数学は、多くの中学生がつまずきやすい科目です。

「数学がわかるようになる勉強法を知りたい」と思っている人は多いでしょう。一度苦手意識を持ってしまうと、なかなかモチベーションが上がりませんよね。

数学を得意にするためには、基本からコツコツ積みあげることが大切です。
「解ける」が増えると、自然と勉強も進むもの。

この記事では数学が苦手になる原因と、数学の勉強法を解説します。
ぜひ実践して、数学の成績をアップさせましょう。

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【中学生】数学が苦手になる3つの理由

中学生で数学が苦手になってしまう理由は、主に3つあります。

  • 文字式が中心になる
  • 記述式の問題が増える
  • 前の学年で習った内容が定着していない

それぞれの理由について、詳しく解説します。

文字式が中心になる

小学生の算数では具体的な数を中心に学びますが、中学生になると1年生の始めからaやxなど文字式が登場します。

中学校の数学では文字式を用いて、方程式や関数を学習します。

内容が抽象的になってくるため、具体的なイメージを持てずに苦手意識を持ってしまう人もいるでしょう。

aやxは「とある数」や「任意の数」を表したものです。

まずは文字式のルールを理解したうえで、イメージしにくい場合は一度特定の数に置き換えて考えてみましょう。

記述式の問題が増える

小学生の算数までは、式と答えが書けていれば正解をもらえました。しかし中学生になると、記述式の問題が増えます。

特に中1で学習する「式と証明」、中2・中3で学習する図形の証明問題は文章で回答する必要があります。

穴埋めまでは解けるものの、記述問題になると何を書いたらいいかわからなくなってしまう人も多いでしょう。

文章による回答に慣れていないと、一題解くのにも時間がかかってしまいます。

記述式の問題を解く時は、一から考えるのではなく回答の型を抑えると書きやすくなります。

前の学年で習った内容が定着していない

数学でつまずいたまま学年が進んでしまうと、今授業で学習している単元を復習しても理解できないことがあります。

これは前の学年で習った内容が定着していないことが原因です。

例えば中1の一次方程式を十分に理解しないまま中2の連立方程式を学習しても、解けるようにはなりません。

前の学年に積み残しがある場合、まずはつまずいた単元までさかのぼる必要があります。

苦手を克服する基本の勉強法5ステップ

数学が苦手で、何をどこから勉強したらいいかわからないという人もいるでしょう。

そのような人のために、数学の勉強法を5ステップにわけて解説します。

  1. 1.基礎固めはつまずいた単元から
  2. 2.教科書を読みながら例題を解いてみる
  3. 3.学校のワークで問題演習
  4. 4.応用問題は解説をじっくり読む
  5. 5.間違えた問題は何度も解き直す

