政治経済学部の総合型選抜(旧AO入試)対策!例文でわかる志望理由書のコツ
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政治経済学部の総合型選抜とは、書類や面接を通して社会への関心と学ぶ適性を評価する入試です。
学力試験の得点ではなく、政治と経済を結びつけて社会を読み解こうとする姿勢が問われる点が、一般選抜との大きな違いです。
本記事では、政治経済学部の選考で問われる内容を整理し、評価される志望理由書の書き方を例文つきで解説します。
目次
政治経済学部の総合型選抜で問われる内容

政治経済学部の総合型選抜は、志望理由書を軸に、小論文と面接を組み合わせて選考する大学が多いです。
共通して試されるのは、社会の動きを政治と経済のつながりで捉える視点です。
選考ごとの評価の視点を順に整理していきましょう。
志望理由書
志望理由書は、政治経済学部の総合型選抜で最も重視される提出書類です。
構成は、きっかけとなった出来事・そこから生まれた関心・大学で学びたいこと・将来像の4点を、一本のストーリーとしてつなげる形が一般的といえます。
政治経済学部で評価されるのは、政治と経済を切り離さずに捉える関心と、社会の仕組みを構造から考える姿勢です。
字数は800〜1,200字程度が主流のため、伝えたい内容を絞り込む作業が欠かせません。
小論文・課題レポート
小論文で問われるのは、政治と経済を関連づけて論じる力です。
頻出テーマには、民主主義と選挙、財政政策、格差、国際政治経済、地方自治などが挙げられます。
例えば格差の問題なら、税制という経済の側面だけでなく、政策決定という政治の側面まで踏み込めるかどうかで、答案の深みが変わります。
出題は、資料や統計データを読み取って意見をまとめる形式が中心です。
日頃からニュースに触れ、「この決定で誰が得をして、誰が負担するのか」まで考える習慣が、そのまま小論文の対策になります。
面接・プレゼンテーション
面接で確かめられるのは、志望理由書に書いた関心が本物かどうかです。
書いた内容をもとに「なぜ政治経済学部を選んだのか」「関心のある政治や経済の課題は何か」と掘り下げられるため、一つひとつ自分の言葉で説明できるよう準備しておきましょう。
時事問題への見解を求められることも珍しくありません。
気になる社会課題を一つ決め、現状・原因・自分の考えの順に整理しておくと、初見の質問にも応用が利きます。
その課題と将来やりたいことを結びつけて語れれば、志望理由書との一貫性も伝わります。
プレゼンテーションを課す大学でも、テーマは関心のある社会課題が中心のため、同じ準備がそのまま活きるでしょう。
大学が評価する政治経済学部の志望理由書を作るコツ
評価される志望理由書に共通するのは、政治と経済をつなげて学ぶ理由が明確に書かれている点です。
政治経済学部は経済学部や法学部と学ぶ内容が重なるため、この学部でなければならない理由を示さないと、熱意が届きません。
ここからは、志望理由の説得力を高める三つのコツを紹介します。
政治と経済を両方学ぶ意義を示す
「なぜ片方ではなく政治・経済両方なのか」に答えることが、政治経済学部の志望理由において重要です。
例えば物価の上昇は、家計を圧迫する経済の問題であると同時に、政府がどんな対策を打つのかという政治の問題でもあります。
このように、関心のある社会課題を政治と経済の両面から見たとき、何が見えたのかを自分の体験に沿って書きましょう。
経済だけを学びたいなら経済学部で足ります。
両方を横断して学べる環境だからこそ迫れる問いがあると示せれば、学部選びの必然性が伝わります。
なぜこの大学の政治経済学部なのかを具体的に書く
志望度の高さは、その大学にしかない学びの環境をどれだけ具体的に挙げられるかで決まります。
政治経済学部と一口に言っても、学科構成やゼミのテーマ、国際プログラムの充実度は大学ごとに異なります。
募集要項や公式サイトを読み込み、自分の問題意識に合う科目やゼミを探しましょう。
「地方財政を扱う◯◯ゼミで学びたい」のように固有の内容まで書ければ、どの大学にも出せる志望理由書と差がつきます。
逆に、一般的な内容だけで済ませると、熱意を疑われかねません。
政治経済学部の学びと将来のキャリアを結びつける
将来像から逆算して学びを語ると、志望理由に一本の筋が通ります。
政治経済学部の卒業後の進路は、公務員や政策立案、金融、ジャーナリズムなど幅広い分野に広がっています。
選択肢が多いからこそ、「なりたい姿に近づくために、この学部で何を学ぶのか」まで踏み込んで書くことが大切です。
例えば報道の仕事を目指すなら、政策を批判的に検証する視点を養いたい、といった形で結びつけられます。
進路が固まっていない場合でも、追いかけたい社会課題を示せれば、学ぶ目的は十分に伝わります。
政治経済学部の志望理由書の例文
ここまで紹介したコツを、実際の文章でどう表現するかを確認しましょう。
以下は、政治経済学部の志望理由書の例文です。
私は地元の商店街で行われた選挙の応援活動を見たとき、地域の景気と政治がこれほど結びついていることに気づき、その関係に強い関心を抱きました。なぜ同じ政策でも人によって受け止め方が異なるのかを調べるうちに、経済の動きと人々の暮らし、そして政治の判断が複雑に絡み合っていることを知りました。この経験から、社会の課題を政治と経済の両面から読み解く学びに取り組みたいと考えるようになりました。貴学の政治経済学部を志望する理由は、政治学と経済学を横断して学べるカリキュラムと、地域の課題を扱うゼミが充実している点に魅力を感じたからです。入学後は財政と地方自治を関連づけて学び、将来は政策づくりに携わる仕事を通して、人々が安心して暮らせる社会に貢献したいと考えています。
まとめ
政治経済学部の総合型選抜では、志望理由書を軸に、社会を政治と経済の両面から読み解く姿勢が評価されます。
まず取り組みたいのは、関心を持った出来事を一つ選び、なぜ両方を学ぶ必要があるのかを自分の言葉にすることです。
そのうえで、志望校ならではのゼミや科目、将来像まで結びつけられれば、説得力のある志望理由書に仕上がります。
本記事の例文も参考にしながら、政治経済を学びたい思いを書き上げてください。
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