【国内MBA】筑波大学大学院ビジネス科学研究科 / 早稲田大学大学院ファイナンス研究科 / 男性

合格者の声

はじめに

合格体験記をご覧になられている皆様。はじめまして。私は第1ターム生としてWindmillに入学し、この冬無事に志望校の筑波大学大学院と早稲田ファイナンスに合格しました。
この合格体験記が、MBA受験を検討されていらっしゃる方の参考になれば幸いです。以下にまずは大学院進学理由とWindmillを選んだ理由を記載致しました。

≪大学院進学を考えた理由≫
私が大学院進学を考えた理由は、実務では補えない知識・実務に応用できる知識を身につけたいと考えたためです。
私は仕事をしている中で、「常識的にこの程度だろう」「このぐらいなら大丈夫」といった過去の業務上の経験を用いた感覚的な判断をすることがしばしばありました。
しかし、どの企業も常にイノベーションを模索し、新しいニーズを探し、商品を開発している現在のマーケットにおいては、マーケットの常識は常に変わり、「去年の事例ではこうだったから」といった感覚的判断は通用しなくなってきています。
そのため、大きな幹となり、かつ変化に対応できる知識を習得し実務に応用したいと考え、大学院進学を決意しました。

≪なぜWindmillを選んだのか≫
私はまず予備校に通うことを考えました。というのも私は過去に独学で受験したものの失敗した経験があり、受験に失敗した理由は“自信”が欠けていたためだと考えたためです。
大学院の受験には教授との面接があります。何となく独学で勉強し作り上げた研究計画書では、必ずボロが出ます。面接で教授に突っ込まれた時にその専門分野の先生に対して、きちんとした回答をするためには、予備校に通い、予備校の先生にお墨付きを頂いた研究計画書で“自信”を持って面接に望みたいと考えました。
予備校にはWindmill以外に2校説明会に参加しましたが、すぐにWindmillに通うことに決めました。理由は2つあって、1つは『完成するまで研究計画書指導をしてもらえること』、2つ目は『飯野さんと説明会で話をして、この人についていけば合格できるかもと思ったから』(その直感は正解でした♪)です。そいでもって4月から受験生活が始まりました。

受験勉強

受験勉強とは言っても大学院の受験は、学部受験とは異なり、暗記系の問題はそう多くありません。(早稲田(WBS)の筆記は暗記もあるみたいです)
大学院の受験勉強では「小論文対策」「研究計画書作成」「面接対策」の3つがあり、Windmillでは、その全てがカリキュラムに含まれており、講座や飯野さんとの面談を通して、合格に必要な知識を体系的に学ぶことができました。また私はファイナンス系の研究テーマだったので、「数学・統計学」も追加で勉強をしました。以下に各対策の概要を記載しますので、ご参考までに。

≪研究計画書作成≫
大学院受験で最も辛かったのが研究計画書作成です。
第1タームでは、5月の初旬に「研究計画書講座」があり、そこで研究するとはなんぞやということと研究にはどういった方法があるのかということを教えて頂きます。この講座のレジュメと過去のWindmill生の研究計画書を私は擦り切れてボロボロになるまで、行き詰るたびに何度も読み返しました。それくらい私にとって価値あるものでした。
それからは自分の興味のあるテーマに関連する書籍を読み、何度も書いては消してを繰り返して、やっと1stドラフトを飯野さんに提出しました。そのドラフトに対して飯野さんから適切なアドバイスをして頂けます。私は筑波と早稲田ファイナンスの両方の研究計画を見て頂き、計10回くらいメールでやりとりをして頂きました。飯野さんのアドバイスのおかげで“合格できる研究計画書”を作りあげることができました。

≪小論文対策≫
小論文対策はWindmillで頂いたレジュメ以外はほとんど何もしませんでした。ウインドミルでの講義は、予習→小論文の実践テスト→そのテーマに関する飯野さんの講義→添削答案の返却という流れです。毎回これを繰り返すことで、小論文が書けるようになります。
個人的にですが、小論文対策は予備校に通った方が私には合っていると思いました。理由は3つあります。

(1)独学では毎回違う問題を20回も時間を計って、手書きで小論文を書くのは困難であること。
(2)Windmillの講義は第1回から徐々に小論文の難度を上げていくため、まずは書くことに慣れることができること。
(3)独学では書いた小論文の内容の出来不出来の判断が難しいこと。
これらの問題はWindmillの小論文講座で全て解決できました。

私は小論文が苦手で、添削答案でも良い評価をあまり頂けませんでしたが、試験本番では、落ち着いて時間通りに小論文を書けたのも、毎回の講義で書く力を身につけることができたからだと思います。

≪面接対策≫
面接対策は、飯野さんに模擬面接をして頂けます。模擬面接が終わった後に、面接で質問されそうな点を纏めたペーパーを頂けます。このペーパーは研究計画書に沿って深く突っ込んだ質問表になっていますので、研究計画書の作成過程をずっと見てきて頂いた飯野さんならではのものだと思います。
私は面接も苦手で、このペーパーを基に回答表を作成し、ある程度暗記して面接に望みました。(もちろん棒読みはだめですよww)

≪数学・統計学≫
こればっかりは回り道はありません。早い段階から手をつけた方がいいと思います。必要な方は飯野さんに相談すれば統計学の良い教材を教えて頂けると思います。私は超文系人間だったので、ここが一番苦労しました。
ファイナンス系の研究を考えていらっしゃる方は、これらは必須ですし、組織論の方でも定量分析を考えていらっしゃる方は、統計学は必須です。

Windmillで学んで

Windmillに入って本当によかったと思います。
特に覚えているのが、受験面接当日のことです。
番号を呼ばれ面接室に向かっている間、ずっと胸がバクバク鳴っていました。ドアをノックする前に、飯野さんに言われた「○○さんの研究計画なら、ほぼ問題ないですよ。」という言葉を思い出し、「Windmillで1年間勉強したのだから大丈夫だ」と考え、“自信”を持って面接に望むことができました。私が当初予備校に入った目的をWindmillだからこそ達成できたのだと思います。

最後にこの場を借りて飯野さんに御礼を申し上げると共に、これからMBAを目指される皆様のご武運をお祈り申し上げます。

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