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司法試験受験生の都庁Ⅰ類A

一次試験の教養試験,論分試験(課題式),二次試験の人物試験。法律以外の試験科目を,今からでも間に合うものだけ用意しました。

司法試験受験生は,法律という大きな下駄を履いているとはいえ,それ以外の試験科目を全く対策せずに試験に臨むのは危険です。都庁Ⅰ類Aは,事務職の倍率が12.1倍(平成27年度実績)の難関試験ですし,配点割合が公表されておらず,法律科目でどれだけのアドバンテージが得られるか未知数だからです。また,最近の公務員試験は人物重視と言われており,人物試験でしっかりと自分をアピールできなければ,合格できません。
残された時間はわずかですが,今から本気で合格を目指す方のための講座を用意しました。

一次試験突破の鍵は,数的処理と論文試験(課題式)

司法試験受験生の必勝法

一次試験では,教養科目(多肢選択式),論文試験(課題式)及び専門試験が課されます。
教養試験は,大学入試で問われた数学,理科,社会の知識,時事に関する知識(「一般知識」と呼ばれます。)と,文章理解と数的処理で構成される一般知能に分けられます。文章理解は,大学入試の英語と現代文のような問題で,数的処理は,法科大学院入試の際に実施する適性試験の論理判断,分析判断に近い問題です。
特に一般知識は,事前の対策をしたか否かが点数に大きく影響します。
論文試験(課題式)は,小論文のようなもので,例えば,「若い世代が将来に希望を持ち,社会で活躍できるような都市を実現するためには,どのような取り組みをするべきか。」(平成26年都庁Ⅰ類Aの問題を簡略化したもの)といったものです。字数制限があること,添付された資料に基づく解答が求められることなど,解答形式になれる必要がありますが,コツさえつかめば,論理的な文章を書き慣れている司法試験受験生は,さほど苦戦しないと思います。
したがって,司法試験受験生の必勝法は,教養試験は耐え,論文試験(課題式)は平均的な水準まで持っていき,専門試験で逆転するという形になります。

わずかな時間でやるべきこと,できること

平成27年の教養試験の内訳は,文章理解8(うち4問が英語),数的処理16問,日本史1,世界史1,文芸・芸術1,物理1,化学1,生物1,地学1,政治経済3,時事6となっています。今から,日本史や世界史といった範囲の膨大な科目を含めて満遍なく学習することが得策でないことがよく分かると思います。一方,数的処理は,全体の4割を占める上に,中学数学レベルの知識で解ける問題です。そのため,的を絞って,時間内に解く訓練さえすれば対策の効果が出ます。
そこで,司法試験受験生は,数的処理を半分の8点を目標に対策し,大学入試の頃の蓄えを頼りに,一般知識・文章理解で残りの点数を稼ぐのが実践的な攻略法になります。
次に,論文試験(課題式)ですが,文章を書き慣れている司法試験受験生にとっては,比較的取り組みやすい試験だと思います。独特の出題形式に慣れ,一般的な書き方を身に着ければ,他の受験生と十分に戦うことができるようになるでしょう。

二次試験の人物試験も油断大敵

二次試験は人物試験になりますが,3割(117人/395人:平成27年実績)しか受からない試験です。そのため,公務員受験生は,かなりの時間をかけて人物試験対策をしているのが現状です。
面接試験では,志望動機や自己PRといったお決まりの質問事項については,事前に用意をしておく受験生がほとんどです。そのため対策をしないで試験に臨むと,大失敗するおそれがあります。
一次試験が終了したら,人物試験についても対策を始めるのがよいでしょう。