東京医科大学は東京都新宿区に本部を置く私立大学です。

首都圏にあり立地が良いため、地方から受験する学生・再受験者が多い傾向にあります。

また、国家試験の合格率は90%以上と優秀な実績を残しており、卒業生の3割以上は附属病院への臨床研修医として就職しています。

「東京都内の医学部に通いたい」

「卒業後は付属病院で働きたい」

「東京医科大学が再受験に寛容か知りたい」

そのような方のために、本コラムでは東京医科大学が再受験に寛容なのかを詳しく解説します。

再受験から合格を勝ち取るための秘訣も紹介しているため、受験対策の参考にしてみてください。

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東京医科大学医学部は再受験に寛容なのか

東京医科大学医学部は再受験にあまり寛容ではなく、多くの再受験者が「厳しい」と感じる傾向が強いです。

以下の章でも解説しますが、再受験者が多い22歳以上の合格者がほかの大学より少ないこと、合格率が著しく低い点が理由と考えられます。

ただし、厳しい受験戦争を突破し、入学を果たしている再受験者がいることも事実です。

再受験に厳しいからと挑戦を諦めず、全力を尽くせば合格圏内に近付けるでしょう。

東京医科大学医学部が再受験に寛容といえない理由①

東京医科大学医学部は再受験に寛容といえない理由は、過去の22歳以上の合格者数から読み取ることができます。

まずは以下の表を確認していきましょう。

〇東京医科大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H3084名96名44名14名3名
H2969名82名35名10名11名
H2870名84名50名15名13名
H2785名90名43名7名15名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

こちらは、平成27年から平成30年までの年齢別合格者数です。

22歳以上のデータを見ると概ね10名程で推移していることがわかります。ただし、平成30年の合格者はわずか3名と非常に少ない印象です。

もちろん、22歳以上の合格者数が10名程の私立大学医学部はほかにもありますが、18歳の合格者数と比較すると、その差は歴然です。

合格者数に明らかな差が付いている点から、東京医科大学医学部は再受験に不寛容であると判断できます。

東京医科大学医学部が再受験に寛容といえない理由②

東京医科大学医学部が再受験に寛容といえない理由は、22歳以上の合格者数が少ないことだけではありません。

22歳以上の合格率からも厳しい状況であることが読み取れます。

〇東京医科大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H30422名0.7%
H29521名2.1%
H28590名2.2%
H27504名3.0%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

上記の表は、平成27年から平成30年までの22歳以上の合格率をまとめたものですが、いずれの年も低い合格率となっています。

再受験に寛容性が高い大学は合格率が10%を超えることが多く、2~3%台を推移している東京医科大学医学部は、再受験に厳しいと言わざるを得ません。

一定以上の受験者数がいるにもかかわらず、合格を手にできない人が多い印象です。

平成30年の合格率は0.7%と1%に届いておらず、再受験から合格を目指すには厳しい道のりを覚悟しておく必要があるでしょう。

東京医科大学医学部の入試情報

以下では、東京医科大学医学部の入試情報を紹介します。

2024年の倍率と2025年の入試情報を解説するので参考にしてみてください。

倍率(2024年度)・志願倍率:37.80倍・実質倍率:13.03倍
試験科目(一次試験)理科200、数学100、英語100【計400】
試験科目(二次試験)小論文60、面接40【計100】
参考:東京医科大学 – 2024年度 医学部医学科 入学者選抜実施結果
参考:学生募集要項

東京医科大学医学部の2024年の志願倍率は37.80倍です。

70名程の募集枠に対して、多くの受験者が殺到していることがわかります。

一般募集の試験は一次試験と二次試験の2段階で、一次試験は筆記のみで二次試験は小論文と面接が行われます。

東京医科大学医学部に再受験で合格するポイント

「東京医科大学医学部に再受験で合格するためのコツを知りたい」そのような方のために、再受験で合格するポイントを解説します。

今回は3つ紹介するので、しっかりおさえておきましょう。

理科は年々軟化傾向にあるため注意が必要

理科は物理・化学・生物から2科目を選択します。試験時間は120分あり、1科目60分割ける計算です。

物理でおさえておきたい範囲は力学や電磁気のほか、熱や波動、原子物理。いずれかの分野は毎年出題されています。

化学は理論や有機、無機の全分野のほか、理論化学と有機化学の出題傾向が強めです。

生物はほぼすべての分野が出題範囲となっているため、知識が浅いと高得点を狙うことは難しいかもしれません。

難易度は全体的に年々軟化傾向にあり、難問に慣れておく必要があるでしょう。

東京医科大学医学部のホームページ内で過去問題を公表しているため、演習を繰り返しながら傾向を掴むのがおすすめです。

英語はアクセント・文法・並び替えが毎年出題

英語の試験はほぼ毎年大問5問で構成されています。例年通りであれば、マーク式と記述式の混合形式となるでしょう。

網羅しておきたい分野はアクセント・文法・並び替えです。知識で解ける問題は最初の3題に出題される可能性が高めです。

ただし、並び替え問題は年によって難易度が高くなっていることも。

取捨選択をして見切りを付けなければ、時間オーバーとなってしまいかねないため注意しましょう。

面接:人柄について聞かれる可能性大

面接は、面接官3名で行う個人面接です。時間は15分程で、ほかの大学医学部と変わりないでしょう。

自分が興味を持っていること、苦手な人のタイプなど、本人の人柄について聞かれることが多い傾向です。

また、過去には短い文章を課題として、どのように感じたのか自分の意見を述べる質問もあります。

再受験者には再受験を目指そうと思った理由、年下の同級生と人間関係を構築できそうかなどの質問もあるため、自分の考えをまとめておきましょう。

東京医科大学医学部の再受験まとめ

本コラムでは、東京医科大学医学の再受験について解説しました。

東京医科大学は22歳以上の合格者数が現役生に比べて圧倒的に少なく、合格率も2%台を推移している点から再受験に対して「厳しい」と考えられます。

しかし、再受験=不合格となるのではなく、厳しい受験戦争を突破している再受験者も少なからず存在します。

然るべき対策を講じておけば、決して越えられないハードルではありません。

厳しい受験戦争を勝ち抜くためには予備校通いがおすすめですが、仕事終わりに通うのが難しいという方も多いでしょう。そのような方は「オンライン型の予備校」がおすすめです。

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関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも解説

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