宅建士は、難易度の高い資格です。

合格率は17%前後。例年約23万人が受験して19万人ほどが不合格となります。

しかし、難関資格であるからこそ取得する価値が高いと言えます。

また、衣食住のうち最も高価でリスクを伴う「住」に関する知識を学ぶのは生きる力にもなります。

四肢択一50問中7割程度正解すれば合格する試験。「正しく勉強」すれば合格できる試験です。

是非チャレンジして17%の仲間入りをしましょう。

では、19万人ほどの「受からない人=正しい勉強ができなかった人」は、「受かる人=正しい勉強ができる人」とは何が違うのでしょうか?

今回はその違いを解説します。

「受かる人」になるためのヒントを掴んでください!

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宅建試験に「受からない人」の特徴5選!

宅建試験に「受からない人」には次のような特徴があります。

  • ①宅建試験の基礎知識がない
  • ②過去問から学ぼうとしない
  • ③時間がないと言い訳をする
  • ④モチベーション任せの学習
  • ⑤全体像を俯瞰できていない

①宅建試験の基礎知識がない

スポーツでも、趣味で楽しむ程度を超えて試合で勝とうとするならば、戦略的なトレーニングが必要です。

競技の特性、鍛えるべき筋肉・技能、自分の長所・短所、対戦相手の研究などを総合的に判断した上での戦略がなければ勝つことは難しいですよね。

宅建試験も同じです。

難易度が高い試験である以上、購入したテキスト・届いた教材をやみくもに消化するだけの人は「受かる人」に程遠いところにいます。

先ずは宅建試験のことを知るべきです。

・宅建試験の基本情報(本試験日時、申込方法、願書締切、受験者数、合格率、合格点、出題形式など)

・出題分野ごとの出題数と特徴(難易度)、得点目標、効率的な学習順序

そして、これら宅建試験の基礎知識を得た上で

・自己の基礎学力

・学習に避ける時間

を認識して、自分にあった戦略を練ることができれば、半分は合格したようなものです。

②過去問から学ぼうとしない

宅建試験に限らず、およそ試験対策は「過去問に始まり過去問に終わる」です。

宅建試験の受験生もすべからく過去問を解くはずですが、正解肢を選択できたらOKとするだけでは「過去問から学んだ」とは言えません。

過去問を「問題演習」「模擬試験」として解くのは当然です。

それにとどまらず出題傾向、重要論点、本試験での言い回し(ひっかけのポイント)といった「情報源」「参考書」として学ぶことができなければ、本試験で使える力にはなりにくいのです。

「過去問を何回も解いているけど初見の問題だと間違う」と言うのは、過去問から学んでいないということです。

③時間がないと言い訳をする

「仕事が忙しくて勉強時間がとれなかった」

これが、「受からない人=正しい勉強ができなかった人」の一番多い言い訳かもしれません。

一般的に、宅建試験合格に必要な勉強時間は300時間(個人差はありますが)が目安とされます。

受験勉強期間が10ヶ月であれば1日平均1時間、半年だと1時間40分もの時間を毎日休まず確保する必要があります。

勉強時間なんて、空から降ってくるものでも、誰かが突然プレゼントしてくれるものでもありません。

自分で「作り出す」努力や工夫が必要です。

宅建受験者のほとんどは社会人です。

受験勉強を始める前は、仕事・家事・育児・交友などに24時間使い切ってきた日々に1時間以上の勉強時間を捻出するには、強い決意と意志が必要です。

④モチベーション任せの学習

勉強時間の捻出と同じくらい難しいのが「やる気」を出すことではないでしょうか。

仕事やアルバイトが終わった1日の終わりに「勉強しなければ」と思うものの、どうしてもやる気が起きず教材から離れたまま時間だけが過ぎていく……そんな経験は誰にでもあると思います。

