農学部
環境サステナビリティ学部と情報学部は2027年4月の新設予定で、設置計画は変わる可能性があります。
理工学部は、2027年4月に先端理工学部から名称が変わる学部です。
経済学部の経済学科も、2027年4月に現代経済学科から名称が変わります。
12学部すべてが対象なのは、スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜だけです。
学部独自方式は心理学部・政策学部・社会学部・環境サステナビリティ学部・情報学部・理工学部・農学部が対象です。
検定試験利用型は文学部、英語型は国際学部が対象で、伝道者推薦型は文学部と国際学部で実施します。
学部ごとの倍率
龍谷大学の総合型選抜で倍率が最も高いのは学部独自方式の政策学部の6.2倍で、最も低いのは1.0倍の8つの学部・学科です。
| 方式・学部(2026年度) | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 (志願者数÷合格者数) |
| 学部独自方式 心理学部 | 12名 | 10名 | 1.2倍 |
| 学部独自方式 政策学部 | 37名 | 6名 | 6.2倍 |
| 学部独自方式 先端理工学部 数理・情報科学課程 | 5名 | 5名 | 1.0倍 |
| 学部独自方式 先端理工学部 知能情報メディア課程 | 5名 | 1名 | 5.0倍 |
| 学部独自方式 先端理工学部 電子情報通信課程 | 2名 | 2名 | 1.0倍 |
| 学部独自方式 先端理工学部 機械工学・ロボティクス課程 | 0名 | 0名 | ― |
| 学部独自方式 先端理工学部 応用化学課程 | 3名 | 1名 | 3.0倍 |
| 学部独自方式 先端理工学部 環境科学課程 | 5名 | 3名 | 1.7倍 |
| 学部独自方式 社会学部 現代社会領域 | 6名 | 2名 | 3.0倍 |
| 学部独自方式 社会学部 文化・メディア領域 | 9名 | 2名 | 4.5倍 |
| 学部独自方式 社会学部 健康・スポーツ社会領域 | 6名 | 2名 | 3.0倍 |
| 学部独自方式 社会学部 現代福祉領域 | 16名 | 5名 | 3.2倍 |
| 学部独自方式 農学部 | 23名 | 18名 | 1.3倍 |
| 検定試験利用型 文学部 仏教学科 | 1名 | 1名 | 1.0倍 |
| 検定試験利用型 文学部 歴史学科仏教史学専攻 | 5名 | 5名 | 1.0倍 |
| 検定試験利用型 文学部 英語英米文学科 | 6名 | 5名 | 1.2倍 |
| 英語型 国際学部 国際文化学科 | 28名 | 7名 | 4.0倍 |
| 英語型 国際学部 グローバルスタディーズ学科 | 9名 | 9名 | 1.0倍 |
| 伝道者推薦型 文学部 仏教学科 | 19名 | 19名 | 1.0倍 |
| 伝道者推薦型 文学部 歴史学科仏教史学専攻 | 4名 | 3名 | 1.3倍 |
| 伝道者推薦型 文学部 真宗学科 | 23名 | 22名 | 1.0倍 |
| 伝道者推薦型 国際学部 国際文化学科 | 5名 | 2名 | 2.5倍 |
| 伝道者推薦型 国際学部 グローバルスタディーズ学科 | 0名 | 0名 | ― |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 文学部 | 62名 | 47名 | 1.3倍 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 心理学部 | 8名 | 5名 | 1.6倍 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 経済学部 | 36名 | 23名 | 1.6倍 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 経営学部 | 37名 | 21名 | 1.8倍 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 法学部 | 23名 | 14名 | 1.6倍 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 政策学部 | 14名 | 9名 | 1.6倍 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 国際学部 | 22名 | 18名 | 1.2倍 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 先端理工学部 | 7名 | 7名 | 1.0倍 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 社会学部 | 31名 | 21名 | 1.5倍 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 農学部 | 14名 | 13名 | 1.1倍 |
学部独自方式では政策学部に次いで、知能情報メディア課程の5.0倍と文化・メディア領域の4.5倍が続きます。
方式全体の倍率は、学部独自方式と英語型が2.3倍、検定試験利用型と伝道者推薦型が1.1倍です。
スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜は、方式全体で1.4倍です。
機械工学・ロボティクス課程(学部独自方式)とグローバルスタディーズ学科(伝道者推薦型)は志願者が0名でした。
表の学部・学科名は2026年度入試のものです。
2027年度の伝道者推薦型の募集人員表に真宗学科はなく、文学部仏教学科に新設される真宗領域などで募集します。
学部独自方式の知能情報メディア課程と環境科学課程は、2027年度の募集人員表に載っていません。
試験日と出願期間
龍谷大学の総合型選抜の2027年度入試の日程は次のとおりです。
| 方式(2027年度入試) | 出願期間 | 試験日 |
| 学部独自方式・検定試験利用型・英語型 第一次選考 | 2026年9月1日〜9月9日 | 書類選考 |
| 学部独自方式・検定試験利用型・英語型 第二次選考 | 2026年10月3日〜10月6日 | 2026年10月17日 |
| 伝道者推薦型 | 2026年10月1日〜10月6日 | 2026年10月17日 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 第一次選考 | 2026年9月7日〜9月16日 | 書類選考 |
| スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜 第二次選考 | 2026年10月26日〜10月29日 | 2026年11月7日 |
学部独自方式・検定試験利用型・英語型と伝道者推薦型は、同じ2026年10月17日に試験を行います。
伝道者推薦型以外の4方式は、第一次選考の通過者が第二次選考に改めて出願します。
スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜の第二次選考は、ほかの方式より遅い11月7日です。
参考:龍谷大学 入試情報|総合型選抜入試概要
参考:龍谷大学 入試情報|入試結果(2026年度)
龍谷大学の総合型選抜(旧AO入試)の出願条件
龍谷大学の総合型選抜は、専願制かどうかと、評定平均値や資格の基準が方式ごとに違います。
方式・学部によっては、評定平均値の基準がありません。
それぞれ方式ごとの具体的な出願条件について解説します。
学部独自方式の出願条件
龍谷大学の学部独自方式に出願できるのは、出願する学部・学科(課程)を第一志望とする人です。
そのうえで、学部ごとの出願要件を満たす必要があります。
既卒者も出願できます。
学部ごとの出願要件の主な例は次のとおりです。
| 学部・課程(学部独自方式) | 主な出願要件 |
| 心理学部 | 英語・国語・数学Ⅰ・数学Aの評定平均値4.0以上と、英検CSEスコア1,850点以上などの英語資格の両方 |
| 社会学部 | 6教科の評定平均値4.0以上、英語資格、実用数学技能検定2級以上のいずれか |
| 理工学部 数理・情報科学課程 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Aの指定分野、またはこれらと同等の科目の履修 |
| 理工学部 電子情報通信課程 | 物理基礎を含む理科3科目と物理か化学などの履修、全体の評定平均値3.3以上か指定科目のいずれか1科目4.0以上 |
| 農学部 農学科 | 普通科(文系・理系は問わない)を卒業した人か、2027年3月に卒業する見込みの人 |
心理学部と社会学部の英語資格は、2024年4月1日以降に受験したものが有効です。
理工学部の数理・情報科学課程と農学部は、出願要件に評定平均値の基準を設けていません。
数理・情報科学課程と電子情報通信課程では、数学Ⅲなどの履修は出願要件に含まれないものの、第一次選考で評価されます。
検定試験利用型の出願条件
龍谷大学の検定試験利用型は文学部の入試で、出願できるのは2027年3月に高校を卒業する見込みの人です。
出願する学科・専攻を第一志望とし、学科ごとに指定された次の資格のいずれかを持っている必要があります。
- 仏教学科・歴史学科仏教史学専攻:漢検・歴史能力検定・世界遺産検定のいずれかの2級以上
- 歴史学科東洋史学専攻:歴史能力検定か世界遺産検定の2級以上
- 英語英米文学科:英検2級以上、TOEFL iBT55点以上、TOEIC L&R600点以上のいずれか
有効な資格は2024年4月1日以降に受検したもので、正式文書の写しを調査書に添付する必要があります。
仏教学科に出願する人が選ぶのは、真宗領域・仏教領域・社会応用領域のうち1つの領域です。
出願資格に、評定平均値の基準はありません。
英語型の出願条件
龍谷大学の英語型は国際学部の入試で、出願できるのは国際学部を第一志望とする人です。
そのうえで、学科ごとに指定された次の英語資格のいずれかが必要です。
- 国際文化学科:英検準2級以上、TOEIC L&R500点以上など4種類のいずれか
- グローバルスタディーズ学科:英検2級以上、TOEIC L&R600点以上など6種類のいずれか
資格は2024年4月1日以降に受検したものが有効で、評定平均値の基準はありません。
高校を卒業した人も出願できます。
国際文化学科は、出願時に2027年度入試のテーマで英語のエッセー(200〜400words)を提出します。
テーマは「The importance of language and culture to me.」です。
