毎年多くの受験生が看護大学の受験にチャレンジしています。

受験にあたって「独学で合格できる?」という疑問を感じる人もいるのではないでしょうか。

このコラムでは、看護大学・看護学校の受験に独学で合格する可能性があるのか、その理由は何かについて紹介していきます。

看護受験は独学では難しい

結論から言うと、看護大学へ独学で合格するのは簡単ではありません。

どの看護大学を志望校にするかにもよりますが、多くの受験生は受験を意識して長期間の受験勉強に取り組みます。

受験科目それぞれの到達レベルを理解し、現状の学力との差を把握し、そして看護大学合格に向けた受験スケジュールを設定する必要があります。

すべてのステップを独学でこなすとなると、非常に多くの時間と知識が求められますよね。

さらに、合格可能性を高めるには看護大学受験ならではの入試傾向などを理解したうえでの対策が欠かせません。

さまざまな側面から考えて、看護大学受験を独学でクリアすることは決して簡単なことではないと考えられます。

看護受験は独学だと難しい理由

看護大学・看護学校の受験が独学では難しい理由は、主に次の3つです。

■ 看護受験で独学が難しい3つの理由

  • 受験知識で差がつく:看護特有の入試傾向(小論文・面接)を理解した対策が必要
  • 客観的なフィードバックが求められる:小論文・面接は自己評価が難しく、プロの視点が不可欠
  • 学習スケジュールの綿密な進捗管理が求められる:複数の試験対策を並行するため、適切な計画と管理が重要

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

①受験知識で差がつく

他の学部学科に比べ、看護大学の入試傾向にはいくつかの大きな特徴があります。

看護大学ならではの小論文試験が設けられていたり、面接試験が課される入試日程が多かったりすることが代表例です。

そのため、やみくもに勉強するのではなく、入試傾向をつかんで受験対策を行うことが合格の可能性をアップさせるために欠かせません。

看護大学の受験知識の有無が合否に大きく影響すると言えるでしょう。

②客観的なフィードバックが求められる

看護大学受験の特徴として、前述したように小論文や面接が課される場合が多いです。

小論文・面接の共通項として、客観的な視点でのフィードバックを得ながら実力アップを行う必要があることが挙げられます。

正答が定まっていることが多く、ある程度は自力でも実力アップを図りやすい英数国といった科目試験と異なり、小論文・面接の実力は一人で把握するのは難しいですよね。

小論文・面接試験における自分自身の正確な実力を理解し、ブラッシュアップして合格レベルに達するには、プロの力を借りるのが効果的でしょう。

③学習スケジュールの綿密な進捗管理が求められる

科目試験や小論文・面接試験といった多岐にわたる入試対策を行わなければならないため、看護大学受験における学習スケジュールはとても重要な位置づけと言えるでしょう。

第一に、合格ラインに達するうえで適切な学習スケジュールを組むためには、自身の実力とどの程度の対策時間が必要かを把握しなければなりません。

さらに、一度組んだ学習スケジュールを放置しては意味がありません。

定期的な見直しをしながら進捗管理を行う必要があります。

やみくもに時間をかけて勉強するのではなく、目標に沿った入試対策をするためには正しい学習スケジュールを立て、それに基づき自己管理することが欠かせません。

独学では学習スケジュールの設計や管理の精度が下がる可能性があり、看護大学受験において独学が難しい原因となっています。

独学だと難しい人

前章をふまえ、看護大学・看護学校の受験が独学では難しい人の特徴を整理します。

以下に当てはまる場合は、講座受講などでプロの力を借りることをおすすめしますよ。

■ 独学が難しい受験生の特徴

  • 受験ノウハウに自信がない人:初めての受験や過去に成功体験がない人
  • フィードバックを受けられない人:周囲に看護受験に精通したプロがいない人
  • 自分の立ち位置を正確に把握したい人:客観的な実力判定が必要な人