仕事であれば、責任もあるし自分を奮い立たせてなんとか終わらせるように頑張れるけれど、こと勉強になると、そうはいかないものです。

ですが、宅建試験に受かるためにやるべきことは決して少なくありません。

本試験までにやるべきことの総体を決めて本試験から今現在まで逆算して計画をたてないままでは、予定消化は難しいのです。

⑤全体像を俯瞰できていない

初学者にありがちですが、「勉強しているけど難しくて理解するのに時間がかかってなかなか進まない」と言う声を耳にします。

特に、多くの受験生が最初に勉強する権利関係の民法でつまずいてしまい、落ち込む方が少なからずいます。

生真面目や完璧主義の方ほど「こんなことも理解できない自分が情けない」「わからない自分が許せない」とネガティブな思いに囚われ、モチベーションがダダ下がりになり、勉強が進まず本試験までに間に合わなくなる、といった負のスパイラルに陥ってしまいがちです。

確かに、法理用語は馴染みがなく慣れるまでに時間がかかるのは否定できません。

ですが、法律は全体が有機的に繋がっています。

最初の方だけ読んで理解できなかったことが、最後まで目を通すことで「そういうことだったのか」と理解できることが多々あります。

目前の難解さに怯まず、少しくらい分からないままでも先に進んで全体像を掴むことが重要です。

宅建試験に「受からない人」から「受かる人」になるための解決策5選!

では、どうすれば宅建に「受からない人」から「受かる人」になれるのでしょうか。

繰り返しになりますが、宅建は難関資格といっても、超難関資格ではありません。

四肢択一50問中7割程度正解すれば合格する試験です。

歴史も長く、合格のためのノウハウの蓄積もあります。頭の良し悪しでなく、「正しい勉強」さえできれば合格できる試験です。

先述の「受からない人」の特徴の逆をやればいいのです。

  • ①宅建試験の基礎知識を持つ
  • ②過去問から徹底的に学ぶ
  • ③時間を捻出する決意と意志
  • ④モチベーション任せにしない
  • ⑤先に進んで全体像を俯瞰する

①宅建試験の基礎知識を持つ

何をさて置いても、宅建試験に関する知識を得ましょう。

・試験日時と受験申込時期、申込方法(郵送・インターネット)、受験料

・5つの出題分野(権利関係、宅建業法、法令上の制限、税・価格、免除科目)と各分野の出題数

・過去の受験者数と合格率、合格ライン(年によって異なります)

・各分野の得点目標とその理由

そして、ご自身の分析も必要です。

・基礎知識の有無(頭の良し悪しではありません。法律初学者かどうかです)

・性格や暑さに強いか弱いか(10月本試験前の8〜9月の過ごし方に影響します)

・本試験までの予定と勉強に割ける総時間の計算

以上を整理をすることで、学習計画も立てられますし、無駄な努力を省略し、パフォーマンスを最大限に発揮することができます。

②過去問から徹底的に学ぶ

過去問は「問題演習」としてよりも「貴重な情報源」として徹底的に活用することです。

確かに過去問と全く同じ選択肢が出題されることは皆無です。

しかし、それは過去問検討が無駄である理由にはなりません。

同じ知識が、手を変え品を変え、繰り返し出題されているのです。

・出題パターンを知る

・頻出箇所(重要論点)を知る

・問題文の文法(言い回し)に慣れる

・過去問で知識を補充する

そのためには、最低でも5年〜可能であれば10年分の過去問は選択肢ごとに一問一答で検討し、満点になるまで繰り返すことです。

間違えた選択肢に印をつけて、印の多い選択肢や知識を直前期に見直すようにしてください。

③時間を捻出する工夫と意志

1日24時間の中から宅建の勉強に充てる時間を捻出するには、以下の3点を試みてください。

  • ⑴これまでやってきたことを勉強時間に回す
  • ⑵無為に過ごしていた隙間時間を勉強時間に充てる
  • ⑶時間効率を考えた勉強方法を選ぶ

⑴これまでやってきたことを勉強時間に回す

・仕事効率をアップして残業をなくす、残業を断る

・友人知人に対する付き合いを悪くする

・家事は徹底的に手を抜くか、お金で解決する

・家族の協力を仰ぐ(助けてほしいとお願いする)

どれも多少の勇気が必要かもしれませんね。でも、本試験が終わればいくらでもフォローできます!

