ME2種の合格率・合格点・合格ライン・ボーダーは?難易度と勉強法3選を解説!
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第2種ME技術実力検定試験(以下、ME2種)は、医療システムや医療機器などの安全管理・運用に関する知識が証明できる資格です。
医療に興味がある方や関係者の方は、取得を検討している方も多いでしょう。
また、受験を検討した際にまず気になることは、合格率や難易度ではないでしょうか。
本コラムでは、ME2種の合格率・合格点・合格ラインについて詳しく解説します。
試験対策におすすめな勉強法も解説するため、興味がある方はぜひ参考にしてください。
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ME2種の合格率
2024年におけるME2種の合格率は、35.0%でした。
また、過去10年間での合格率は、平均すると約34.5%です。
過去10年で最も合格率が低い年は、2017年の29.0%、対して合格率が最も高い年は、2021年の42.5%となっています。
年によって多少の変動はありますが、ME2種の合格率はおおよそ30%〜40%で推移しています。
以下、過去10年におけるME2種の合格率一覧表です。
| 試験年 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
| 2024年 | 5,244名 | 1,836名 | 35.0% |
| 2023年 | 5,773名 | 2,086名 | 36.1% |
| 2022年 | 5,867名 | 2,267名 | 38.6% |
| 2021年 | 6,577名 | 2,795名 | 42.5% |
| 2020年 | 5,781名 | 1,919名 | 33.2% |
| 2019年 | 6,187名 | 1,935名 | 31.3% |
| 2018年 | 6,523名 | 2,069名 | 31.7% |
| 2017年 | 6,631名 | 1,925名 | 29.0% |
| 2016年 | 6,455名 | 2,230名 | 34.5% |
| 2015年 | 6,561名 | 2,198名 | 33.5% |
ME2種の合格点
ME2種の合格点は、120点満点中72点以上だといわれています。
合格ラインは、全体の約6割が目安です。
午前と午後に実施される試験結果を合算し、6割以上の点数が取れれば合格できると考えられます。
しかし、合格基準は年によって変動する可能性があるため、受験する際には公式サイトなどで最新情報を確認しましょう。
ME2種の難易度
ME2種の難易度を、合格率・合格に必要な勉強時間の2つの視点で解説します。
合格率から見るME2種の難易度
ME2種の合格率は例年30%〜40%で推移しているため、難易度が比較的高い資格だと考えられます。
10人受験したうち、約7〜6人が不合格になるイメージです。
ただし、ME2種試験には受験資格が定められていないため、受験者の中には試験対策を行わずに受験する人も含まれています。
また、医療系の学生の中には「周りが受けるから受けておこう」と、記念受験する方もいます。
そのため、合格率が30%程度であっても、自分に合った勉強法でしっかり出題範囲を網羅すれば、十分に合格を狙える資格です。
ME2種の合格に必要な勉強時間
ME2種の合格に必要な勉強時間は、初学者で約180時間です。
1日2時間の勉強を続ける場合は180時間÷2時間(1日)=90日、つまり約3か月間かかります。
比較的短期間で合格を目指せる一方、試験範囲が広く専門的知識が求められるため、難易度はやや高めといえるでしょう。
また、目安の180時間は、難関資格と比べると短く感じられますが、ME2種は多岐にわたる試験範囲を網羅しなければならないため、計画的な学習が重要です。
授業や仕事などと両立して勉強する場合、無理なく学習が継続できるよう3か月以上前から勉強をスタートすると安心です。
ただし、紹介した勉強時間はあくまでも初学者の目安になります。
ME2種の試験範囲となる科目をすでに多く修得している学生など、学習経験者の場合は約60時間の学習で合格できるケースがあります。
ME2種の勉強法3選
ME2種の勉強を実施する際に抑えておきたいポイントは、以下の3つです。
- 過去問に取り組む
- 参考書で基礎を固める
- 通信講座や予備校を活用する
過去問に取り組む
ME2種に合格するためには、過去問演習に取り組みましょう。
過去問を解くことで自分の実力チェックができ、苦手なポイントを見つけることができます。
苦手な項目が把握できたら参考書に戻り、理解が不足している部分を強化して基礎を固めましょう。
さらに過去問を解くことは、試験傾向の把握や出題形式に慣れることにも繋がります。
試験で実際に出された問題を何度も繰り返し解けば、知識に加えて問題を解く実践力も身につくでしょう。
なお、公益社団法人日本生体医工学会ME技術教育委員会の公式サイトでは、第1回から最新の回までの過去問が公開されています。
無料でダウンロードできるため、試験勉強の際には活用しましょう。
参考書で基礎を固める
過去問演習で間違えた項目や苦手だと感じたところは、参考書を利用して基礎を固めましょう。
試験問題を正確に解くためには、基礎知識をしっかり身につけることが大切です。
ME2種の基礎を学習する際には専用の参考書以外に、臨床工学技士国家試験や高校レベルのテキストも役立ちます。
自分が強化したい科目が学べる適切な参考書を選ぶようにしましょう。
通信講座や予備校を活用する
独学では不安、どこから勉強したら良いのかわからないなど、試験対策に悩んでいる方は通信講座や予備校を活用しましょう。
独学の場合、テキストの選定から学習計画・進捗管理まですべて自分でやらなくていけません。
一方、予備校や通信講座であれば、合格に必要な教材や学習スケジュールが用意されているため、勉強だけに集中できます。
仕事や育児などで時間が限られている方でも、無駄なく効率的に試験の合格が目指せるでしょう。
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本コラムでは、ME2種の合格率・難易度・合格基準について解説しました。
以下、コラムのポイントです。
- 2024年におけるME2種の合格率は35%
- 過去10年の合格率は29%〜42%で推移している
- ME2種の合格基準点は120点中72点以上
- 合格率や合格に必要な勉強時間から見て、試験難易度は比較的高いと考えられる
- ME2種の勉強は、過去問を取り組むこと、参考書で基礎を固めることが大切
- 効率的に合格したい場合は、通信講座や予備校の活用がおすすめ
ME2種は比較的難しい試験のため、しっかり対策をしないと合格できません。
最短合格を目指すのなら、自宅で学習できる通信講座がおすすめです。
中でもアガルートの第2種ME技術実力検定試験講座は、効率的で楽に学習ができる教材と講義で短期間での合格が目指せます。
講師に質問がすぐできる質問制度も整えられているため、自宅学習でも疑問がそのままになることもありません。
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