HOME > 社労士試験 > 社労士試験コラム > 独学と社労士試験講座の違い

独学と社労士試験講座の違い

社会保険労務士試験(以降,社労士試験)の勉強のやり方には、大きく分けて2つあります。1つは市販されている参考書を購入し、自分で勉強を進めるやり方で、いわゆる「独学」です。もう1つはアガルートアカデミー等の予備校や通信講座を利用し、提供される情報をもとに勉強を進めるやり方で、「予備校・通信講座学習」です。

ここでは、社労士試験の勉強を始めるにあたり、2つのやり方を比較し、ご自身に合ったやり方はどちらかを検討していただければと思います。「何事も始めが肝心」と言いますので、ご自身に合ったやり方を選んで,今後の努力が無駄にならないようにしてください。

独学の2つのメリット

独学のメリットで、何より大きいのが「費用を抑えることができる(安く済ませることができる)」点です。独学は、書店で販売されている社労士試験対策用の参考書を購入してきて勉強を進めます。ですので、費やすお金は、基本的に参考書の費用(書籍代)だけです。テキスト(基本書)や問題集だけでなく、法改正の内容をまとめた参考書や暗記用にまとまったコンパクトな参考書などを一通り揃えても、2~3万円程度に収められます。

次に、「自分のペースで勉強を進めることができる」点も、独学のメリットと言えます。教室通学などの場合、決められたスケジュール通りに勉強を進めなければなりません。そのため、どうしてもスケジュール通りに進めることができない場合、受験生自身で時間をやりくりして何とか追いつく必要があります。時間をやりくりして勉強を進めるなかで、どうしても無理が生じてしまい、勉強を断念する方が多くいらっしゃいます。独学であれば、最初から最後までマイペースに勉強を進めることができますから、スケジュールに無理が生じることや、途中で断念する可能性がグッと減ります。

独学には大きなデメリットがある

合格に必要な情報収集(法改正の影響など)を自分で行う

独学のデメリットで何より大きいのが「社労士試験の合格に必要となる情報を、すべて自分で集めなければならない」点です。また集めてきた情報をよく理解することができなければ、誰かに尋ねることもできません。昨今はインターネット上で受験生同士が積極的に情報交換をすることができるようになりましたが、持ち寄った情報が本当に正しいかどうかを誰かが担保してくれるわけではありません。例えば、持ち寄った情報のなかに古い情報(改正前の情報)が入っていたとしたら、法改正のあった項目が積極的に問われる社労士試験において、それは極めて致命的な問題になります。また、持ち寄った情報のなかで、何が必要で何が不要かを判断するのもすべてご自身です。独学の場合は、そういった取捨選択を、すべて自分でやらなければなりません。社労士試験の勉強以外に、そういった作業をやらなければならない煩わしさは、独学の最大のデメリットと言ってよいでしょう。

学習計画を立てにくい

独学は最初から最後までマイペースに勉強を進めることができるのですが、これが人によってはデメリットにもなります。一般的に、初めて社労士試験に挑戦される方のこれまでの勉強経験は、高校入試や大学入試などの勉強です。高校入試や大学入試の場合、学校や塾が定めたカリキュラム通りにこなしていくというのが一般的で、受験生自身が「何を、いつ勉強するか」を決めることはほとんどありません。つまり、試験に合格するための計画(スケジュール)を立てる経験を、ほとんどの方がしていないのです。試験に合格するための計画を立てる経験がないと、例えば「労働法科目にばかり時間を割いてしまって、社会保障科目にかける時間がほとんどなくなってしまった」や「基本書を読むことにばかり時間をかけてしまったため、過去問などの問題演習をほとんどやらずに本番を迎えてしまった」といったアンバランスな準備をしがちです。基本書や問題集、法改正や各種白書の資料などをバランスよく勉強することで初めて社労士試験の合格に必要となる力を養うことができるのですから、こういった事態は何としても避けたいところです。

テキスト選びに迷う

他にも独学の場合、テキスト(基本書)は自身で用意する必要があります。書店へ行き、社労士試験の勉強用の参考書を探してみると、様々な出版社から出版されているのがわかります。しかし、気になるのが、その大きさ。同じ資格試験の合格を目指す参考書のはずなのに、出版社によってその情報量がバラバラです。ひどいときには、1つの出版社で複数の種類の参考書を出していて、どれも情報量が違うことがあります。これでは、一体何を選べばよいのかわかりません。問題集はどうしましょうか。問題集も、掲載されている問題の数がバラバラですし、出版の時期によって法改正に対応しているものとそうでないものがあります。以上のようなことは、実は出版している出版社によって、参考書の製作のコンセプト(方針)が違うために起こる事態です。例えば「とりあえず重要なところだけを選び出したものを『テキスト(基本書)』として掲載し、他の合格に必要な情報は『問題集』や『総まとめ』の教材でカバーする」というコンセプトや、「受験経験がある方向けに、合格点を大きく上回るような情報量を目標とする」というコンセプトのものもあります。前者は全部買いそろえて初めて社労士試験の合格に必要な情報が揃いますから、ひとつでも欠けることは許されません。後者はそもそも初めて勉強する方には向いてないものですから、手出ししてはならないものです(でも一切教えてくれません)。独学の場合、唯一の情報源となりますから、テキスト選びは本当に大事です。しかし、テキスト選びをする際の基準となり得る情報がほとんどなく、多くの独学の受験生がテキスト選びに失敗してしまうという現状があります(そして、その失敗に気が付くのが本番直前ということが多いです……)。

社労士試験講座のメリット1~学習計画を立てやすい

アガルートアカデミーの場合、講義の配信スケジュールがあらかじめ決まっており、これを勉強のペースメーカーとしていただくことが可能です。例えば、「労働基準法」の講義の配信が始まった場合、次の科目の配信が始まるまでの間に「労働基準法」の講義を受講し終えればよいことになります。