伝道者推薦型の出願条件
龍谷大学の伝道者推薦型に出願できるのは、伝道を志す得度者か、入学後2年以内に得度する予定の人です。
専願制のため、合格した場合は龍谷大学に入学することを前提に出願します。
文学部の仏教学科と仏教史学専攻は、浄土真宗本願寺派・真宗大谷派・天台宗・曹洞宗など大学が指定した宗派が対象です。
国際学部の2学科は、浄土真宗本願寺派の得度者・得度予定者に限られます。
グローバルスタディーズ学科は、全体の評定平均値3.8以上と英語4.5以上も必要です。
英語が4.0以上4.5未満の場合は、英検2級以上などの資格を1つ満たせば出願できます。
伝道者推薦型に出願している間は、ほかの専願制入試には出願できません。
対象にはスポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜の第一次選考も含まれます。
伝道者推薦型で不合格になった場合は、ほかの専願制入試に出願できます。
スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜の出願条件
龍谷大学のスポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜は、専願制の入試です。
出願できるのは2027年3月に高校を卒業する見込みの人で、経済学部に限り既卒者も出願できます。
競技の実績は、都道府県大会でベスト8以上のチームのレギュラーか、個人で6位以内の入賞が基準です。
この成績に届かなくても、連盟専門部の部長などの推薦書があれば出願が認められます。
文化・芸術・社会活動の実績の基準は、学部ごとに別々です。
チアリーディング・チアダンス・バトントワリング・ダンスは、文化・芸術・社会活動の実績として出願します。
評定平均値の基準の主な例は次のとおりです。
| 学部 (スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜) | 評定平均値などの基準 |
| 文学部・経済学部・経営学部・法学部・環境サステナビリティ学部 | 全体3.3以上 |
| 心理学部・社会学部 | 6教科(国語・英語・地歴・公民・数学・理科)の平均3.5以上 |
| 政策学部 | 全体3.5以上 |
| 国際学部 グローバルスタディーズ学科 | 全体3.8以上かつ英語4.5以上(英語4.0以上4.5未満なら英語資格で可) |
| 情報学部・理工学部 | 全体3.3以上かつ数学3.5以上と、数学の指定科目の履修 |
龍谷大学の総合型選抜(旧AO入試)の選抜方法
龍谷大学の総合型選抜のうち、伝道者推薦型は1日の試験で小論文と面接を受けます。
ほかの4方式は、書類による第一次選考を通過した人が第二次選考を受ける2段階の選考です。
それぞれ方式ごとの具体的な選抜方法について解説します。
学部独自方式の選抜方法
龍谷大学の学部独自方式は、第一次選考が書類選考で、第二次選考の内容は学部ごとに違います。
2026年度入試では、第一次選考の志願者129名のうち94名が通過し、最終的な合格者は57名でした。
第二次選考の内容は学部ごとに分かれ、主な例を次に示します。
| 学部(学部独自方式) | 第二次選考の内容 |
| 心理学部 | 課題論文(90分)と、エントリーシート・課題論文に基づく個人面接・口頭試問 |
| 政策学部 | 「今後あなたが取り組みたい地域活動について」がテーマのプレゼンテーション(7分)と質疑応答(8分)、面接(約15分) |
| 情報学部 | 学びに関連した取り組みのプレゼンテーション(約10分)と個人面接(約10分) |
| 理工学部 | 課程ごとに指定された内容のプレゼンテーション(質疑応答を含めて約10分)と、口頭試問を含む個人面接 |
| 農学部 | 農場での実践活動(グループワーク60分)と、出願書類やグループワークに基づく個人面接・口頭試問 |
理工学部の数理・情報科学課程のプレゼンテーションは、発表が約5分、質疑応答が約5分です。
農学部のグループワークは、多様な人々と協働して学ぶ姿勢を評価するもので、農業技術は評価の対象外です。
検定試験利用型の選抜方法
龍谷大学の検定試験利用型は、第一次選考が書類選考で、第二次選考は小論文(60分)と面接です。
第一次選考では、エントリーシートで目的意識や学修意欲を、資格試験の成績で知識・理解力・表現力を見ます。
エントリーシートには、文学部を志望する理由と入学後の学修計画を、それぞれ500字程度で書きます。
第二次選考の小論文は、文学部で学ぶ適性として論理的思考や文章表現力を見る試験です。
面接はエントリーシートに基づく個人面接で、学科・専攻への志望動機と学修意欲が評価されます。
2026年度入試では志願者12名が全員第一次選考を通過し、11名が合格しました。
英語型の選抜方法
龍谷大学の英語型は、第一次選考が書類選考で、第二次選考は英語によるプレゼンテーションと個人面接です。
プレゼンテーションは質疑応答を含めて約10分で、質疑応答も基本的に英語で行われます。
国際文化学科は、出願時に提出したエッセーや志望動機について英語で発表します。
グローバルスタディーズ学科は、志望動機と試験当日に与えられるテーマについて発表する形式です。
プレゼンテーションの部屋には、どちらの学科も資料を一切持ち込めません。
