1級土木施工管理技士試験の合格発表日は、受験生にとって一年で最も緊張する日といっても過言ではありません。

「自分の番号はあるかな？」「ネットでどうやって確認するの？」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、2025年の1級土木施工管理技士試験の合格発表日や、インターネットでの確認方法をわかりやすく解説します。

さらに、合格発表後にやるべき手続き（免許申請や登録の流れ）についても紹介します。

これから結果を確認する方も、来年以降の受験を予定している方も、ぜひ参考にしてください。

【2025年】1級土木施工管理技士の合格発表日はいつ？

2025年度（令和7年度）における、1級土木施工管理技士検定合格発表の日程は、以下のように発表されています。

検定区分	試験日	合格発表日
第一次検定	2025年7月6日（日）	2025年8月14日（木）
第二次検定	2025年10月5日（日）	2026年1月9日（金）

まず、一次検定については、2025年7月6日（日）に試験が実施され、合格発表は 2025年8月14日（木） に公表される予定です。  

次に、二次検定については、試験日が2025年10月5日（日）で、合格発表は 2026年1月9日（金） が予定されています。 

【1級土木施工管理技士】合格発表の確認方法

合格発表日が分かったら、次に気になるのは「どうやって結果を確認するのか」という点です。

1級土木施工管理技士試験では、インターネットによる確認と合格通知書による確認の2つの方法が用意されています。

どちらの方法でも自分の合否を確認できますが、最も早く結果を知りたい場合はネット確認が便利です。

ここでは、それぞれの確認手順や注意点を詳しく紹介します。

ネットでの確認

1級土木施工管理技士試験の合否は、一般財団法人 全国建設研修センター（JCTC）の公式サイトで確認できます。

発表当日の午前9時になると、受験番号を掲載した合格者一覧が公開されます。

確認方法はとてもシンプルで、まず公式サイトにアクセスし、トップページに設置されている「合格発表」バナーをクリックします。

その後、自分が受験した年度・試験区分（一次検定・二次検定）を選択し、公開されているPDFファイルから自分の受験番号を探しましょう。

一覧は番号順に並んでいるため、あらかじめ受験票を手元に用意しておくとスムーズです。

また、発表直後はアクセスが集中してサイトが繋がりにくくなる場合もあるため、時間を少しずらして確認するのもおすすめ。

なお、合格発表ページは一定期間で削除されるため、結果を保存したい場合はPDFをダウンロードしておくと安心です。

合格通知による確認

インターネットでの発表とあわせて、合格者には「合格通知書」も郵送で届きます。

通知書は、試験を実施した一般財団法人 全国建設研修センターから、合格発表日以降に順次発送されます。

通常は発表から一週間程度で到着することが多いです。

通知書には、合格の正式な証明として受験番号・氏名・試験区分が明記されています。

また、二次検定の合格者には、今後必要となる免許申請や登録手続きの案内書類も同封されているため、紛失しないように大切に保管しましょう。

もし1週間以上経っても通知が届かない場合は、郵便の遅延や住所不備の可能性があるため、全国建設研修センター（JCTC）に直接問い合わせるのが確実です。

ネット確認で合格を確認した後も、必ず通知書の内容をチェックし、次の手続きに備えましょう。

1級土木施工管理技士の合格発表後にやるべきこと

合格発表を確認したら、次に大切なのはその後の手続きです。

1級土木施工管理技士の場合、二次検定の合格＝技士資格の取得ではなく、正式に「施工管理技士」として認められるためには免許申請・登録手続きを行う必要があります。

まず、合格通知書に同封されている案内に従い、国土交通省地方整備局への免許申請を行います。

申請に必要な書類は、合格通知書、写真、手数料（収入証紙など）などで、提出先は勤務先の所在地や自宅住所を管轄する都道府県庁の担当課です。

申請が受理されると、「施工管理技士証」が交付され、正式に1級土木施工管理技士として登録されます。

また、今後のキャリアを考える上では、監理技術者講習の受講も重要です。

講習を受けて修了証を取得すると、現場で「監理技術者」として主任技術者を指導できる立場になります。講習は国土交通大臣登録機関が実施しており、オンライン申込にも対応しています。

さらに、合格後は資格を活かした転職や昇進のチャンスも広がります。

施工管理技士資格は建設業法に基づく国家資格であり、特に1級は大規模工事や公共事業で必要不可欠な資格です。

資格手当の支給や現場責任者としての配置が可能になるなど、実務面でのメリットも大きいでしょう。

まとめ

1級土木施工管理技士試験の合格発表は、一次・二次検定それぞれで日程が異なります。

2025年度は、一次検定が8月14日（木）ごろ、二次検定が2026年1月9日（金）ごろに実施される予定です。

発表当日は、全国建設研修センター（JCTC）の公式サイトで受験番号を確認でき、数日後には合格通知書も郵送されます。

合格後は、忘れずに免許申請・登録手続きを行い、正式な「1級土木施工管理技士」として登録を完了させましょう。

その後、監理技術者講習を受講すれば、より大規模な現場で活躍できるチャンスも広がります。

1級土木施工管理技士は、建設業界で高く評価される国家資格です。

合格を目指すには、専門知識と実務理解をバランスよく身につけることが欠かせません。

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