総合型選抜で合格するには、出願時期から逆算して対策することが大切です。

いつから対策を始めれば良いのか、判断に迷っている方も少なくありません。

総合型選抜の出願時期は全国の大学で共通の基準が定められており、ゴールが決まっていれば準備の始めどきも見えてきます。

この記事では、文部科学省の基準をもとにした選抜時期と、学年ごとの対策の始め方を紹介します。

自分の志望校に合わせた準備の進め方が見えてくるでしょう。

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総合型選抜(旧AO入試)の時期はいつ?

総合型選抜(旧AO入試)の時期はいつ?

総合型選抜の日程は、大学ごとにばらばらに見えるかもしれません。

しかし、出願の受付と合格発表の時期は、文部科学省によって全国共通の基準日が定められています。

ここで気をつけたいのが、大学が独自に行う「エントリー」と正式な出願との違いです。

エントリーは9月より前に始まることもあり、出願とは別の手続きとして扱われます。

以下では、私立と国公立に分けて、出願から合格発表までの流れを見ていきます。

私立大学は年内に合格が決まりやすい

文部科学省の実施要項では、総合型選抜の出願受付は9月1日以降と決められており、私立大学の多くは、この基準にあわせて9月から10月にかけて出願を受け付けます。

出願後は10月から11月に書類審査や面接、小論文といった選考が進むのが一般的です。

合格発表は11月1日以降と定められており、11月から12月にかけて発表されるため、年内に合否がわかる大学が多い傾向にあります。

たとえば、9月に出願して10月から11月に選考を受け、11月から12月に結果が届くという流れが標準的な目安となっています。

結果が出るのが早い分、私立志望の受験生は次の動きを早めに決めやすく、計画的に受験を進められるでしょう。

国公立大学は共通テスト利用だと年明け発表になる

国公立大学では大学入学共通テストの成績を選考に使うタイプが多く、この場合の合格発表は1月から2月の年明けになるのが一般的です。

出願の受付開始は私立と同じく9月1日以降ですが、合格発表の時期は私立と大きく異なる場合があります。

1月中旬に行われる共通テストの結果を踏まえて判定するため、発表が年明けまでずれ込む仕組みです。

一方、共通テストを課さないタイプでは、私立と同じく年内に発表される大学もあります。

発表の時期は大学や学部によって変わります。

志望校の募集要項で、合格発表がいつになるかを必ず確認しておきましょう。

総合型選抜の対策はいつから始めるべき?

総合型選抜の対策は、いつから始めれば良いのか迷う受験生が多いものです。

出願は高校3年生の9月のため、そこから逆算して準備期間をどれだけ取れるかが大切になります。

動き出す時期が早いほど、志望理由書のもとになる活動や探究にじっくり向き合えるでしょう。

スタートが遅くても、やるべきことを絞れば合格は十分に狙えます。

ここでは、学年ごとの始め方と、その時期にできることを具体的に紹介します。

理想は高校2年生の夏から動き出す

高校2年生の夏に動き出すと、9月の出願までおよそ1年の準備期間を確保できます。

この1年は、志望理由書の土台になる活動実績を積んだり、探究テーマをじっくり掘り下げたりする時間にあてられます。

総合型選抜で重視されるのは、これまでの経験や学びの深さです。

興味のある分野の本を読んだり、関連するイベントやボランティアに参加したりした経験は、書類や面接で語れる内容に厚みを持たせます。

高2の夏に志望分野を絞り込んで活動をスタートし、高3の春までに志望理由書の骨子を固めておくとよいでしょう。

時間に余裕がある分、納得のいくまで準備を進められるのが大きな利点です。

焦らずに取り組めるため、自分の関心がどこにあるのかをじっくり見極められるでしょう。

高校3年生の春からでも合格を目指せる

高校3年生の春からのスタートでも、9月の出願までにおよそ半年の準備期間があり、十分に合格を目指せます。

総合型選抜を意識し始めるのが高3になってからという受験生も少なくありません。

ただし、新しく活動実績を積む時間が限られる点には注意が必要です。

まずはこれまでの部活動やボランティア、探究学習などを振り返り、自分の経験を整理するところから始めましょう。

部活動での役割や授業で取り組んだ課題研究など、一見ささいに思える経験でも志望理由書の材料になります。

そのうえで、志望理由書の作成と面接の練習に時間を集中させる進め方が向いています。

短い期間でも、やるべきことを絞り込めば着実に準備を進められるでしょう。

英検などの資格は出願前までに取得しておく

総合型選抜では、英検やTEAPといった英語の外部検定のスコアを出願要件や評価に使う大学があります。

こうした大学を志望する場合、9月の出願時点で使えるスコアを用意しておく必要があります。

気をつけたいのは、検定は申し込みから結果がわかるまでに1か月から2か月ほどかかる点です。

出願の直前にあわてて受検しても、結果が間に合わないおそれがあります。

英検であれば、志望校が求める級やスコアを早めに確認し、計画的に受検しておくことが大切です。

目安としては、高校2年生から高校3年生の春までに受検を済ませておくと安心できます。

余裕を持って取得しておけば、出願前の大切な時期を志望理由書や面接の準備にあてられます。

まとめ

総合型選抜の出願は9月1日以降と全国で共通し、私立は年内、共通テストを使う国公立は年明けに合格発表を迎えます。

対策は高校2年生の夏から始めると、活動実績づくりにじっくり取り組めます。

高校3年生の春からでも、経験を整理して準備に集中すれば十分に間に合うでしょう。

英検などの資格は、出願前までに余裕を持って取得しておきましょう。

自分の状況に合わせて計画を立て、できることから準備を進めてみてください。

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