1.基礎固めはつまずいた単元から

基礎がおろそかなまま先の単元に進んでも、解けるようにはなりません。

今習っている範囲がわからない場合、前の単元を十分に理解できていない可能性があります。

例えば連立方程式や二次方程式がわからない場合、まずは中1で学習する一次方程式を復習してみましょう。

小学校の算数が不安なら、思い切って算数の復習まで戻ってもいいでしょう。

数学の基礎固めは「急がば回れ」です。

自分の理解度にあわせて、あせらずに復習しましょう。

2.教科書を読みながら例題を解いてみる

数学を勉強するためにはさまざまな教材がありますが、まずは教科書の内容を理解することが大切です。

いきなり難しい問題を解いても、数学ができるようにはなりません。

教科書を読んで、例題を一通り解いてみましょう。

慣れてきたら解説を読まず、自分の力だけで解けるように練習します。

3.学校のワークで問題演習

教科書の例題を自力で解けるようになったら、学校のワークで問題演習を行いましょう。

学校のテストや高校入試では、時間内に問題を解けないと点数には繋がりません。

教科書の例題は理解に役立ちますが、演習量を確保するためにはワークが最適です。

数学は解き方を理解していても、手を動かして問題を解いていないと計算ミスをしてしまったり、時間内に解き終わらなかったりします。

問題演習により反復を重ねて、自信を持って解ける単元を増やしましょう。

4.応用問題は解説をじっくり読む

応用問題は解説をじっくり読みましょう。

基本的な問題が一通り解けるようになったら、次は応用問題にも挑戦します。

基本問題よりも難しくなるため、最初は解けず苦戦するかもしれません。

間違えた問題の解答をただ書き写しても、数学の実力は身につきません。

解けなかった時は解答だけでなく、解説をじっくり読んで考え方を学びます。

解説を読んでも場合は自分で調べるか、人に聞いて理解が曖昧な点を残さないようにしましょう。

5.間違えた問題は何度も解き直す

間違えた問題は時間をおいて解き直し、教科書や答えを見なくても自分で解けるようにします。

間違えた問題だけをノートにまとめて、自分だけの問題集を作ってもいいでしょう。

解けなかった問題をそのままにしていると、テスト本番で同じ問題が出ても正答できません。

何回かかってもいいので、自分で解けるようになるまで根気よく繰り返しましょう。

【中学生】数学の定期テストの勉強法

数学の定期テストで点数をアップさせるには、直前だけでなく日頃からの勉強が大切です。

定期テスト対策のコツを3点まとめました。

  • 日頃の予習・復習をしっかり行う
  • 授業で使ったプリント・教科書ワークを完璧にする
  • 2週間前から計画的にテスト対策を始める

日頃の予習・復習をしっかり行う

定期テスト対策としても、日頃から予習・復習を怠らないことが重要です。

定期テストではよく、先生が授業中に話していたポイントが出題されます。

先生によっては「ここは定期テストに出ますよ」と教えてくれます。

日頃の授業で予習・復習をしっかり行い、授業では大事な部分を聞き逃さないようにしましょう。

中学校の数学は進むスピードが速く、あとでまとめて復習するのは大変です。

普段から授業で理解する癖をつけておけば、定期テスト前に慌てる必要がありません。

授業でわからなかった点は、先生に質問して解決しましょう。

積極的に授業に参加していると、定期テストだけでなく内申点にも繋がります。

授業で使ったプリント・教科書ワークを完璧にする

授業で行った問題は完璧にしておきましょう。

定期テストは主に授業で使ったプリントや、教科書ワークから出題されます。

色々な教材に手を出す前に、まずはプリントと教科書ワークを完璧に解けるようにしましょう。

なお、「定期テストにそのまま出るから」と考え方を理解せず、解答の丸暗記は危険です。

プリントやワークから一字一句全く同じ問題が定期テスト本番でも出題されるとは限りません。

数字など一部を変えて出題された場合、解けなくなってしまいます。

数学は考え方を理解することが大切です。

必ず自分で手を動かして、いろいろなパターンの問題に対処できるように演習しておきましょう。

2週間前から計画的にテスト対策を始める

定期テストの出題範囲が発表されるおよそ2週間前から、計画を立ててテスト対策を始めましょう。

数学は解けるようになるまで時間がかかる科目のため、あと回しにすると本番に間に合わない可能性があります。

特に苦手な人は、なるべく早めにテスト勉強を始めておくと安心です。

定期テストでは数学だけでなく、ほかの科目も総合的に復習する必要があります。

数学が苦手で理解に時間がかかる人ほど、先に数学から手を付けておくとあとで余裕を持ってテスト勉強ができます。

【中学生数学】受験対策・勉強法

数学の受験対策として、気を付けるポイントは次の3点です。

  • 苦手な単元を早めになくしておく
  • 志望校のレベル・問題の傾向を把握する
  • 日頃から本番を想定した演習を行う

苦手な単元を早めになくしておく

受験に向けて、苦手な単元は早めになくしておきましょう。

高校受験では、中1~中3で学習するすべての範囲から出題されます。

もし苦手な分野が出題された場合、大きく失点してしまいます。

特に数学は前の学年からの積み重ねが大事な科目のため、中1・中2の学習分野で苦手な単元があるとほかの単元でもつまずいてしまう可能性が高いです。

数学で苦手な単元がある場合、早めに復習しておきましょう。

普段苦手や単元まで手が回らない人は、夏休みや冬休みを利用して苦手分野の補強をしてもいいでしょう。

時間に余裕がある時期に、短期集中で得点源を増やしましょう。

志望校のレベル・問題の傾向を把握する

志望校が決まっている場合、学校のレベルや問題の傾向を把握しておきましょう。

同じ高校受験でも、志望校によって必要な学力や頻出分野は変わります。

志望校によっては、基本問題が解けていれば十分合格点を取れることもあります。

難関校であれば、応用問題も正答できなければ合格点には届きません。

受験対策のために何から始めたらいいかわからない場合、まずは近年出題された問題をチェックしてみましょう。

志望校のレベルを把握するためには、過去問が役立ちます。

入試まで時間がない場合は、実際に時間を測って過去問を解いてみましょう。

できなかった問題や単元が、入試までに克服すべき課題です。

やみくもに問題を解くのではなく、志望校の合格点から逆算して勉強計画を立てましょう。

日頃から本番を想定した演習を行う

「普段の勉強ではできるのに、いざテストになると解けなくなってしまう…」という人は、入試本番でも平常心を保てるよう日頃から本番を想定して勉強することが大切です。

数学であれば時間を測って問題演習に取り組むと、緊張感を持って取り組めます。

特に普段の勉強をダラダラ進めてしまう人は注意が必要です。

特に数学は、時間配分が大事な科目です。

時間があれば解ける問題でも、試験の時間内に解けなければ点数には繋がりません。

漫然と勉強するのではなく、日頃から入試本番を意識して勉強しましょう。

まとめ

今回は中学生が数学を効率的に勉強する方法を解説しました。

数学は苦手な人が多い科目ですが、基本からコツコツ積みあげれば怖くはありません。

この記事を参考に、根気よく勉強を続けてみましょう。

数学の勉強に不安がある方は、コーチングサービスを利用する方法もあります。

自分だけでは難しい苦手分野の復習や、スケジュール管理をサポートしてくれます。

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この記事の著者 柏 あかり

塾講師、家庭教師を5年間経験し、小学生~高校生の学習指導を担当する。

自身も薬剤師として自己研鑽を重ね、学びと向き合い続ける。

現在はこれまでの知識と経験を活かし、WEBライターとして幅広い分野の記事作成を行う。

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