公認心理師試験に合格し、登録を行えば、公認心理師として働くことができます。

公認心理師試験を受験された方は、合格発表の日程が気になっているのではないでしょうか。

本コラムでは、第7回公認心理師試験の合格発表の日程について解説します。

公認心理師の新規登録の方法や過去の試験結果についても触れているため、ぜひ参考になさってください。

第7回公認心理師試験の合格発表はいつ？

第7回公認心理師試験の合格発表は、2024年3月29日（金）14時に行われる予定です。

合否結果は一般社団法人日本心理研修センターのホームページに掲載されます。

トップページより「受験関連書類作成システム」のページにアクセスし、自分の試験結果を確認しましょう。

試験に合格された方は、ホームページより合格証書および公認心理師登録申請書をダウンロードできます。

対して、不合格となった方には、別途通知が行われます。

公認心理師試験では、合格者に対して合格証書等が郵送されません。

自分でダウンロードする必要があるため、忘れず行いましょう。

なお、公認心理師試験は比較的新しい試験であるため、試験日や合格発表日が年度により異なります。

過去の実施回と同じ日程で合格発表が行われるとは限らないため、公式サイトで最新の情報を確認しましょう。

公認心理師試験の結果

第7回公認心理師試験の結果は以下となっています。

受検者数	2,089人
合格者数	1,592人
合格率	76.2%
合格点	138点/230点
合格基準	総得点の60％以上

第7回公認心理師試験は、令和6年3月3日（日）に実施されました。

公認心理師試験の総得点は230点であり、合格基準は例年総得点の60%程度以上となっています。

ただし、問題の難易度などにより、合格基準が補正される場合があります。

参考：公認心理師試験｜一般財団法人 日本心理研修センター

公認心理師の新規登録方法

公認心理師として働くためには、公認心理師試験に合格後、登録を行う必要があります。

以下に、公認心理師の新規登録にかかる提出書類および申請方法を記載します。

• 申請手続きの流れ
• 提出書類
• 登録申請手続き

申請手続きの流れ

公認心理師の申請手続きの流れは、以下の通りです。

1. 合格発表
2. 登録申請書の作成・新規登録手数料として7,200円を納付
3. 新規登録申請書および本人確認書類を提出・登録免許税として15,000円を納付
4. 日本心理研修センターによる受付・審査
5. 公認心理師登録簿への登録
6. 公認心理師登録証の交付

提出書類

登録申請を行う際は、公認心理師登録申請書に加え、本人確認書類の提出が必要です。

以下に、提出書類を記載します。

1. 登録免許税 15,000円分の収入印紙を所定の欄に貼付した公認心理師登錄申請書
2. 下記書類のいずれか

日本国籍の場合

下記3点のうちいずれか1通（コピー不可）

• 戸籍抄本
• 戸籍の個人事項証明書
• 本籍地を記載した住民票（マイナンバーの記載がないもの）

外国籍の場合

中長期在留者・特別永住者

• 国籍等を記載した住民票（マイナンバーの記載がないもの）（コピー不可）

短期滞在者

• 身分証の写し（パスポートなど）

登録申請手続き

公認心理師の登録申請を行う際は、まずオンラインによる手続きを行い、登録申請書をダウンロードのうえ、提出書類一式を郵送する必要があります。

以下に、申請および書類の提出方法を記載します。

1.オンラインによる申請

登録申請を行う際は、オンラインによる手続きが必要です。

まず、一般社団法人日本心理研修センターのホームページより「登録申請等書類作成システム」にログインのうえ、登録申請書の作成を行いましょう。

ログイン時には、受験申込時のWEB受付番号とパスワードが必要です。

手順に従って申請書を作成後、クレジットカードまたはコンビニ支払によって、登録手数料7,200円の決済を行います。

決済が完了したら、公認心理師登録申請書および登録申請郵送用ラベルを含むPDFデータをダウンロードのうえ、所定欄に登録免許税15,000円分の収入印紙を貼付しましょう。

2.郵送による提出

オンライン申請が完了し、必要な書類が揃ったら、郵送による提出を行います。

収入印紙を貼付した公認心理師登録申請書および必要な本人確認書類を角2封筒に封入のうえ、 登録申請郵送用ラベルを表面に貼付し、簡易書留郵便で郵送しましょう。

簡易書留郵便の控えは、登録証を受け取るまで保管しておいてください。

参考：公認心理師 新規登録の手引

参考：公認心理師登録