総合型選抜(旧AO入試)の活動報告書の書き方や例文を徹底解説
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総合型選抜(旧AO入試)の活動報告書の書き方で悩む受験生は少なくありません。
「目立った活動実績がない」「何を書けばいいかわからない」と悩んでいる人も多いでしょう。
活動報告書は、総合型選抜(旧AO入試)の結果を左右する重要な書類であり、ポイントを押さえた対策が必要です。
本コラムでは、総合型選抜における活動報告書の書き方について詳しく解説します。
実際の例文も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
目次
総合型選抜(旧AO入試)の活動報告書とは?

総合型選抜(旧AO入試)における活動報告書は、高校生活での経験や成長を伝えるための書類です。
総合型選抜では、受験生の人物像と大学側が求める学生像の一致が重視されます。
活動報告書は、自分の魅力や将来性を大学に伝える重要な書類といえるでしょう。
調査書や成績証明書は、成績や実績を客観的に示すための書類です。
一方で、活動報告書は、経験を通じて培った考え方や、自分の人間性を伝えることを目的としています。
活動報告書が評価されるポイントは、実績の大きさではありません。
活動に対する主体性や、課題にどう向き合い工夫したかが重視されます。
そのため、大会優勝や資格取得といった派手な成果は必須ではないでしょう。
部活動や委員会、ボランティアなどの日常的な取り組みも十分なアピール材料になります。
重要な点は、「なぜ取り組んだのか」「どのように工夫したのか」「何を学んだのか」を具体的に掘り下げることです。
活動の背景と成長のプロセスを丁寧に言語化することで、説得力のある活動報告書に仕上がるでしょう。
総合型選抜の活動報告書の書き方
総合型選抜の活動報告書の書き方は、以下のとおりです。
総合型選抜の活動報告書の書き方
①高校3年間の活動を書き出す
活動報告書を書く際は、まず高校3年間のすべての活動を書き出しましょう。
「書くことがない」と自己判断せず、部活動や委員会、ボランティア、資格取得など、大小問わずすべての活動を洗い出すことが重要です。
自分では「大したことがない」と感じる活動や日常の習慣も、立派な実績になり得ます。
ささいな出来事の中にも、あなた独自の視点が隠れている場合があるからです。
また、何かに失敗した経験も、その後の成長を語るうえで貴重な材料となりえます。
まずは自身の行動をジャッジせず、すべての経験を出し切りましょう。
箇条書きでリスト化しておけば、あとで整理しやすくなります。
当時の感情や、周囲の反応もあわせてメモしておくと効果的です。
最初に活動を丁寧に書き出しておくことで、自身の強みを明確化しやすくなるでしょう。
②志望校のアドミッションポリシーと照らして1つに絞る
続いて、自分の活動や実績の中から、志望校のアドミッションポリシーと最もマッチするものをひとつ選びましょう。
総合型選抜では、大学の方針と学生の人物像が一致しているかどうかが審査されます。
大学の教育理念に関連する活動を選ぶことが、活動報告書の完成度を高めるために欠かせません。
ただし、アピールしたい経験が多くても、複数のエピソードを詰め込むことは避けましょう。
内容を盛り込みすぎると、一番伝えたい強みがぼやけてしまいます。
ひとつの活動を深く掘り下げる方が、自分の個性が伝わりやすく、評価されやすいでしょう。
書き方で迷った場合は、アドミッションポリシーの言葉を借りて活動を定義し直す方法が効果的です。
「主体性」が重視される大学なら、自ら動いた経験をアピールしましょう。
自分の強みと大学のニーズが重なるポイントを見極めることが重要です。
③「きっかけ・行動・工夫・学び」の観点で掘り下げる
活動報告書で取り上げる活動をひとつに絞ったら、その活動を以下の4つの観点から深掘りしましょう。
- きっかけ:なぜその活動を始めたのか
- 行動:具体的に何をしたのか
- 工夫:どんな工夫や苦労があったのか
- 学び:そこから何を学んだのか
総合型選抜では、目立った実績や結果よりも「課題との向き合い方」が重視される傾向があります。
ある活動に対して、自分の動機や成長につながった要素を言語化することが重要です。
単なる感想ではなく、活動を通して自分が何を学び、入学後にどう活かせるかまでを深堀りしましょう。
「きっかけ・行動・工夫・学び」の観点を意識して掘り下げることで、自分の思考のプロセスや人間性を効果的にアピールできます。
困難に直面した際、自分なりにどう考えて対処したかを書き出せば、うまくいかなかった経験もアピールポイントとして活かせるでしょう。
④字数・形式に合わせて文章に落とし込む
書くべき内容がまとまったら、志望校の指定形式や字数に合わせて文章を整理しましょう。
活動報告書のフォーマットは、原稿用紙型や自由記述型、項目記入型など、大学によってさまざまです。
文字数も指定されているため、記載する内容の優先順位を判断してください。
字数が少ない場合は、学びや今後の目標を中心に、簡潔にまとめると良いでしょう。
反対に、字数が多い場合は、困難に直面した場合の工夫や、解決までのプロセスを詳細に記述しましょう。
結論を冒頭に持ってくることで、主張が伝わりやすくなります。
視覚的な読みやすさも意識し、適切な改行や段落分けを行いましょう。
⑤第三者の添削を受ける
下書きが完成したら、必ず第三者に読んでもらって添削を受けましょう。
自分では伝わると思っていても、読み手に意図が伝わりにくい場合があります。
「自分の活動をまったく知らない人が読んでも、内容を理解できるか」を確認しましょう。
誤字脱字のチェックはもちろん、論理的な矛盾がないかも見てください。
客観的な視点からのフィードバックを受け、何度も推敲を繰り返すことで、文章の精度が向上します。
総合型選抜の活動報告書の例文
ここでは、総合型選抜の活動報告書の例文を紹介します。
自身の作成に参考にしてください。
私は現在、飲食店でアルバイトをしており、そこで自分が接客し、お客様の満足した笑顔を見て、仕事のやりがいを感じたからです。
また、そこの店では、様々なサービスをして一定の常連客を得ています。そこから将来、接客がどう店に貢献することができるのかを考えながら、自分なりの経営の工夫がつまった店を作っていきたいです。
まとめ
総合型選抜(旧AO入試)の活動報告書は、自分の考え方や成長の過程を伝えるための重要な書類です。
実績の多さよりも、活動を通して何を学び、どのように変化したかが評価されるでしょう。
まずは高校3年間の歩みを丁寧に振り返り、自分ならではの経験を整理することが重要です。
そのうえで、大学が求める人物像を理解し、合致するエピソードを選びましょう。
本コラムを参考に、自分らしい魅力が伝わる活動報告書を完成させましょう。