国内でも最大規模を誇るシミュレーション教育センターを保有しており、実践的なスキルを学べる秋田大学医学部。

臨床教育にも積極的に取り組んでいるため、入学後の早い段階で臨床に触れられる機会が用意されています。

「社会人生活と両立しながら秋田大学医学部へ入学を目指したい」

「再受験から医師を目指すのは難しい?」

と思っている方のために、本記事では秋田大学医学部の寛容性について解説します。

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秋田大学医学部は再受験に寛容なのか

大学への再受験のレベルを「とても寛容」「比較的寛容」「厳しい」の3段階にわけた場合、秋田大学医学部は「厳しい」に分類されます。

広島大学や東京大学、京都大学は国立大学の中でも競争率が高い難関大学といわれていますが、秋田大学も肩を並べる難しさといえるでしょう。

秋田大学医学部が再受験に寛容といえない理由①

ここからは、秋田大学医学部が再受験に寛容といえない理由を見ていきましょう。

まずは、年齢別の合格者数のデータをもとに解説します。

〇秋田大学医学部:年齢別合格者数

年度現役生(18歳)19歳20歳21歳22歳以上
H3071名52名4名1名3名
H2967名50名8名3名0名
H2862名61名3名0名1名
H2769名46名10名0名1名
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

18歳と19歳の合格者数は毎年2桁台と高い水準となっていますが、20歳以降は10名以下と合格者数の減少傾向が目立ちます。

再受験者が集中する21歳や22歳に至っては合格者数が0名の年もあります。

上記のデータから判断できるように、秋田大学医学部に再受験から突破することは極めて難しいといえるでしょう。

秋田大学医学部が再受験に寛容といえない理由②

秋田大学医学部が再受験に不寛容な理由は、受験者数の合格率からも読み取れます。

次は合格率のデータをもとに解説します。

〇秋田大学医学部:22歳以上の受験者数と合格率

年度受験者数合格率
H307名42.9%
H2910名0.0%
H2810名10.0%
H2711名9.1%
参考:文部科学省|緊急調査結果速報

再受験に寛容性が高いかどうかは受験者数や合格率から判断できます。

一般的には年齢別の合格率が10%を超えていれば、受験者に寛容であるといえるでしょう。

秋田大学医学部の22歳以上の受験者数と合格率は上記の通りですが、平成30年は42.9%、平成28年は10.0%と、高い水準をキープしていることが窺えます。

しかし、受験者数が毎年10名程と、そもそも秋田大学医学部を受ける受験者数が少ない印象です。

秋田大学医学部が再受験に厳しいことを知っており、ほかの大学に流れているのかもしれません。

秋田大学医学部への再受験を目指している方は、このような厳しい現状を知ったうえで試験に挑みましょう。

秋田大学医学部の入試情報

以下では、秋田大学医学部の2024年の倍率と2025年の試験科目を紹介します。

第一志望大学にしている方は参考にしてみてください。

倍率(2024年度)・志願倍率:4.69倍
・実質倍率:3.69倍
試験科目(前期:大学入学共通テスト)国語100、地歴公民50、数学100、理科200、外国語100、情報50【計600】
試験科目(前期:個別学力検査)数学100、外国語100、面接200【計400】
試験科目(後期:大学入学共通テスト)国語150、地歴公民50、数学150、理科200、外国語150、情報50【計750】
試験科目(後期:個別学力検査)小論文100、面接200【計300】
参考:令和6年度 秋田大学入学試験状況調(総表)
参考:入試の要項

秋田大学医学部の志願倍率は4.69倍、実際の受験者数と合格者数で割り出す実質倍率は3.69倍です。

志願者のほとんどがそのまま受験していることがわかります。

また、秋田大学医学部の個別学力検査(前期)の筆記試験は数学と外国語の2科目で、理科は含まれていません。

その分、大学入学共通テストでは理科のみ高い配点となっているため、理科は大学入学共通テストの対策を行う必要があるでしょう。

秋田大学医学部に再受験で合格するポイント

秋田大学医学部の個別学力検査は理科がないため、理科の対策が間に合わない方や不得意な方はやや有利に働くでしょう。

そのうえで数学と外国語の対策をしっかり行う必要があります。

以下では、秋田大学医学部に再受験で合格する3つのコツを解説するので、受験対策に活用してみてください。

数学:難問対策が高得点獲得の鍵

例年通りであれば大問4題構成です。1題は他学部共通問題ですが、残りの3題は医学部固有問題である可能性が高めです。

試験時間は90分とやや短く、スピーディーに解く必要があるでしょう。

医学部固有問題の3題については数1A2Bからの出題傾向が強く、高難易度の問題が目立ちます。

複雑な設定の融合問題も出題傾向が高く、場合分けや図形的な考察力が問われます。

また、計算力や思考力、論証力などのあらゆる応用力を身に付けることが、高得点獲得の鍵となるでしょう。

英語:英作文問題は指示をしっかり読み込む

2021年のみ全問が他学部との共通問題となっていましたが、ほかの年は医学部固有問題が出題されています。

また、一部内容が他学部と同じ問題となっている年もあり、出題傾向はやや不安定です。

ただし、大問3題構成で制限時間が60分であることに変わりはありません。

鍵となるのは英作文問題です。100〜120字で自分の意見を作文に起こす形式ですが、英文構成については条件が書かれており、指示に背くと減点となる恐れがあります。

そのため、設問と指示内容をしっかりと落とし込んだうえで文章を作成しましょう。

面接:地域医療について自分の考えをまとめておく

秋田大学医学部の面接は面接官3名で行なわれる個人面接です。

時間は10分程ですが、配点が200点と高いため油断は禁物です。

一般的な医学部で聞かれるような医師を目指そうと思った理由や理想の医師像などは、必ずおさえておきましょう。

また、秋田県は医師不足が懸念されている地域でもあります。

医師不足を解消する方法や今後の高齢化にどう対応すべきかなどの地域医療の質問についても、自分の考えをまとめておきましょう。

秋田大学医学部の再受験まとめ

本コラムでは秋田大学医学部の再受験に対する寛容度を解説しました。

秋田大学医学部は再受験から合格している人が少なく、再受験を目指すには厳しいといえるでしょう。

そのような状況でも秋田大学医学部に入学したいと考えている方には「アガルートメディカル」がおすすめです。

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関連コラム:医学部の再受験に寛容な私立・国公立大学は?社会人におすすめの大学や判断ポイントも解説

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