志望理由書は、ですます調とである調のどちらで書いても受理され、文体だけで結果が決まることはありません。

大切なのは、どちらを選ぶかよりも、志望動機の中身を充実させ、選んだ文体を最後まで統一することです。

とはいえ、実際にどちらで書くか迷う受験生は多くいます。

本記事では、志望理由書の文体に関する基本的な考え方と、ですます調・である調で迷ったときの選び方を解説します。

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志望理由書はですます調・である調どちらでもいい

志望理由書はですます調・である調どちらでもいい

志望理由書の文体は、ですます調でもである調でも、どちらを選んでも受け付けてもらえます。

文末の形式そのものが、評価を大きく動かすわけではないからです。

それよりも先に意識したいのが、書く内容の充実と、選んだ文体を統一することです。

ここでは、文体について知っておきたい2つの前提を説明します。

評価されるのは文体より中身だから

志望理由書を読む大学の担当者が注目するのは、文末の形よりも、そこに書かれた中身です。

具体的には、志望動機にどれだけ説得力があるか、大学や学部の学びと自分の関心がどうつながっているか、入学後に何を学びたいと考えているかが見られます。

文体はあくまで読み手の印象を多少左右する程度の要素で、ですます調かである調かが結果を直接決めることはありません。

そのため、ですます調で書いたから落ちるのではといった不安を抱える必要はないです。

文体の選択に時間をかけるよりも、まずは志望理由の中身を掘り下げ、説得力を高めることを優先してみてください。

文体は最初から最後まで統一する

一つの文章のなかで「ですます調」と「である調」が入り混じると、書類全体の印象がちぐはぐになってしまいます。

たとえば、冒頭で「私は教育学を学びたいと考えている。」とである調で書き出しながら、途中で「高校時代にボランティアに参加しました。」とですます調が混ざるケースです。

文体がそろっていれば、「私は教育学を学びたいと考えている。高校時代にはボランティアに参加した。」のように、最後まで同じ調子で読み進められます。

どちらの文体を選んでも構いませんが、いったん決めたら書き出しから結びまで通すことが大切です。

提出する前には、全文の文末を一つずつたどり、語尾がそろっているかを必ず確認してみてください。

ですます調とである調で迷ったときの選び方

文体はどちらでもよいとわかっても、いざ書き始めると、どちらを選ぶか決めかねる場面が出てきます。

そんなときは、判断の手がかりになる材料をもとに考えると、自分に合った選び方が見えてくるでしょう。

ここでは、ですます調とである調で迷ったときに役立つ3つの考え方を紹介します。

過去の合格例があれば文体を参考にする

判断に迷ったときに頼りになるのが、実際に合格した先輩が書いた志望理由書です。

志望する大学や学部の合格例を確認できれば、その文体に合わせるという選び方ができます。

通用した実績のある文体がわかると、自分の選択にも根拠を持たせられるでしょう。

入手先としては、在籍する高校の進路指導室に保管された合格体験記が挙げられます。

大学の公式サイトに掲載された入試案内や募集要項の記入例からも、書き方の傾向をつかめます。

迷ったらである調を選んでおく

どうしても決められないときにおすすめしたいのが、である調です。

である調は、論文や公的な書類で広く用いられている、改まった印象の文体です。

小論文などほかの提出書類とも文体をそろえやすく、書類全体に統一感を出しやすくなります。

ただし、である調だけが正解というわけではない点には気をつけてください。

あくまで迷ったときに選びやすい文体であり、ですます調を選んでも評価で不利になることはありません。

小論文もある場合はである調にそろえる

小論文は、論理的に意見を述べる文章の性質から、である調で書くのが一般的です。

志望理由書もである調でそろえておけば、提出する書類全体で文体が統一されます。

もし志望理由書だけをですます調にすると、書類ごとに文末の調子が割れてしまいます。

文体の不揃いは読み手に雑な印象を与えかねないため、複数の書類を出すときはである調に寄せておくと安心です。

まとめ

志望理由書は、ですます調とである調のどちらで書いても受理され、文体だけで結果が決まることはありません。

大切なのは、志望動機の中身を充実させ、選んだ文体を最後まで統一することです。

それでも迷うときは、合格例の文体を参考にしたり、ほかの提出書類とそろえたりすると決めやすくなります。

小論文もある場合はである調にそろえ、書類全体で文末の調子を整えて提出してみてください。

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