しかも、アガルートアカデミーの場合、「労働基準法」の講義の配信が始まると同時に、その科目の講義を最初から最後まで一気に受講していただくことが可能です。ですから、例えば「最初の2週間で一気に講義を聞き終え、残りの期間はテキストの復習と問題演習に使う」もできますし、「講義の受講は平日のスキマ時間を徹底的に活用して行い、休みの日は問題演習に使う」もできます。受講される方のペースに完全に合わせていただき、ご利用いただくことができます。

また、従来の「予備校学習」に存在した「教室講義の運営の都合上、勉強の効率性を無視した順番の講義」などもありません。社労士試験の王道である「『労働基準法』から勉強を開始する」という順番をアガルートアカデミー社労士講座は採用しており、受講生の皆さんは、配信される順番通りに勉強を進めていただければ、自然と合理的な・効率的な勉強をすることが可能になっています。

社労士試験講座のメリット2~テキスト選びに迷わない,失敗しない

テキスト選びは、「予備校学習」を選んだ方にとっても重要です。予備校の中には、テキストはずいぶんと薄いのに、それを持参して講義に出席すると、講義の間はひたすら講師の説明と板書を書き込み続けるものだった……ということがあったりします。つまり、テキストに掲載すべき情報を、受講生の方たちの手間暇という形で押し付けてしまっているのです。これでは「予備校学習」の意味が全くありません。

アガルートアカデミーの場合、他校さんのテキストと比べ、情報量が多くなっています。情報量が多くなる理由は、従来は板書等でカバーしていた情報をあらかじめ基本書に掲載することにより、受講生の方たちの手間暇をカットするためです。また、従来は講師の講義で伝えてメモしていただいていた情報をあからじめ基本書に掲載することにより、受講生の方たちに、講師の説明を聞くことに集中していただき、合格に必要な知識の理解に努めていただくためです。さらに、従来は講師が講義のなかで理解していただくにあたり口述していた情報をあらかじめ基本書に掲載することにより、受講生の方が講義後に復習する際、講義の内容がしっかりと思い出したうえで理解・記憶していただけるようにするためです。必要となる情報をしっかりと基本書に掲載することで、受講生の方たちにしっかりと取り組んでいただきたいこと、すなわち「講義内容を理解・記憶し、本試験の問題を解けるようにし、合格点を出していただく」ことを追求した結果とお考えいただけると幸いです。

社労士試験講座のメリット3~フォロー制度があるから,1人で悩まない

社労士試験の勉強で出てくる情報は、ほとんどの受験生の方にとって、初めて耳にする言葉・制度や、聞いたことはあるけどその内容はよくわからないというものばかりです。そのため、テキスト(基本書)や問題集を使って勉強していると、必ず「わからないこと」や「どうしても理解できないもの」、「類似の言葉・制度と混同してしまい、混乱してしまうこと」があります。 わからないことは、わかっている人に尋ねるのが、解決の最短ルートです。混乱してしまっていることは、わかっている人にうまく導いて・整理してもらうことが、解決の最短ルートです。つまり、勉強していて困ったことが起こったら、1人で悩まず、わかっている人に尋ねていただくのが重要です。 「独学」の場合、「わかっている人」を探すのも一苦労です。仮に「わかっている人」が運良く見つかったとしても、自分の解決したタイミングで教えてくれるとは限りませんし、そもそもその人がアドバイスをするにあたり適切な人かどうかもわかりません。「名選手、名監督にあらず」と言いますが、例えば社労士試験に一回で合格した方が、必ずしも今のあなたに最適なアドバイスができるとは限りません。それほど、「わかっている人」を探すのは大変なことなのです。 通常、「予備校学習」をされている方の場合、講義を担当する講師に質問をする制度(フォロー制度)が用意されています。しかし、講義を担当する講師に直接質問する機会というのは、教室講義の場合、講義時間の前後くらいしかありません。 アガルートアカデミーの場合、「フォロー制度」として、講師へ直接質問していただく制度をご用意しています。ご質問へ回答させていただく講師は、講義の担当者や教材製作の担当者など社労士講座の講義運営に関わる講師で、社労士試験の受験指導に長く携わってきた講師ばかりです。まさに「わかっている人」の代表例と言っていいでしょう。アガルートアカデミーの講師が、あなたの悩み・疑問点に適切なアドバイス・回答をさせていただきます。

社労士試験講座のメリット4~情報収集(法改正の影響)やその対応に時間を割かれない

例年、社労士試験に関係のある法改正情報というのは、4月中旬ごろに出揃います。つまり「独学」の場合、法改正情報は、4月中旬ごろから集め始めることになります。その頃というのは、社労士試験の受験生にとっては最後の科目を勉強している頃で、全科目の復習を開始する頃です。受験生にとって極めて忙しい時期で、そこへさらに法改正情報を収集するという重要な課題がのしかかってくることになります。しかも、集めるだけではダメで、問題で問われたときにきちんと解答することができるよう仕上げておかなければなりません。法改正によって、何が変わったか、何が加わったか、何がなくなったか、を正確に把握する必要があります。 法改正の影響等短い時間で素早く把握する必要のあることは、社労士試験の受験予備校に作業を任せてしまったほうが賢明です。その代わり、受験生の皆さんは、試験の合格に必要な情報を理解・記憶することに徹底的に時間を割り当てましょう。アガルートアカデミーでは、ネット配信がメインの予備校ということもあり、法改正へ素早く対応することが可能です。法改正の情報が出揃った時点でまとめ、合格に必要な情報を取捨選択し、整理したうえで、受講生の方々へ素早く情報発信を行っています。

Page Top