第一次選考では、エントリーシート(国際文化学科はエッセーも)に加えて、英語外部試験のスコアも評価されます。
第二次選考で中心に評価されるのは、英語運用能力です。
伝道者推薦型の選抜方法
龍谷大学の伝道者推薦型は、1日の試験で小論文(60分)と面接を受け、その結果を総合して合否を判定します。
小論文で評価されるのは、文学部では論理的思考力や文章表現力、国際学部では思考力や文章構成力です。
グローバルスタディーズ学科は小論文が英語で、面接は日本語と英語を併用して行います。
文学部の面接で中心になるのは、志望する学科への明確な動機と学修意欲です。
文学部仏教学科は3つの領域から第三志望まで選んで出願でき、第一志望から順に合否が判定されます。
スポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜の選抜方法
龍谷大学のスポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜は、第一次選考が書類審査です。
第二次選考は小論文(60分)と面接で、全学部が同じ日に試験を行います。
第一次選考の書類は調査書・活動実績証明書・自己推薦書で、推薦書で出願する人は連盟専門部の推薦書も必要です。
小論文では、論理的思考力や文章表現力などが評価されます。
グローバルスタディーズ学科は、小論文が英語で、面接は日本語と英語の併用です。
法学部や社会学部の面接では、入学後も学業と課外活動を続ける意欲や意志も確かめます。
2026年度入試では、第一次選考の志願者254名のうち181名が通過し、178名が合格しました。
龍谷大学の総合型選抜の過去問
龍谷大学は、2026年度の総合型選抜の入学試験問題を学部別に公開しています。
ここで取り上げるのは、設問文だけで問われている内容が分かる問題です。
心理学部の課題論文は資料の表が伏せられていますが、設問から調査の対象が分かるため扱います。
先端理工学部と食料農業システム学科の小論文は、課題文のない設問です。
社会学部の小論文や検定試験利用型の小論文など、伏せられた課題文がないと意味が通らない問題は対象外です。
心理学部の課題論文
龍谷大学の学部独自方式の心理学部の課題論文では、調査報告書の表から読み取れることを論じます。
字数は800字以上1,000字以内と指定されています。
2026年度の設問は次のとおりです。
| 国立青少年教育振興機構による「高校生の進路と職業意識に関する調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較-」(令和5年6月発行)が公表され、日本・米国・中国・韓国における高校生の「将来の生き方や進路についての学習」の結果が示された。 以下の表から読み取れることについて、あなたの考えを述べなさい。字数は、800字以上、1,000字以内とする。 |
設問の表は第三者の調査報告書から引用された資料で、大学の公開版でも伏せられているため載せていません。
表が見えなくても、4か国の高校生の進路学習を比べた調査を読み、考えを述べる問題だと分かります。
先端理工学部の小論文
先端理工学部の小論文は、課題文のない2つの設問にそれぞれ400字程度で答える形式です。
龍谷大学のスポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜で、先端理工学部の受験者に出題されました。
2026年度の設問は次の2問です。
| (1) あなたがこれまでに行ったスポーツ活動または文化・芸術・社会活動を通じて得たもので、あなたが自身の将来を考えるのに最も大きな影響を与えたものを取り上げて、それがあなたにどのような影響を与えたのかについて述べなさい。 |
| (2) あなたが志望する先端理工学部の課程において、どのような知識や技術を学びたいと考えているかについて、その理由と合わせて述べなさい。 そして、その学びを通じて得るものを、社会に出てからどのように活用できると考えているかについて述べなさい。 |
2問は、別々の解答用紙に書きます。
食料農業システム学科の小論文
農学部食料農業システム学科の小論文は、課題文のない1問に800〜1,000字で答える形式です。
龍谷大学のスポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜で、2026年度に出題された設問は次のとおりです。
| 【問】近年、クマやシカ、イノシシ等の野生動物が都市部を含む人間の生活圏に出没する事態が頻発しており、様々な被害が生じています。 このことの原因や今後とるべき対策について我が国農業の現状と関連付けながら800〜1000字で論じなさい。 |
野生動物の被害の原因と対策を、日本の農業の現状と結び付けて論じることが求められます。
まとめ
龍谷大学の総合型選抜は5方式で、伝道者推薦型とスポーツ活動選抜/文化・芸術・社会活動選抜は専願制です。
学部独自方式・検定試験利用型・英語型は、出願する学部・学科を第一志望とする人が対象になります。
学部独自方式は学部ごとに出願要件が違い、第二次選考でも課題論文やプレゼンテーションなどを課します。
志望する学部が実施している方式を確かめ、出願要件と試験の内容を募集要項で読み比べてください。
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