⑵無為に過ごしていた隙間時間を勉強時間に充てる

・まとまった勉強時間を確保しようとしない

・「3分あれば1問解ける。1ページ読める」とわずかな時間もバカにしない

・移動中はアプリや音声による学習を活用

⑶時間効率を考えた勉強方法を選ぶ

・考える勉強は朝、暗記は寝る前のように時間帯応じた作業をする

・過去問を勉強の中心に据えて、解説を読みながら知識を身につける(アウトプットしながら覚える)

④モチベーション任せにしない

・「やる気になるのを待っていても無駄だ」と自覚する。

決まった時刻になったら、無理やり机の前に座って、教科書広げて、問題集を開いて、ネットに繋げて(講義を視聴する場合)、頭に入るか否かを問わず、しばらくそのままの体勢でいる。

・計画を立てる

計画は長期・中期・短期に分けて立てて、特に短期目標を達成するたびに自分にご褒美をあげる。

・始めた以上、元をとらねばもったいないと自覚する

例:300時間×1,200円(時給)=36万円!

勉強に充てた時間に時給をかけて日々メモするのもいいかもしれません。

⑤先に進んで全体像を俯瞰する

少々わからないことがあっても、ある程度悩んだら解決しなくても(その箇所に付箋紙を貼るなどして)先に進むことです。

法律は全体が有機的に繋がっています。できるだけスピーディに最後までやり切ってみてください。

特に民法は、総則という民法全体に共通する抽象的な項目から始まって、先に進むにつれて具体的な項目になっていきます。

なので、勉強当初はイメージが掴みにくかったり、過去問をやっても後に勉強する知識がないと解けない選択肢があったりして、挫折しそうになるのも無理はありません。

だけど、必ずブレークスルーする時が来ます。

それどころか、民法は身近な法律問題の解決策を与えてくれる法律なので、どんどん面白くなってきます。

ハマってしまって時間を忘れてしまわないように気をつけてくださいね。

2回目の受験からは受かるハードルが上がる!?動画で解説

宅建試験を受ける人は「絶対に一発合格するぞ!」というマインドで受験をすることをおすすめします。 その理由について、アガルートの小林講師が解説します。

それでも受かる気がしない場合はプロの手を借りるのもひとつの手!

それでも、不安だし、受かる気がしない場合、プロの手を借りるのも一考の価値があります。

確かに資格試験予備校を利用すると、独学に比べて投下資本は必要です。

ですが、独学だと費やす時間(時間×時給)を、予備校利用によって節約できるとも言えます。

参考までに、アガルートの宅建講座には以下のような特徴があります。

  • 「合格者への受講料返金」をはじめとするモチベーション維持のための制度 ※ご条件等の詳細はアガルートHPをご参照ください
  • いつでも・どこでも・無理なく・無駄なく勉強できるオンライン講義
  • テキスト同時表示・8段階の倍速再生・音声ダウンロード
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  • 充実のフォロー制度
  • – 学習導入オリエンテーションで宅建試験に関する基本情報を提供
  • – 学習サポーター制度では、担当講師とオンラインで話しながら「どのようにカリキュラムを進めるべきか」「どの科目から進めるべきか」など,学習状況をお聞きした上でアドバイス。
  • – 質問制度では、疑問に思ったことは講師に無料で直接質問することが可能。
  • – 毎月実施のHR(ホームルーム)
  • 時宜にあったテーマについて講師が解説 
  • 事前質問受付を実施  ⇨HRで講師が回答!
  • いつ入学してもアーカイブで過去のHRが視聴可能

このように、予備校を利用してみるのもひとつの手と言えるでしょう。

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この記事の執筆者 小林 美也子講師

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大手資格予備校・地方自治体・企業・教育機関等様々な場所で,長年にわたり公務員試験,宅建試験の受験指導,職員研修を行う。

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