「公務員の技術職の仕事内容などを知りたい!」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。

公務員の技術職になると、建築や機械などのエキスパートとして国や自治体に貢献することができます。

こちらの記事では、公務員の技術職の試験や仕事内容について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

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公務員における技術職とは

公務員の技術職とは、一般行政事務とは異なり、学生の頃に自らが専攻して学んだ内容を直接活かせる仕事です。

受験資格として年齢制限が設けられていますが、職種によっては特定の資格を保有している必要があります。

なお、技術職として挙げられる代表的なものは、下記の通りです。

  • 土木職
  • 建築職
  • 機械職
  • 電気・電子・情報職
  • 化学職・環境職・衛生職
  • その他の技術職

技術系公務員は、大学で学んだ知識やこれまでの職場での経験をストレートに活かすことができます。

なお、公務員の技術職は

  • 国家総合職
  • 国家一般職
  • 地方公務員

上記の3つに大別され、それぞれで特徴は異なります。

国家総合職は官僚の採用を想定している試験で、国家一般職は現場において政策を実行する役割を果たしています。

地方公務員は国家公務員とは異なり、働くフィールドが都道府県や市区町村なので自身の愛着のある自治体で働くことができます。

技術職の種類

それでは、技術系公務員の職種での違いについて見ていきましょう。

土木職

土木職は、上下水道などをはじめとしたインフラの整備に携わる職種です。

生活に欠かせない基盤づくりを行い、住みやすい街づくりに現場から直接的に貢献できる点が魅力です。

基本的に合格率は高く、難易度は低いと言えるでしょう。

建築職

建築職は社会インフラの建築や修繕を行う職種で、企画立案や工事監督・メンテナンスに携わります。

耐震性能などの安全性を鑑みつつ、国民や住民が安心して生活できる環境づくりに貢献できるでしょう。

試験の合格率は高いので、難易度は低めです。

機械職

機械職は、省庁や自治体設備の運転や管理を行う機械のエキスパートとして勤務します。

工事管理や維持管理など、高度な専門的知識が求められる仕事を行い、機械に故障が発生した際には真っ先に頼られる存在です。

試験の合格率は高く、難易度は高くありません。

電気・電子・情報職

電気・電子・情報職は、電気や電子が関わる設備の保守点検や修繕、鉄道や航空機などの技術基準の作成に携わります。

総務省ではマイナンバーカードの普及を進めていますが、これからの情報通信社会の構築に向けて電気・電子・情報職が果たす役割は大きくなるでしょう。

また、業務を効率化するためのシステム設計やデータ活用なども行うので、各職場で欠かせない存在と言えます。

化学職・環境職・衛生職

化学職・環境職・衛生職は、生活に関係する水や空気などの監査や品質管理などを行います。

国レベルでは輸出入貨物の分析や鑑定を行い、自治体レベルではリサイクル社会の実現に向けて環境問題に関する幅広い業務を行っています。

国民や住民が快適に暮らせるように、衛生面から支える重要な職種と言えるでしょう。

なお、合格率は低く難易度は高めです。

その他

他の技術職では農学職や林学職、薬学職などがあります。

農地の監督や国有林の調査、医薬品製造会社への許認可を行うなど、いずれも国民生活に密接に関連しています。

自治体によって呼称は異なるので、過去の募集要項などをチェックしておくと良いでしょう。

技術職公務員は筆記試験で専門分野が問われる

技術職公務員の試験は、通常の一般教養・一般知識の問題に加えて各職種に応じた専門的な試験が行われます。

択一式試験でも記述式でも出題されるのが一般的なので、過去の試験データを確認した上で対策を考えていきましょう。

例えば、地方上級の土木職試験では応用力学・土質工学・土木計画などが出題され、機械職であれば材料力学・熱力学・技術情勢などが問われています。

民間企業ではなく公務員を目指すメリット

技術系公務員として働くメリットとして、

  • 自身の得意分野を活かせる
  • 安定した身分保障と収入を得られる
  • 転職に役立つスキルを習得できる

上記のものが挙げられます。

自身の得意分野を活かせる

公務員技術職は、大学で専門的に学んだ内容などをストレートに仕事に活かせる点が大きな魅力です。

例えば、一般行政事務では、様々な部署での業務を通じて「浅く広く」仕事を経験しますが、技術職は「自身が興味のある分野」を極めることができる点もメリットと言えます。

社会インフラの設計や管理を行ったり、公衆衛生の維持などといった、専門性の高いフィールドで業務を行うことで、大きなやりがいを感じられます。

自分が望んだ分野を仕事にできると大きなモチベーションにも繋がるので、心理的にも長く働きやすいでしょう。

専門的に得た知識を活かして国や自治体に貢献できる点は、技術職ならではのメリットです。

安定した身分保障と収入

公務員は「安定」というイメージを持つ方が多いでしょうが、イメージ通り安心して働くことができます。

自己都合退職や懲戒免職にならない限りは身分が保証されるので、「滅多なことでは失職しない」と捉えられます。

また、令和2年9月に発表された国税庁の調査によると、日本人の平均年収は436万円でした。

公務員になって間もない時期は平均年収以下で勤務することになりますが、生涯賃金で見ると平均値を上回ると言えるので、収入面の魅力も大きいです。

転職に役立つスキルを習得できる

技術職は、自身の得意分野や学んだ内容を仕事に活かせる点がメリットであると述べました。

加えて、専門性を磨くことができることから、退職後にも民間業界で役立つスキルや知識を習得できるチャンスが多いのも技術職公務員の特徴といえます。

例えば、土木職や建築職であれば主に建築業界で、電気職や電子職であれば主に設備管理やIT業界で活かせるスキルを習得できるでしょう。

人生100年と言われる今、生涯現役として活躍できる強みを持てるのも技術職公務員として働く大きな魅力の一つです。

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この記事の監修者

小林 美也子講師 (講師紹介はこちら


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