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司法試験 傾向と対策 | 口述試験の傾向と対策

 例年,論文式試験の合格発表が行われるのが10月の上旬で,口述試験が実施されるのは10月の下旬であるため,その準備期間は約2週間程度しかありません。ちなみに,口述試験は下記のように,論文式試験合格者の9割以上が合格する試験なので,論文式試験受験後,合格発表までの間,口述試験の対策を行っている受験生はほとんどいません(並行して法科大学院入試を受験している人は法律の勉強をしていますが,そうではない人はそもそも法律の勉強すらしないのが通常です)。
 まずは,論文式試験の法律実務基礎科目で学習した法律知識をもう一度総ざらいしておきましょう。
 面接試験ですので,必要な知識が備わっていたとしても,スムーズに解答するためには,ある程度の場慣れが必要です。
 特に,分からない問題が聞かれても何か発言することで試験官と会話を続けて,助け舟にうまく乗り,必要最小限の点数を採ることが大事だと考えられています。
 口述試験のやりとりを再現したものを読んだり,実際に受験した人の話を聞いたりしていると,試験官は,何とか正解を引き出そうと考えて,ヒントをくれる,条文の参照を許可してくれるなど,色々と助け舟を出してくれていることが分かります。
 口述試験の試験官は,沈黙して考えている人には助け舟を出すことができません。会話のキャッチボールで言うと,相手がボールを持っている状態なので,試験官が身動きを取れないということです。
  とにかく何か発言をして,ボールを試験官に渡してしまうことが重要です。
 この点については,各予備校が,論文式試験合格発表後,口述試験の模擬試験を実施しますので,それを利用すると良いでしょう(無料で受験できるという予備校が多いようです)。