総合型選抜(旧AO入試)のエントリーシートの書き方を徹底解説
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総合型選抜のエントリーシートは、自分の基本情報をまとめた出願書類です。
内容の完成度によって評価が大きく変わるため、戦略的に準備する必要があります。
しかし、「エントリーシートに何を書けばよいのか分からない」と悩む受験生は少なくありません。
本コラムでは、エントリーシートの基本から書くべき内容、具体的な作成手順までを整理して解説します。
エントリーシートの書き方に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
総合型選抜(旧AO入試)のエントリーシートとは?

総合型選抜(旧AO入試)のエントリーシートとは、自分のプロフィールや学歴をまとめた出願書類です。
大学側は、エントリーシートの内容をもとに「求める学生像に合致しているか」「面接で直接話を聞きたいか」を判断します。
エントリーシートには、氏名や学歴などの基本情報に加え、志望理由や自己PR、活動実績など幅広い内容の記入が求められます。
ただし、フォーマットや記載内容は大学によって異なるため、事前に志望校の募集要項や記入例を確認しておきましょう。
一般入試では主に学力試験の点数が評価されますが、総合型選抜では、人柄や学習意欲、アドミッションポリシーとの一致度などが総合的に評価されます。
学力だけでは測れない個性や目的意識が重視される中、エントリーシートは「自分らしさ」を伝える手段として重要な役割を担っています。
総合型選抜のエントリーシートに書く内容
総合型選抜のエントリーシートに書くべき内容は、以下の通りです。
志望理由
志望理由は「なぜこの大学・学部を選んだのか」を伝える項目です。
大学側に最も重視される項目であるため、明確かつ具体的な志望理由を決めましょう。
説得力のある志望理由を書くためには、まず、志望のきっかけとなった経験や出来事を示すことが重要です。
過去の経験が将来の目標とどうつながっているかを明示し、その目標を実現するために必要な環境として、志望校の特徴につなげましょう。
大学のどの授業や研究に惹かれたか、どんな環境で学びたいかを具体的に記載すると、志望理由の説得力が増します。
公式サイトでシラバスやゼミの内容を調べ、具体的な授業名や教授名を盛り込むと良いでしょう。
活動報告
活動報告は、部活動やボランティア、資格取得など、自分が力を入れてきた経験を記載します。
重要なポイントは、活動を通して学んだ内容や、自分の成長を伝えることです。
どのような課題に向き合い、どのように考えて行動したのかを具体的に示しましょう。
「部活で活躍した」と書くより、「陸上部で3年間練習を続け、地区大会で200m走3位に入賞した」と書く方が、読み手に明確なイメージを与えられます。
数値化できる実績は積極的に盛り込みましょう。
自己PR
自己PRは、自分の強みや個性をアピールする項目です。
志望理由や活動報告と重複しないよう、別の視点から自分を表現する必要があります。
同じエピソードを繰り返すと、採点官に「書く材料が少ない受験者」という印象を与えかねません。
自分らしさが伝わるエピソードを選び、将来へのつながりを意識した構成を心がけましょう。
効果的な自己PRを書くコツは、強みを「見せる」のではなく「証明する」ことです。
自分の強みを述べるだけでなく、強みが発揮された具体的なエピソードを示すことが重要です。
自分が入学後に活躍するイメージを持ってもらえるようなエピソードを選びましょう。
総合型選抜のエントリーシートの書き方【3ステップ】
総合型選抜のエントリーシートは、以下の3ステップに沿って書きましょう。
総合型選抜のエントリーシートの書き方【3ステップ】
①過去・現在・未来の軸で経験を整理する
総合型選抜のエントリーシートを書く際は、まず自分の経験を時間軸に沿って整理しましょう。
過去の経験・現在の自分・未来の目標を時系列で書き出すことで、書くべき内容が明確になります。
整理の際は、以下の3つの問いに答える形で進めると効果的です。
- 過去:なぜその経験をしたのか
- 現在:そこから何を得て今の自分にどう影響しているか
- 未来:将来どんな人物になり、社会にどう貢献したいか
これらの問いに丁寧に答えていけば、志望理由・活動報告・自己PRのすべてで使える素材が揃います。
基本的な流れができていれば、あとは説得力を高めるための材料を集めるだけです。
過去と未来をつなぐ「現在の自分」を明確にすることで、一貫性のあるエントリーシートを作れるでしょう。
②採点側の視点を意識しながら内容を組み立てる
時間軸に沿って経験を整理できたら、次は「採点側の視点」を意識しながら内容を組み立てます。
採点官が最も知りたいことは、「この受験者は自校のアドミッションポリシーに合致しているか」です。
まずは、志望大学の公式サイトに掲載されているアドミッションポリシーを必ず確認しましょう。
アドミッションポリシーには「大学が求める学生像」が明記されています。
①で洗い出した自分のエピソードの中から、アドミッションポリシーに最も合致するものを優先的に盛り込みましょう。
大学側に「この学生は自校に合う」と印象づけられるよう、全体に一貫したテーマを持たせることが重要です。
③添削を受ける
文章が仕上がったら、第三者による添削を受けましょう。
学校の先生や塾の講師など、受験に詳しい人に読んでもらうことがおすすめです。
自分で書いた文章は、論理の飛躍や曖昧な表現に気づきにくい傾向があります。
第三者からの指摘を受けることで、エントリーシートの完成度が上がります。
自分の意図が読み手に伝わっているか、話の流れに矛盾がないか、言葉遣いに誤りがないかなどを確認してもらいましょう。
添削後は、修正した最終版のコピーを必ず手元に保管しておきましょう。
面接試験では、エントリーシートに書いた内容をもとに質問されるケースがほとんどです。
エントリーシートを提出して終わりではなく、面接対策の教材としても最大限に活用してください。
まとめ
総合型選抜のエントリーシートは、自分の強みや志望理由を伝える重要な選考資料です。
志望理由・活動報告・自己PRの3項目を適切に書き分け、それぞれに具体性を持たせることが求められます。
また、過去・現在・未来の流れで経験を整理し、大学のアドミッションポリシーに沿って内容を構成することも重要です。
エントリーシートは、自分の個性と意欲を大学に伝える最初のステージです。
内容の具体性と一貫性を意識し、説得力のある内容に仕上げてください。
完成したエントリーシートは面接の資料としても活用し、万全の準備で本番に臨みましょう。