合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

行政書士試験を目指した理由・契機

私は以前,警察署で勤務していたのですが,警察が被害届や告訴状をなかなか受理しない現状に対して納得できないと感じていました。そうした問題意識を持っていた事が,警察署に対する被害届や告訴状作成を業とできる法律家として,行政書士を目指すきっかけの一つとなりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士の講座を探している時,インターネット上でアガルートアカデミーのサンプル講義を発見しました。講義は,先生の声がとても聴き取りやすく,内容も端的に具体例を挙げてくださるので,すごくイメージしやすいと感じました。そこで,私は勉強のストレスをなるべく減らして効率よく進めていきたいと考えていた事もあり,アガルートアカデミーの講座を受講させて頂きました。

合格体験記・学習上の工夫

私は次の3つの目標を設定しました。①講義を聞いて「何となく聞いたことがある」という状態にする。②思い出さずに感覚で解く。③本番もスピードを落とさず集中できるように訓練する。これらの目標は,点数を取るために最も大切な事は「スピード」だと考えたからです。理由は以下のとおりです。

私は,一度間違えた問題なのに,次の機会にまた間違えるという事がよくありました。解説等を読んで理解したにも関わらずです。そこで,何が足りないのかと考えました。理解不足だからしっかりインプットを!と考えた時もありました。しかし,インプットに時間をかけても正答率は上がりませんでした。理由は簡単で,ある部分をインプットしている間にも他の部分を少しずつ忘れていくからです。そこで,インプットは時間をかけずに「聞いた事がある」という状態に留めて問題を解き,再び同じ問題を解くまでの期間を短くしました。繰り返しのスピードを上げて,忘れる前に問題に触れる事さえできれば,正答率は上がると考えたからです。結果,正答率を上げる事に成功しました。

さらに,再び解くまでの期間を短くすると,知識を思い出さずに感覚で答えても,高確率で正解できる事が分かりました。そこで,感覚で解くようにして,感覚と正解にズレがあれば修正していくという方法にしました。普段から何かを思い出すのではなく感覚で正解できれば,本番で見たことのない問題が出ても感覚で正解できると考えたからです。また,本試験は制限時間との勝負でもあります。言い換えればスピードに乗って解いていく力が必要とされます。この点でもスピードが大切と感じ,模試は本試験でスピードを落とさずに集中する訓練と考えて,点数は気にしないようにしました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

私は速習カリキュラムという講義を利用させて頂きました。同カリキュラムの講義は,難しい法律理論を繰り広げて頭を悩ますものではなく,『親分・子分』など,とてもイメージしやすい事例を挙げて講義して頂けたので,講義だけで充分内容を理解する事ができました。

おかげで,法律の勉強にありがちな,①判例・学説を講義で理解できずに自分で調べる→②調べるのに時間がかかるから,それ以前に調べた部分を忘れる→③そしてまた調べる→④忘れる,といった不毛な作業を繰り返すことなく効率よく勉強を進める事ができました。

講義の利用方法としましては,講義を聞いて「何となく聞いたことがある」程度の状態に留めて該当部分の問題を解き,そして次の講義も「何となく聞いた事がある」程度の状態に留めて問題を解く,という方法をとり,スピード感を大切に受講を進めていきました。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

短答過去問は,冒頭の目次でテーマごとに綺麗に整理されているので講義進行に対応した部分の問題検索がしやすく,講義と並行しながら効率よく解き進めることができました。また,市販の過去問集は法令科目が1冊に編集されている場合が多いですが,アガルートでは科目別に分かれているので手軽に持ち運べる点でも使いやすいと感じました。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

私は記述式の勉強を0から始めましたが,記述過去問解析講座の受講により,過去問等の問題を自力で解き進める事ができるようになりました。そして,本試験で記述1問に当てる時間は最長でも10分と決めていたので,自分で問題演習をする際も制限時間10分以内に解くようにしていました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

私は他校の市販書籍も含め,合計7回分の模擬試験をやりました。日程としましては,アガルートの模試は本試験の2ヶ月前にやりましたが,それ以外は本試験直前の1週間をあてました。結果,アガルートでは合格ラインを超えました。しかし,直前の模試では,復習日を入れずに実施したにも関わらず,予備校によって合格ラインを超えたり超えなかったりと様々でした。なので,模試では点数を気にせずに,本番で最後までスピードに乗って解き進める訓練と考えるようにしていました。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

行政書士試験は司法試験や司法書士試験に比べて簡単で,食べていけない等という様々な情報が氾濫しています。しかし,私はこういった情報に惑わされてはいけないと思います。これらの試験は民法や憲法など重複している科目がありますが,六法で民法のページを開くとどれも同じ民法です。試験種が異なっても,優しい民法・難しい民法なんて違いは無いはずです。

また,食べていけないという情報も行政書士の廃業率を理由とするものが多いですが,「新規登録者数」と,「全登録者の抹消数」を1年間で比べて廃業率としているものがほとんどです。しかし,「登録者数」と「抹消数」の両者とも「新規の登録者」を前提にしないと,前提がズレているのですから,抹消数の割合が多く見えるのは当然で,食べていけない根拠にならないと思うのです。

勉強を続けていくと辛くなったり不安になったりする事もあるかも知れません。しかし,こういった様々な情報に惑わされずに,自分の目で見て,考えて,実践していけば,結果は必ず出ると私は考えています。自分を信じて合格を勝ち取りましょう!

豊村先生へメッセージ

行政書士試験を受けようと決めた当時,私は11月の試験まで約4ヶ月半という状況でした。そこで,他校とも比較はしましたが,サンプル講義を見させて頂き,完全燃焼できるのは豊村先生の講義以外にはない!!と考え,すぐに受講することに決めました。

講義では,時々質問を投げてくださったので,画面に向かってではありますが,毎回声に出して答えるようにして,楽しみながら勉強を進めていく事ができました。また,スランプに陥った時も豊村先生の直前講義等で,幾度となく勉強のペースを回復する事ができました。豊村先生のおかげでここまで勉強を継続する事ができ,今回の合格に繋げる事ができたと感じております。本当に有難うございました。

林先生へメッセージ

私はアガルートで受講開始した時点で試験日まで4ヶ月半を切っていたので,正直その年の行政書士試験に対応できるか不安もありました。しかし,そんな電話相談やFacebookでの質問にも真摯に回答してくださり,不安を払拭して勉強に集中することができました。

また,私は記述対策を0から始めた事もあり,最初の頃は記述に苦手意識もありました。しかし,林先生の講義で,問いに対して40字で答える解答プロセスなど,実践的なイメージをする事ができました。結果,記述を解いていく勉強スタイルの確立につながり,点数に結び付いたと感じております。本当に有難うございました。

※合格者アンケートは,合格者がインタビュー前に回答したアンケートの結果に,インタビューでの内容を加味して表記しております。

受講されていたカリキュラム