あなたに当てはまる項目があるか、確認してみてくださいね。

①受験ノウハウに自信がない人

現役生として初めて受験に臨む人や、これまでの受験で成功を収めたことがない人には、独学を避けてプロの力を借りるのをおすすめします。

科目指導はもちろんのこと、受験に関するノウハウに数多く触れられるのがプロに頼る大きなメリットです。

「どのくらいの対策をすれば合格ラインに到達するんだろう」

「どんな併願先を選ぶのが良いのかな」

「試験本番が近づいてきたら、どうやって過ごせばいいんだろう」

受験生ならではの疑問や悩みも、指導実績の豊富なプロ講師に相談できることでスピーディに解決できるでしょう。

看護大学受験を成功させるためには、実力アップと同時に、的確な情報収集を行うことが欠かせません。

さまざまな受験ノウハウに触れられるよう、講座受講を検討するのがおすすめです。

②受験に精通した人からのフィードバックを受けられない人

看護大学受験に課される面接・小論文試験は、正解がひとつとは限らないために実力の自己分析が難しいという特徴がありました。

だからこそ、定期的に第三者からのフィードバックをもらって実力アップを行う必要性が高いと言えます。

周囲に看護大学受験に精通したプロがいて、定期的に的確なフィードバックをもらえることが合格レベルの実力を身につけるうえでとても大切です。

そのようなプロが周囲にいない場合は、講座受講などをとおしてプロの視点を理解することがおすすめです。

面接官や採点者がどんな基準で評価しているのか、そしてどんな受験生を採用したいと考えているのかといった「相手視点」を学べることが、プロ講師に頼る大きなメリットですね。

③自分の立ち位置を正確に把握したい人

受験ノウハウを把握することも大切ですが、そのノウハウを活かす前提条件として「自分の実力が今どの位置にいるのか」を正確に理解する必要があります。

毎年数多くの受験生が看護大学にチャレンジしています。

自分の実力がどの程度なのか、合格ラインにのるためには何をどれだけやるべきなのかを日々把握しながら対策を考えていくことが大切です。

これまで合格実績を積み重ね、さまざまな受験生を送り出してきたプロの視点があれば、自分の立ち位置や今後の対策を考えるためのサポートを的確に行ってもらえますよ。

独学で合格を目指す人のための学習ロードマップ

独学での合格は簡単ではありませんが、不可能ではありません。

ここでは、独学で看護大学・看護学校の合格を目指す場合の基本的な学習の進め方を紹介しましょう。

①志望校の入試傾向を徹底的に調べる

まず取り組むべきは、志望校の入試情報の収集です。

募集要項を確認し、試験科目・配点・過去の倍率などを把握しましょう。

特に小論文や面接の有無、出題テーマの傾向は必ず確認してください。

大学のホームページやオープンキャンパスで情報を集めることが第一歩です。

②科目別の勉強法を確立する

看護受験で頻出の科目は英語・国語・数学(または生物・化学)です。

教科書レベルの基礎を固めることが最優先でしょう。

参考書は1冊を完璧にするまで繰り返し解くことをおすすめします。

過去問は入試3ヶ月前から取り組み、時間配分の感覚をつかんでください。

③小論文・面接対策は第三者の協力を得る

独学で最も難易度が高いのが小論文と面接対策です。

高校の先生や予備校の無料相談などを活用し、必ず第三者からのフィードバックを受けましょう。

小論文は書いた文章を添削してもらい、面接は模擬面接で実践練習を重ねることが重要です。

完全に一人で対策するのではなく、部分的にでもプロの力を借りることをおすすめします。

④年間スケジュールを立てて進捗管理する

独学では自己管理が合否を分けるポイントになります。

入試の12ヶ月前から逆算して、月ごとの学習目標を設定しましょう。

週に1回は振り返りの時間を設け、計画通り進んでいるかをチェックしてください。

模試を定期的に受験し、客観的に実力を測ることも忘れずに。

まとめ

本コラムでは、看護大学受験に独学で合格することが難しいかどうかを整理しました。

コラム内容をまとめると以下のとおりです。

・看護大学受験に独学でチャレンジするのはかなり難しい

・看護大学受験には、客観的なプロの視点をもとに対策することが求められる

看護大学受験へのチャレンジを成功させるには、やはり講座受講などでプロに頼ることがおすすめです。

努力の成果をさらに加速させるために、看護大学受験の実績豊富なアガルートメディカルにまずは相談してみませんか?

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この記事の監修者 山崎 敬太

山崎 敬太

筑波大学人間学群心理学類 卒業。

大学卒業後、英語講師として、難関大・医学部・看護学部・看護学校の志望者計300名以上に指導経験をもつ。

その後、小中高生向けキャリア教育事業の施設長として、生徒やご家族へ進路の相談援助を実施。

現在は医学部・看護学部・看護学校受験向けメディアのライターとしても活動中。

医学部や看護学部・看護学校の受験生に向けて、役立つ入試情報等を発信。