総合型選抜で法学部に合格するには?志望理由書の書き方を徹底解説
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法学部の総合型選抜では、志望理由書や小論文、面接による総合的な評価が実施されます。
しかし、志望理由書に何を書けばいいか悩む受験生は少なくありません。
本コラムでは、法学部の総合型選抜で問われる内容を丁寧に解説します。
評価されやすい志望理由書の書き方のコツも紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。
目次
法学部の総合型選抜で問われる内容

法学部の総合型選抜で問われる主な内容は、以下の通りです。
- 志望理由書
- 小論文・課題レポート
- 面接・プレゼンテーション
志望理由書
志望理由書は、法学部の総合型選抜において最も重要な提出書類です。
一般的に、総合型選抜の志望理由書では、以下の4点が問われる構成となっています。
- なぜ法学部を選んだか
- なぜこの大学か
- 入学後に何を学びたいか
- 学んだ知識を卒業後にどう活かすか
志望理由書を作成する際は、これらの項目を一本のストーリーとして繋げることを意識しましょう。
法学部の選考では、法律の知識そのものよりも「社会や身近な出来事への問題意識」「法的な視点で問題を捉えようとする姿勢」が重視されます。
志望理由書の文字数は大学によって異なりますが、800〜1,200字程度が一般的です。
与えられた字数に対して情報を詰め込みすぎると、論旨が散漫になります。
4つの視点をバランスよく配置しつつ、読み手に自分の気持ちが伝わる構成を目指しましょう。
小論文・課題レポート
法学部の小論文では、社会と法のつながりに関するテーマが頻出します。
憲法や刑事司法に加え、労働問題、国際法、企業法務などのテーマについても知識を広げておきましょう。
出題形式は、資料を読んで自分の意見を述べるものや、判例の概要を提示して、その是非を論じるものが一般的です。
小論文で高評価を得るためには、単に結論を出すだけでは不十分です。
問題の構造を分析し、複数の立場や利害関係を整理したうえで、自分の意見を論理的に展開する力が求められるでしょう。
日頃から社会的なニュースに触れ、法的な視点で考える習慣をつけておくことが、小論文対策の第一歩です。
新聞の社説や法律に関する解説記事を読むだけでも、問題を把握する視点が養われます。
面接・プレゼンテーション
法学部の総合型選抜においては、面接やプレゼンテーションで志望理由書の内容を深く問われるケースが多く見られます。
志望理由書に書いた内容をどこまで説明できるかが評価のポイントとなるため、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
頻出の質問としては、「なぜ法学部を選んだのか」「法律のどの分野に最も関心があるか」「卒業後にどんな仕事をしたいか」などがあげられます。
効果的な準備方法は、自分の体験や志望動機、目指す将来像などを、ひとつのストーリーとして整理することです。
ストーリーがしっかり頭に入っていれば、どの角度から質問されても、自分らしい言葉で答えられます。
大学が評価する法学部の志望理由書を作るコツ
大学が評価する法学部の志望理由書を作るコツは、以下の通りです。
- 身近な体験から法的な問題意識を見つける
- 「なぜこの大学の法学部なのか」を具体的に示す
- 将来のキャリアと法学部で学ぶことをつなげて示す
身近な体験から法的な問題意識を見つける
法学部の志望理由書において最も重要なポイントは、「なぜ法に関心をもったのか」という出発点を明確にすることです。
出発点がぼやけていると、どれだけ流暢な文章を書いても説得力を失います。
関心の出発点になるエピソードは、大きな社会的事件である必要はありません。
ニュースで見た裁判の報道や、家族が巻き込まれたトラブルなど、日常の中にある体験で十分です。
むしろ、身近なエピソードのほうが、読み手に自分の言葉が伝わりやすいこともあります。
重要なことは、体験の大小ではなく、「その体験から何を考えたか」を言語化できているかどうかです。
体験と問題意識を結びつける文章を書ければ、志望動機の軸が定まります。
「なぜこの大学の法学部なのか」を具体的に示す
法学部の志望理由書では、「この大学を選んだ理由」を具体的に示すことが求められます。
ほかの大学でも学べる内容ではなく、この大学の法学部でなければならない理由を明確にすることが重要です。
「法律を学べる環境に魅力を感じた」「充実したカリキュラムに惹かれた」といった抽象的な表現では、ほかの受験生との差別化は難しいでしょう。
法律分野や少人数ゼミの有無、模擬裁判をはじめとする実践的なプログラムといった、大学ごとの具体的な特徴と結びつけることが重要です。
また、司法試験や公務員試験といった資格取得サポートの充実度も、大学によって大きな差があります。
大学の公式サイトや募集要項などで得た情報を志望動機と結びつけることで、説得力を高められるでしょう。
将来のキャリアと法学部で学ぶことをつなげて示す
法学部の志望理由書では、将来のキャリアと大学での学びを関連させることが重要です。
法学部の学びを活かせるキャリアは、弁護士・裁判官・検察官といった法曹に限りません。
公務員・企業法務・国際機関・NGO・コンサルティングなど、幅広い分野に広がっています。
志望理由書では、自分が描く将来像と、法学部での学びの必要性を具体的につなげることで、文章全体の説得力が高まるでしょう。
将来像がまだ固まっていない場合は、書き方を工夫することで対策できます。
「法的思考力を身につけ、社会の問題解決にかかわる仕事に就きたい」という方向性を示すだけでも、十分に志望動機として成立するでしょう。
まとめ
法学部の総合型選抜では、志望理由書を通して「なぜ法を学びたいのか」を具体的に伝えることが重要です。
身近な体験から生まれた問題意識や、将来の目標と法学部での学びを結びつけて説明できると、説得力が高まるでしょう。
また、「なぜこの大学の法学部なのか」を明確に示すことも欠かせません。
大学の学習環境や具体的な特徴を調べ、自分の関心と関連づけて伝えることが重要です。
早めに志望理由書の準備を始め、何度も見直しを重ねることで完成度を高められるでしょう。